SAPジャパンの仕事内容を知る
ERP世界No.1の日本法人で何をするのか。導入コンサルティング・クラウド・セールスの3領域をプロジェクト事例ベースで紹介します。
プロジェクト事例で知る仕事のリアル
大手メーカーのS/4HANA移行プロジェクト
旧SAP ECC(オンプレミス)からS/4HANA Cloudへの大規模移行。財務・調達・生産・販売の全モジュールを刷新し、グローバル拠点との統合も実施。
プロジェクト期間1〜3年、チーム50〜100名規模。SAPジャパンがリードし、NTTデータやアクセンチュア等のパートナーと協業。
RISE with SAPによるクラウド変革
RISE with SAPはSAPが提供するクラウド移行パッケージ。インフラ(AWS/Azure/GCP)+ERP(S/4HANA)+BTP(開発基盤)をワンストップで提供。日本企業の「クラウドファースト」戦略を技術面で支援。
SAP Business AI / Jouleの導入支援
SAP製品全体に組み込まれたAIアシスタント「Joule」の導入支援。請求書の自動処理、需要予測、採用候補者のスクリーニング等、業務プロセスにAIを埋め込むプロジェクト。
事業領域マップ
導入コンサルティング
大手企業(製造・金融・流通等)SAPジャパンの主力業務。S/4HANA、SuccessFactors、Ariba等の導入・移行を顧客企業と共に推進。日本の大手企業(トヨタ、ソニー、三菱商事等)がクライアント。
パートナー企業(NTTデータ、アクセンチュア、富士通等)と協業し、SAPジャパンは製品知識と技術力で差別化。
クラウド&プラットフォーム
既存SAPユーザー企業RISE with SAP / BTP(Business Technology Platform)を中心としたクラウド基盤の提供。オンプレミスからクラウドへの移行支援が今最も忙しい領域。
2027年の旧ERPサポート終了に向けて移行需要が急拡大中。
セールス&プリセールス
日本市場の大手〜中堅企業大手企業のCIO/IT部門へのアカウント営業。ソリューションの提案・見積もり・契約交渉を担当。プリセールス(技術営業)はデモンストレーションや技術提案書の作成を担う。
SAPジャパンの売上成長(前年比20%増)を直接牽引するポジション。
ひよぺん対話
新卒でSAPジャパンに入ったら何をするの?
大きく2パターン。①ITコンサルタント——SAP製品の導入プロジェクトに入って、顧客企業の業務プロセスを分析し、SAPの設定やカスタマイズを行う。「財務モジュール」「調達モジュール」のように担当領域が決まるのが一般的。②ソフトウェアエンジニア——SAP製品自体の開発やBTP上のアプリ開発を担当。ドイツ本社やインド開発拠点と連携するグローバルな仕事。
どちらも最初の1〜2年は研修+OJTで、先輩に付いてプロジェクトに参加しながら学ぶスタイル。
日系SIerでSAPコンサルやるのと何が違うの?
よく聞かれる質問。SAPジャパンは「メーカー側」だから、製品のロードマップ決定や新機能のベータテストに関与できる。パートナー企業(NTTデータ等)では手に入らない最先端の製品知識が得られるのが最大の違い。
もう一つはグローバルアクセス。ドイツ本社のエンジニアと直接議論したり、海外事例のナレッジを日本市場に持ち込んだりできる。日系SIerは「日本の顧客に寄り添う」のが強みだけど、SAPジャパンは「グローバルの製品力を日本に届ける」のが役割。