電通総研の仕事内容

メガバンクの市場システム、自動車の設計ソフト、広告効果の分析基盤——「金融×製造×マーケティング」3刀流のリアル。

🏦 金融ソリューション メガバンクの市場系
リスク管理
🏭 製造ソリューション PLM/CAE
ダッソー製品
📊 マーケティングDX 電通連携
CDP構築
👥 HRテクノロジー 人事システム
POSITIVE

プロジェクト事例で見る仕事のリアル

金融 開発期間1〜3年 / チーム20〜100名

メガバンクの市場リスク管理システム刷新

3大メガバンクの1つでデリバティブ取引のリスク計算エンジンを刷新。バーゼル規制(FRTB)に対応した新しいリスク計算モデルを実装し、数千万件の取引を毎日リアルタイムで評価。金融工学の知識×ITスキルが両方必要な高度なプロジェクト。

👤 若手の関わり方 入社2〜3年目がリスク計算ロジックの実装・テストを担当。金融工学の基礎(ブラック・ショールズ等)は入社後の研修で学べる
製造 導入期間6ヶ月〜2年 / チーム10〜30名

自動車メーカーへのPLM導入

大手自動車メーカーの製品開発プロセスをダッソー・システムズの3DEXPERIENCEに移行。設計データの一元管理、CAEシミュレーション環境の構築、グローバル拠点間でのデータ共有基盤を実現。

👤 若手の関わり方 若手エンジニアはPLMシステムのカスタマイズ・テストを担当。ダッソー社の研修に参加し、3DEXPERIENCE認定資格を取得するケースも
マーケティング 構築期間3〜12ヶ月 / チーム5〜20名

大手消費財メーカーのCDP構築

電通グループの広告配信データ×自社ECの購買データ×店頭POSデータをCDP(顧客データプラットフォーム)に統合。「この広告を見た人が実際に店舗で買ったか」をデータで可視化し、マーケティングROIを最大化。

👤 若手の関わり方 入社1〜3年目はデータ連携基盤の設計・ETL開発を担当。SQLとPythonを使ったデータ処理がメイン
コンサル 期間3〜6ヶ月

DX戦略コンサルティング

電通総研の新たな注力領域。企業のDX戦略策定→要件定義→システム構築まで一気通貫で担当。「コンサルだけ」で終わらず自社でシステムまで作り切るのが、アクセンチュアやBIG4と異なるポイント。

👤 若手の関わり方 入社3〜5年目でコンサルタントとしてクライアントの経営層にプレゼンする機会も。SI経験があるからこそ「実現可能な提案」ができる

事業領域マップ

🏦

金融ソリューション

メガバンク・証券・保険

市場系システム: デリバティブ取引の約定・リスク管理・時価評価。金融工学×ITの最高峰
リスク管理: バーゼル規制対応のリスク計算エンジン、ストレステスト基盤
規制対応: 金融庁・日銀向けの報告システム。FRTB、TLAC等の新規制にいち早く対応
決済システム: 銀行間決済、外国為替決済のインフラ構築

売上構成
約35%(最大の柱) 強み
🏭

製造ソリューション

自動車・重工業・電機

PLM(製品ライフサイクル管理): ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE導入。設計→試作→量産のデータを一元管理
CAE(コンピュータ支援エンジニアリング): 構造解析、流体解析、熱解析のシミュレーション環境構築
SCM(サプライチェーン管理): 調達・生産計画の最適化システム
IoT/スマートファクトリー: 工場設備のデータ収集・分析基盤

売上構成
約25%
📊

マーケティングDX

消費財・小売・メディア

CDP構築: 広告データ・購買データ・会員データを統合する顧客データプラットフォーム
マーケティングオートメーション: 顧客セグメント別の自動配信、パーソナライゼーション
広告効果測定: 電通グループの広告配信と購買行動の因果分析
データ分析基盤: BigQuery/Snowflake等を活用したデータウェアハウス構築

売上構成
約20%(電通連携で成長中) 独自強み
👥

HRテクノロジー

大企業の人事部門

POSITIVE: 自社開発の統合HCMソリューション。人事・給与・勤怠・タレントマネジメントを一括管理
導入実績: 大企業を中心に多数の導入実績。オンプレ→クラウド移行案件も増加
人的資本経営: ISO 30414対応の人的資本データ可視化ダッシュボード
AI活用: 採用マッチング、離職予測、最適配置のAIモデル開発

売上構成
約10%

ひよぺん対話

ひよこ

電通総研って「SIer」なの?「コンサル」なの?

ペンギン

今は両方。歴史的にはSIerだったけど、2024年の改称を機に「コンサル×SI」のハイブリッドを目指してる。

SIer的な面: メガバンクの市場系システムを10年以上運用保守。手を動かして「作る」力
コンサル的な面: DX戦略の策定、業務改革の提言。電通総研改称で強化中

アクセンチュアやNRIは「コンサル→SI」の順で入るけど、電通総研は「SI力がベースにあるコンサル」。だから提案が地に足がついてる。「絵を描いて終わり」にならないのが強みだよ。

ひよこ

金融SIって具体的に何をするの?銀行のATM作るの?

ペンギン

ATMは作らない。電通総研の金融SIはもっと上流の仕事——

例えば銀行が外国為替やデリバティブ(金融派生商品)を取引するとき、「その取引のリスクがいくらか」をリアルタイムで計算するシステムを作る。1日に数千万件の取引が発生するから、高速な計算エンジンが必要。

これには金融工学の知識(確率微分方程式、モンテカルロシミュレーション等)とプログラミング力の両方が要る。「理系の数学力×金融の知識×ITスキル」が掛け合わさった、かなり希少価値の高い仕事。だから年収も高いんだ。

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