仕事内容を知る
アニメIPをスマホゲームに変える——エンジニア・プランナー・アーティストが協力してゲームを作る仕事の全体像。
具体的なプロジェクト事例
新タイトルの戦闘システム実装
版権IPが決まった後、そのIPの世界観に合った戦闘システムを設計・実装するフェーズ。UnityとC#を使い、スマホの操作性・パフォーマンス・見た目の面白さを両立させる。アーティストが作った3Dモデルをゲームエンジン上で動かすためのプログラミングが主な仕事。
イベント時の大量アクセス対応インフラ設計
人気IPのゲームリリース時やイベント時には、数十万人規模の同時接続が発生することがある。このトラフィックを捌くためのサーバーアーキテクチャ設計・負荷試験・クラウドインフラ(AWS/GCP)の最適化が主な仕事。ゲームが落ちたらユーザーが離れるため、高い可用性が求められる。
イベント「ガチャ」の排出率設計とKPI改善
スマホゲームの収益を左右する「ガチャ(ランダム報酬)」の設計は、プランナーの重要業務のひとつ。ユーザーの消費行動データを分析し、課金率・継続率を最大化するバランス調整を行う。過度な課金誘導はユーザー離れを招くため、体験設計とビジネス目標の両立が求められる。
職種別の詳細
クライアントエンジニア
プレイヤー(エンドユーザー)スマートフォン上で動くゲームのプログラミングを担当。ゲームエンジンUnityとC#が主な技術スタック。
- ゲームロジック・戦闘システムの実装
- UI/UXの実装(アニメーション・エフェクト)
- スマホ端末のパフォーマンス最適化
- デバッグ・品質保証テスト
サーバーエンジニア
クライアントエンジニア・ゲーム運営ゲームのバックエンドシステム・API・インフラを担当。Go・Python・PHPなどが使われる。
- ゲームAPIの設計・実装
- データベース設計・最適化(MySQL等)
- クラウドインフラ(AWS/GCP)構築・管理
- 大規模アクセスへの負荷対応設計
ゲームプランナー
開発チーム・ユーザーゲームの企画・仕様設計・KPI改善を担当。エンジニアとアーティストの橋渡し役でもある。
- ゲーム全体の企画・シナリオ設計
- バトルシステム・育成システムの仕様書作成
- 課金・ガチャ設計とビジネスKPI管理
- イベント企画・リリース後のデータ分析と改善
アーティスト(デザイナー)
プレイヤー・開発チームゲームのビジュアル全般を担当。キャラクター・背景・UIのアート制作を行う。
- 3Dキャラクターモデリング・リギング・アニメーション
- 背景・エフェクトのアート制作
- UI/UXデザイン(ゲーム画面レイアウト)
- IPキャラクターの再現と版権会社への確認対応
ひよぺん対話
ゲーム会社のエンジニアって、独特な技術スタックがある?
スマホゲーム会社ではUnity(C#)がクライアント開発の定番。KLabもUnity中心で、他にはGoやPythonをサーバーサイドで使っている。「Unityの経験がある」という点はゲーム会社への転職・新卒入社で非常に有利。一般的なWebエンジニアのReact・Node.jsとはスタックが違うので、ゲーム会社に行きたいならUnityを学んでポートフォリオ(自作ゲーム)を作っておくのが最強のアピールになる。
プランナー職って文系でもなれるの?数学とかは必要?
プランナーは文系でも十分チャレンジできる。ただしデータ分析(Excel・SQLの基礎)は必須になってきている。ガチャの確率設計・KPIの数値管理はExcelだけでできる部分も多い。重要なのは「なぜユーザーはこのゲームに課金するのか」を理解するマーケティング的思考と、チームを動かすコミュニケーション力。文系でも「ゲームが好きでビジネス思考がある」人がプランナーに向いている。