数字で見るグリーホールディングス
「売上が下がっているのに平均年収は高い?」「メタバース事業の黒字化ってどのくらい重要?」——ESや面接で使える数字と、数字の正しい読み方をまとめた。
知っておきたい数字
給与・待遇(公開情報ベース)
有価証券報告書・採用サイト等の公開情報に基づく目安。職種・成果によって個人差が大きい。
| 平均年収 | 865万円(有価証券報告書ベース)※少数精鋭構造のため平均が高くなりやすい |
| 新卒初任給(推計) | 月額35万円前後(年収約420万円) |
| 年収イメージ | 1年目: 420〜480万 / 3年目: 580〜700万 / 5年目: 700〜900万 / 10年目: 900〜1,300万 |
| 福利厚生 | フレックスタイム、在宅勤務可、産休・育休取得実績、書籍購入補助、研修費支援など |
| 残業時間 | 月20〜35時間程度(口コミ参考) |
※ 平均年収865万円は全社員平均(管理職含む、少数精鋭組織のため高め)。実際の若手年収は初任給から段階的に上がる。最新情報は採用サイトで確認。
採用データ(公開情報ベース)
| 新卒採用人数 | 数十人程度(年度により変動・少数精鋭採用) |
| 採用職種 | エンジニア、プランナー/プロデューサー、デザイナー、ビジネス(マーケ・営業)、コーポレート |
| 選考フロー | ES → 面接(複数回) → 最終面接 → 内定(技術職はスキルテストあり) |
| インターン | 夏・冬に実施。早期選考につながるケースあり |
| 就職難易度 | 採用人数が少ないため倍率は高め。メタバース・IT業界への知識と熱意が重視される |
| 中途採用 | 積極的に実施(特にメタバース事業のエンジニア・プロデューサー) |
※ 採用データは年度によって変動。最新情報は公式採用サイト(hd.gree.net/jp/ja/recruit/)で確認。
業績推移(直近3期)
| 指標 | FY2023.6 | FY2024.6 | FY2025.6 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約285億円 | 約285億円 | 約255億円 |
| メタバース事業売上 | 約60億円 | 約70億円 | 約83億円(黒字化) |
| 純利益 | 約10億円 | 約10億円 | 約12.3億円 |
※ 数字は公開情報・推計ベース。正確な数字は有価証券報告書または決算発表を確認。
事業セグメント別売上構成
縮小傾向だが依然として主力セグメント。スマートフォンゲームの運営・新規開発。安定収益の柱。
2025年6月期に黒字化達成(売上83億円、営業利益7億円)。成長中の注目セグメント。
企業向けDX支援・EC・デジタルマーケティング。成長中。安定したBtoB収益。
IPライセンスとグリーベンチャーズによるスタートアップ投資。将来の種まき事業。
ひよぺん対話
平均年収865万円って、グリーより有名な会社よりも高い気がするんだけど?
日経の有価証券報告書ベースの数字は確かに865万円(2025年時点)になっている。この高さの背景には従業員数が約1,550人と少なく、シニア層や役員クラスの比率が高いことがある。大量新卒採用をしている大企業の「全社員の単純平均」と比べると、構造が違う。新卒1年目の実際の初任給は年収420万円程度(月35万円)で始まり、年次・成果に応じて上がっていく。モデルで言うと1年目420〜480万、3年目580〜700万、5年目700〜900万くらい。「865万円の会社」というより「年次が上がるほど年収が高くなる構造の会社」と理解した方が現実的だよ。
売上が年々下がってるのに、この会社は大丈夫なの?
売上の変遷を整理すると——2013年頃のピーク時は600億円超だったが、ソーシャルゲームの衰退と事業転換で縮小し、2025年6月期は約255億円。ただし重要なのは「縮小の向きが変わってきた可能性がある」こと。メタバース事業(REALITY・VTuber)が黒字化して成長を続けており、DX事業も拡大中。売上の減少幅は縮まっていて、次の反転の芽が出ている。また利益は継続して確保できており、財務が深刻に悪化しているわけではない。「ゆっくり小さくなる会社」ではなく「縮小から脱出しようとしている変革中の会社」という見方が正確。入社タイミングとしては「変革が証明されつつある今」は面白い時期とも言える。ただし「完全に安定した大企業」ではないことは正直に伝えておくよ。
採用数は少ないの?グリーって新卒採用をそんなにしてるイメージがない...
グリーの新卒採用は少人数の精鋭採用——毎年数十人程度と言われている。大量採用をしていないのは、会社規模(1,550人)に対してそもそも採用枠が少ないから。ただし中途採用は積極的に行っており、特にメタバース事業の成長に合わせてエンジニア・プロデューサーの中途採用ニーズが高まっている。新卒選考では「グリーが今何をしているか深く理解している」「変革期の会社に飛び込む意欲がある」「IT・エンタメへの高い関心がある」という点が重視される。選考フローはES→面接(複数回)→最終面接が基本で、特定の技術職はスキルテストも。インターンシップへの参加が早期選考への近道として機能していることが多いので、グリーに興味があるなら早めにインターンに応募するのがお勧めだよ。