仕事内容を知る
富士ソフトの仕事は「組み込み×業務系SI×クラウド」の3軸。
特に組み込み開発(自動車・産業機器)は日本でも有数の技術集団。
こんなプロジェクトがある
組み込みから業務系まで、幅広い技術領域のプロジェクトが常に走っている。
次世代自動車のADAS(先進運転支援システム)開発
自動車メーカーや一次サプライヤー向けに、AUTOSAR規格に準拠した車載ECU(電子制御ユニット)のソフトウェア開発。ブレーキ制御・ステアリング制御・センサーフュージョンなどの機能を担当。誤作動が許されない「機能安全(ISO 26262)」への対応も必須で、高い信頼性エンジニアリングが求められる。
工場ロボット・産業機器の制御ソフトウェア開発
工場の生産ラインで動くロボットアーム・搬送機器・検査装置などの組み込みOS(VxWorks・QNX等)上で動くリアルタイム制御プログラムの開発。0.001秒単位の精密な制御が必要で、普通のアプリ開発とは全く異なる技術世界。製造業のスマートファクトリー化で需要拡大中。
流通・物流企業の基幹システム開発・保守
大手小売・物流企業の在庫管理・受発注・倉庫管理システムなどの業務系基幹システムの新規開発・保守・改修プロジェクト。Java・COBOLなどを使ったサーバーサイド開発が中心。業務知識(SCM・在庫管理等)を深く理解しながらシステムを作る仕事。
製造業のオンプレ→AWSクラウド移行プロジェクト
従来オンプレミス(社内サーバー)で動いていた製造業の業務システムをAWS・Azureに移行するプロジェクト。既存システムの分析・移行設計・インフラ構築・データ移行・切替まで一連を担当。クラウド移行は富士ソフトのDX事業の成長領域。
4つの事業領域
富士ソフトの売上(2024年12月期 3,174億円)の事業別構成イメージ。
組み込み・制御ソフトウェア事業
自動車メーカー・一次サプライヤー・産業機器・通信機器富士ソフトの最大の差別化領域。AUTOSAR対応の車載ソフト開発・モデルベース開発・機能安全対応など、他のSIerにはない深い専門技術を持つ。CASEの進展(車のEV化・自動運転化)で、1台の自動車に搭載するソフトウェア量が爆発的に増えており、組み込みエンジニアの需要は今後10年で急拡大すると見られる。富士ソフトはこの波の最前線にいる。
業務系システムインテグレーション事業
製造業・流通・公共・金融業務系SIは富士ソフトの安定した収益基盤。在庫管理・受発注・ERP導入支援・生産管理など、製造業を中心とした業務系システムの開発・保守・改修を担う。エンジニアの数が多い(年800名採用)ため、大型プロジェクトへの対応力がある。富士ソフトの地理的強みである神奈川・横浜エリアの製造業ネットワークが案件獲得の土台。
クラウド・DX事業
企業全般・製造業のDX化AWS・Azure・GCPを活用したクラウドマイグレーション・DX推進支援。製造業顧客のスマートファクトリー化・IoT活用支援も手がける。2024年12月期は前年比6%増の3,174億円で成長継続。KKR傘下でのクラウド・DX事業の強化が今後のテーマ。
インフラ・ネットワーク事業
企業全般サーバー設計・構築・ネットワーク設計・データセンター運用など。組み込み・業務系SIを補完するインフラ分野でもSEを配置し、ワンストップでIT全体を担える体制を整えている。
ひよぺん対話
文系でも富士ソフトに入れる?組み込みは難しそうで理系じゃないと無理な気がする...
文系でも入れるよ。富士ソフトは学歴・学部不問の大量採用を方針にしていて、文系・理系・専門学校・高専・大学院、幅広く採用している。組み込み開発は確かに技術的に難しい分野だけど、入社後の研修でゼロから教えてもらえる環境が整っている。文系で入って組み込みチームに配属されるケースもあるし、業務系SI(どちらかというと文系が多い)に配属されるケースもある。ただし「プログラミングを全くやったことがない」「ITに全く興味がない」という状態での入社は、配属後にギャップが大きいかもしれない。入社前に基本情報技術者試験を取るくらいの予習はしておくと良いよ。
富士ソフトって「採用人数が多すぎる」って就活サイトに書いてあった。それって大丈夫なの?
「大量採用=競争がない=成長できない」という心配があるのはわかる。でも実態はちょっと違うよ。富士ソフトが800人以上採用するのは、それだけの案件需要があるから。組み込み・業務系合わせて9,800人のエンジニアが働いていて、大量の顧客プロジェクトが常に走っている。大量採用の会社の良さは「未経験でも育てる土壌がある」こと——1人に過度な期待をかけず、チームで補い合いながら育つ文化がある。デメリットは「尖った天才が集まる会社ではない」こと。NRIやNTTデータのように「トップ大学だけ採用」という選抜型のカルチャーとは異なる。「普通レベルから地道に技術を身につけていきたい」タイプには向いているし、「最初から優秀な人たちと切磋琢磨したい」タイプには物足りなく感じるかもしれない。