3分でわかるグリーホールディングス

「グリー」のSNSで遊んだことがある人も、今のグリーは全然違う会社に変わっている。
メタバース・VTuber・DX・投資——変革し続けるインターネット企業の今。

約255億円 売上高(FY2025.6)
約1,550人 グループ従業員数
5事業 ゲーム・メタバース・IP・DX・投資

東証プライム上場(証券コード: 3632)| 2004年創業 | 田中良和会長

グリーの5つの事業ポートフォリオ

今のグリーは1つの事業会社ではなく、5つの事業セグメントを持つホールディングス。それぞれの事業の位置づけを把握することが、グリーを理解する第一歩。

🎮
ゲーム事業
スマホゲーム開発・運営。縮小傾向だが依然として主要セグメント
最大セグメント
成長中!
🌐
メタバース事業
REALITY・VTuber。2025年黒字化達成の成長事業
売上83億円(黒字化)
🎬
IP事業
ゲーム・アニメのIP活用・ライセンス
成長中
💼
DX事業
企業向けDX支援・EC・デジタルマーケティング
拡大中
💰
投資事業
グリーベンチャーズ。スタートアップ投資
ポートフォリオ投資

メタバース(REALITY)が成長エンジンとして注目。ゲームが安定収益の柱を維持しつつ、DX・IP・投資が次の成長を支える構造。

3つのキーワードで理解する

1

「かつてのSNS企業」から「メタバース・VTuber企業」への大転換

2008〜2012年頃、グリーのSNS・モバゲーは日本のスマホゲーム黎明期を牽引した。しかしその後スマホゲーム市場が成熟し、グリーの旧来事業は縮小。そこで会社を大きく変えたのが「REALITY(バーチャルライブ)とVTuber事業への転換」。2025年6月期にメタバース事業は売上83億円・黒字化を達成し、「第二の創業」とも呼べる変革の結果が出始めた。

2

「REALITY」というメタバースプラットフォームが次の柱

グリーの成長をけん引する「REALITY」は、スマートフォンでアバターになってライブ配信・視聴できるメタバースプラットフォーム。VTuberが自分のキャラクターで配信し、ファンがギフトを送ることで収益が生まれる。日本発のメタバースとして世界展開もしており、若い世代のエンタメの場として成長中。REALITY Studios(VTuber事務所)と連動した独自のエコシステムを持つ。

3

小さくなったが変革を続ける「リスタート企業」

グリーは売上が最盛期(2013年頃:約600億円超)から大幅に縮小し、2025年6月期は約255億円。「縮小した企業」ではあるが「変革し続けている企業」でもある。5事業ポートフォリオで次の成長の芽を育てながら、メタバース・DX・投資事業での攻めを続けている。「大手の安定」より「変革期の企業で新しいことに挑戦したい」人には刺激的な環境。

ひよぺん対話

ひよこ

「グリー」って聞いたことあるけど、今何をしてる会社なの?SNSのイメージがある...

ペンギン

「グリー」というSNS・ソーシャルゲームのイメージは2008〜2012年頃のもので、今は全然違う会社に変わっている。現在のグリーの看板事業は「REALITY(バーチャルライブプラットフォーム)」と「VTuber事業(REALITY Studios)」——アバターを使ってライブ配信したり、VTuberをプロデュースしたりする会社。他にもゲーム・DX・投資事業がある。簡単に言うと「かつての人気SNS企業が、メタバース・VTuber企業に生まれ変わった」というのが今のグリーの実態。就活生に「グリーに興味がある」と言うと「え、今もあるの?」と思われることがあるくらい、会社の変貌ぶりは劇的だよ。

ひよこ

メタバース事業って最近流行が落ち着いてきた感じがするけど、グリーのREALITYはちゃんとしてるの?

ペンギン

メタバース全般の「夢から現実へ」という冷却期があったのは事実だけど、REALITYはその中でも「バーチャルライブ」という具体的な用途に特化していて、「概念としてのメタバース」より現実的な使われ方をしているサービス。2025年6月期にメタバース事業全体(REALITY+REALITY Studios)で売上83億円・営業利益7億円の黒字化を達成した。VTuber市場は引き続き成長していて、にじさんじ(ANYCOLOR)・ホロライブ(Cover)との競争はあるけど、グリーは「REALITY」というプラットフォームとVTuber事務所を両方持つ独自の立ち位置にいる。「メタバースは流行が終わった」という粗い見方より、「バーチャルエンタメとしての成長市場は続いている」という理解が正確だよ。

ひよこ

グリーって昔から縮小してるイメージがある。就職先として安定してるの?

ペンギン

売上が最盛期(2013年頃)の600億円超から現在の255億円と確かに縮小している——これは正直なデータ。ただし「倒産リスクが高い」かというと別の話。東証プライム上場で財務情報を開示しており、利益も継続して出している(2025年6月期純利益12.3億円)。縮小した主因は旧来のソーシャルゲーム事業の自然縮小で、現在進行中のメタバース・DX事業は成長している。「安定した大企業のような安心感」はないけど、「変革を続けることで生き残ってきた企業」という見方もできる。入社動機が「大企業の安定」なら向かないけど、「変革期のIT企業で新しい事業を作りたい」という人には刺激的な環境。

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