3分でわかるワークスHI

日本の大企業約1,200グループが使う人事・給与システム「COMPANY」を提供する独立系ERPベンダー。
地味に見えて、営業利益率30%近くという超高収益ニッチトップ企業。

502億円 売上高(2024年度)
約1,200 COMPANY導入グループ数
約1,900人 従業員数

非上場 | 本社:東京都港区 | 平均年収634万円 | 平均年齢30歳

人事ERPの市場ポジション

ワークスHIは「大企業向け」に特化することで、グローバルベンダーとの真正面勝負を避け、日本の大企業人事市場でシェアNo.1のポジションを確立している。

ここ!
🏢
ワークスHI
大企業向け人事・給与ERP「COMPANY」 国内大企業シェアNo.1
売上502億円
🌍
SAP(SuccessFactors)
ドイツ発のグローバルERP HCMモジュールで日本にも進出
グローバル大手
☁️
Oracle(HCM Cloud)
グローバルERPの雄 Oracle HCM Cloudを展開
グローバル大手
🤝
ワークスアプリケーションズ(WAP)
旧親会社。「HUE」ブランドで継続 中小〜中堅企業向けも展開
分社前の姉妹会社

ワークスHIの強みは「日本の大企業の人事・給与計算に圧倒的に深く特化」という国内ニッチトップの地位。SAPやOracleはグローバル仕様で日本の複雑な労務ルールへの対応が弱く、ワークスHIが差別化できる。

3つのキーワードで理解する

1

「大企業だけ」に集中したニッチトップ戦略

ワークスHIは従業員1,000人以上の大企業に特化した人事・給与システム「COMPANY」を提供するERPベンダー。中小企業向けのfreee・マネーフォワードとは全く違うマーケット。「大企業だけ」に絞ることで、日本の給与計算ルール(複雑な社会保険・税務)への深い対応、大組織の組織構造管理、タレントマネジメントなど、他社が真似しにくい圧倒的な専門性を蓄積してきた。国内大手法人約1,200グループへの導入実績は、後発が追いつけない参入障壁になっている。

2

SaaS移行で「安定収益」を積み上げる

従来は「パッケージソフトを売る」ビジネスだったが、クラウドSaaS「COMPANY on Cloud」への移行を進めている。SaaSは毎月・毎年サブスクリプション料が入ってくる「ストック型収益」。一度顧客が入れば毎年更新してもらえる(解約率が低い)ため、売上が安定する。2024年度売上502億円・営業利益149億円(利益率29.7%)という驚異的な利益率は、このSaaSビジネスモデルの強さを示している。

3

「人事データ×AI」で次の価値を作る

ワークスHIが大企業から集めた人事データは、日本の労働市場で最大級の規模を持つ。この「大企業の人事・給与・評価・勤怠データ」を活用したAI機能(離職予測、タレント推薦、組織診断等)を開発している。SAPやOracleはグローバル仕様だが、日本の法律・慣行に深く最適化したAI人事システムは、ワークスHIにしか作れないニッチな強み。

ひよぺん対話

ひよこ

ワークスHIって聞き慣れない... 何をしている会社なの?

ペンギン

一言で言うと「大企業の人事部・給与計算部のシステムを作っている会社」だよ。例えばトヨタや三菱商事みたいな大企業には、何万人もの社員の給与を計算したり、人事異動を管理したり、評価を記録したりする仕組みが必要。それを「紙やExcelでやる」わけにはいかないから、専用のシステムが必要になる——それが「COMPANY」という製品。日本の大手企業約1,200グループが使っていて、「大企業の人事システムといえばCOMPANY」という圧倒的なシェアを持つ会社なんだ。BtoBで地味に見えるかもしれないけど、売上502億円・営業利益率30%近くという超高収益ビジネスを展開している、IT業界でも珍しい会社だよ。

ひよこ

SAPとかOracleと比べてワークスHIの強みって何?外資に押されない?

ペンギン

これがワークスHIの核心をついた質問だよ。SAPやOracleはグローバル仕様だから、日本独自の仕組みへの対応が弱い。例えば——日本の「月末締め翌月25日払い」「社会保険料の細かい計算」「年末調整」「育児休業中の社会保険免除申請」などのルールは、法改正のたびに細かく変わる。グローバルベンダーはこれに追従するのが遅い。ワークスHIは日本の大企業の人事・給与計算にどこよりも深く特化しているから、「SAP入れたら日本の給与計算が合わない」「Oracleは乗り換えコストが高すぎる」と感じた大企業がCOMPANYを選ぶ。また「1,200グループが使っている」実績が安心感を生んで、新規顧客獲得が続く好循環。

ひよこ

就活的に、ワークスHIってどういう人が向いてるの?

ペンギン

大きく3タイプが向いてるよ。①コンサルタント志向: 大企業の人事部長・CHROと対話しながら「この会社の人事制度をどう設計するか」を提案できる人。客は日本を代表する大企業ばかりなので、若手でも最前線で経営層と話すチャンスがある。②BtoBシステム開発志向: 法改正対応・大規模データ処理・SaaS化など、技術的に難しい課題を解くのが好きなエンジニア。派手な自社サービスより「縁の下を支える高品質システム」を作りたい人。③安定×高収益を好む人: 利益率30%近くの高収益会社は、社員への還元(年収・福利厚生)も安定する傾向がある。スタートアップのギャンブル感より、着実に報酬を積み上げたい人にも向いている。逆に「BtoC・自社サービス・スピード感あるベンチャー」が好きな人は合わないかもしれない。

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