DeNAの働く環境とキャリアパス
「永久ベンチャー」を掲げるDeNAの社風と、入社後のキャリアイメージを解説します。
キャリアステップ
メンバーとして基盤を固める
- JD(ジョブディスクリプション)ベースで配属先が決まる
- メンター制度で先輩が1on1で伴走
- エンジニアはタイトル開発やプラットフォーム改善の実装を担当
- ビジネス職は事業企画・マーケ・セールスの実務に入る
- 半期ごとの目標設定と評価で年俸が見直される
リードポジションへ
- 小規模チームのテックリード or プロジェクトリードに昇格するタイミング
- シェイクハンズ制度で社内転職も可能(上司の承認不要)
- エンジニアは設計判断や技術選定を任される
- ビジネス職は事業KPIを持つポジションへ
- この時期にDeNAに残るか転職するかの分岐点——メガベンチャーならではの「卒業」文化
マネージャー or スペシャリスト
- マネジメント(組織を率いる)とスペシャリスト(技術を極める)の2トラック
- マネージャーは数十名規模のチームを統括し、事業責任を負う
- スペシャリストはエンジニアリングフェロー級の技術リーダーへ
- 事業部長クラスも30代で就任する例がある——年功序列なし
執行役員 or 起業・独立
- 事業責任者・CTO・VPoE等の経営レベルのポジション
- DeNA出身の起業家も多く、「卒業して起業」もキャリアの一つ
- 南場智子会長を筆頭に、意思決定者に女性が多いのもDeNAの特徴
- 平均勤続年数は約6年——長く残る人と数年で卒業する人が二極化
研修・制度
新卒研修(約1ヶ月)
ビジネス基礎・技術基礎・DeNAのカルチャー理解。エンジニアはハンズオン形式の技術研修が充実。
メンター制度
配属後に先輩社員がメンターとして1on1でサポート。キャリア相談もOK。
シェイクハンズ制度
1年以上在籍で上司の承認なしに異動希望を出せる社内転職制度。受け入れ先部署と本人の合意だけで異動が成立。
クロスジョブ(社内兼業)
所属部署に在籍しながら他部署の仕事を20%まで兼務できる。興味ある事業を試せる。
副業解禁
一定の条件のもと副業が許可されている。起業準備や個人開発も可能。
フルフレックス+リモート
コアタイムなしのスーパーフレックス制度。リモートワーク可能で働く場所と時間の自由度が高い。
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- 「自分で考えて動く」タイプ——指示待ちだと成長できない環境
- 多様な事業に興味がある——ゲーム・スポーツ・配信・医療と領域が広い
- 技術力を武器にしたいエンジニア——AI・MLの最前線で働ける
- 変化を楽しめる——事業のピボットや組織改編が頻繁にある
- 「何の会社?」と聞かれても自分で定義したい——事業領域が広い分、個人の志向で働き方が変わる
向いていない人
- 安定した長期キャリアを求める人——平均勤続6年、卒業文化あり
- 大規模組織でじっくり学びたい人——NTTデータ等の方が向いている
- 特定の事業だけやりたい人——ゲーム一本ならゲーム専業の会社の方がリスクが低い
- 年功序列で着実に昇給したい人——実力主義で成果を出さないと年俸が上がらない
- 残業をゼロにしたい人——45h固定残業込みの給与体系。実際は20〜30h程度だが時期による
ひよぺん対話
DeNAの社風ってどんな感じ?体育会系?
むしろ逆。「永久ベンチャー」を掲げてて、フラットで自由度の高い社風だよ。上下関係は緩くて、新卒でも「それ違うと思います」と経営陣に言える空気がある。ただし自由の裏にある自己責任も大きい。「何をするか」は自分で見つけないといけないし、成果を出さなければ評価は厳しい。受け身で仕事が降ってくるのを待つタイプには向かないかな。
配属ガチャってある?
あるにはあるけど、他の大企業よりはマシ。入社前にJD(ジョブディスクリプション)が提示されるから、「何も分からず地方に飛ばされる」みたいなことはない。ただ、ゲーム事業希望で配信事業に配属されるケースは普通にある。入社1年でシェイクハンズ制度が使えるから、最初の配属が合わなくても異動のチャンスはあるよ。
平均勤続年数6年って短くない?みんな辞めちゃう?
短いけど、メガベンチャーでは普通。サイバーエージェントも5〜6年、メルカリも3〜5年くらい。DeNAの場合は「辞める=ネガティブ」じゃないのがポイント。起業したり、他のスタートアップのCTOになったり、GAFAM系に転職したりと、「DeNA卒業生」は市場価値が高い。逆に10年以上残る人は事業責任者クラスか技術のスペシャリスト。3〜5年で一人前になって外に出るか、経営層を目指して残るかの二択になる感じだね。
残業ってぶっちゃけどのくらい?45時間固定残業って聞くと不安...
実態は月20〜30時間程度。45時間分の固定残業代が給与に含まれてるけど、45時間フルに働いてるわけじゃない。フルフレックスだから自分で時間をコントロールできるのが大きい。ただしリリース前やイベント時期は忙しくなるし、ゲーム事業は締め切りがタイトになることもある。「45時間超えたらアラート」の仕組みがあるから、恒常的に長時間労働にはなりにくい。