3分でわかるSAPジャパン
ERP世界シェアNo.1——
Fortune 500の87%が使う「企業の背骨」を作る会社
ドイツ発、世界最大級のエンタープライズソフトウェア企業
3つのキーワードで理解する
世界の大企業が使う「基幹システム」の王者
ERP(Enterprise Resource Planning)とは、企業の会計・調達・製造・販売・人事をまとめて管理するシステム。SAPはこのERPの世界シェアNo.1で、Fortune 500企業の87%がSAP製品を使っている。トヨタ、ソニー、三菱商事、花王——名だたる日本企業もSAPユーザー。企業の「背骨」を作る仕事。
今、クラウド移行の特需が来ている
旧ERP(ECC)のサポートが2027年に終了し、世界中の企業がクラウド版「S/4HANA」への移行を急いでいる。SAPのクラウド売上は前年比25%増の€171億(約2.7兆円)。日本市場はグローバルの2倍のペースで成長中。つまり今が一番忙しくて、一番成長しているタイミング。
外資IT × 高年収 × 少数精鋭
平均年収1,117万円は外資IT企業の中でもトップクラス。新卒採用は年間30〜40名の少数精鋭で、ジョブ型雇用。英語力も求められる。「日系SIerではなく、グローバルに通用するITキャリアを積みたい」就活生にとって最有力候補の一つ。
身近な接点(見えないけど、そこにいる)
トヨタやパナソニックの工場がSAPで部品調達・生産計画を管理
大企業の決算処理・予算管理はSAPが動かしている
セブン-イレブンやイオンの在庫管理・物流にもSAP
SuccessFactorsで給与計算・採用・評価をクラウドで一元管理
ひよぺん対話
SAPって聞いたことないんだけど、何の会社なの?
知らなくて当然。SAPは企業の「裏側のシステム」を作る会社だから、消費者の目には触れない。でも実は世界最大級のソフトウェア企業で、売上は約5.5兆円(€342億)。MicrosoftやOracleに並ぶ規模だよ。
何をやってるかというと、企業の会計・在庫・生産・人事など基幹業務を一元管理するERP(統合基幹業務パッケージ)を作ってる。Fortune 500の87%がSAP製品を使ってて、日本でも大手企業の大半がユーザー。企業の「背骨」を作る仕事だから、裏方だけど影響力は絶大。
日系SIer(NTTデータとか)と何が違うの?
大きく3つ違う。①製品を「持っている」側——NTTデータはSAP製品を「使って」顧客に導入する側。SAPジャパンは製品を作り・売る側。メーカーと工務店の違いに近い。②グローバル——77ヵ国にオフィスがあり、社内の共通言語は英語。グローバルプロジェクトに若手から参加できる。③年収が高い——平均年収1,117万円はNTTデータ(867万円)やNRI(1,322万円)と比較しても競争力がある。
ただしSAPジャパンは「導入コンサルティング」も行うので、仕事内容は日系SIerのSAPコンサルと重なる部分もあるよ。
新卒で入れるの?英語できないとダメ?
採用人数は年間30〜40名の少数精鋭。倍率は6〜10倍で、GAFAM(50倍超)に比べればまだ入りやすい。職種はITコンサルタント、ソフトウェアエンジニアなど。
英語は必須ではないがないと厳しい。選考に英語面接が含まれるし、入社後もグローバルチームとの会議は英語。TOEIC 730〜800くらいあると安心。初任給は年収400〜500万円で外資ITにしては控えめだけど、3〜5年で700〜900万円に上がるペースが速い。