3分でわかるエイベックス

浜崎あゆみ・DA PUMPからRe:ゼロまで——
音楽会社から総合エンタメ企業へ変革中の avex

1,317億円 売上高(2025年3月期)
約1,400名 連結従業員数
756万円 平均年収(有価証券報告書)

東証プライム上場。音楽×アニメ×ライブ×DXで「avex vision 2027」を推進中

4つの事業領域

中核事業
🎵
音楽事業
浜崎あゆみ・倖田來未・AAA等を輩出したavex traxレーベル。ダンスミュージック・J-POPの旗手
売上の約50%
🎬
アニメ・映像事業
「Re:ゼロ」「アオアシ」等。2024年にアニメスタジオ開設。第2の収益柱を目指す
売上の約25%(成長中)
🎤
ライブ・イベント事業
コンサートツアー・フェス。コロナ禍後にリアルライブ需要が急回復
売上の約20%
💻
DX・テクノロジー事業
ファンクラブDX化、NFT・メタバース活用。動画配信(a-nation等)でデジタル収益化
売上の約5%(拡大中)

avexは「音楽」を起点に、アニメ・映像・ライブ・DXへと事業を多角化している。従来の音楽レーベルビジネス(CD・配信)は売上の約50%を占めるが、アニメ映像と体験型ライブへのシフトが急ピッチで進んでいる。avex vision 2027のもと、4領域の相乗効果による成長を目指す。

3つのキーワードで理解する

1

「日本のダンスミュージックを作った会社」——1988年創業のエンタメの老舗

avexは1988年にレコード輸入業として創業、1990年代にTRF・globe・浜崎あゆみ等でJ-POPシーンを席巻した。「DA PUMP」「SPEED」「AAA」「Exile(過去)」——ダンス・ポップカルチャーを牽引してきた会社だ。2000年代以降はCDの売上減少という逆風に晒されているが、ライブ・アニメ・DXへの転換で生き残りを賭けている変革期の真っ只中にある。

2

「音楽一本足」から脱却——アニメ・ライブ・DXへの事業転換

2025年3月期に営業損失18億円の赤字転落を経験したavexは、今まさに「音楽会社からエンタメ会社」への脱皮を急いでいる。「avex vision 2027」では、音楽だけでなくアニメ映像・ライブ・DXの4領域を注力と位置づけた。2024年にはエイベックス・ピクチャーズを中間持株会社化し、自社アニメスタジオも開設。2026年3月期には営業黒字30億円回復を目指している。

3

「就職難関×変革の渦中」——入社したら本物の事業転換に携わる

avexの新卒採用は非公表だが推定年間10〜20名程度の超少数精鋭。倍率は100〜200倍とも言われる。少ない人数で大きな仕事をするため、若手から責任ある仕事が与えられやすい環境でもある。「事業転換期の音楽会社でキャリアを作りたい」「ゼロから新しいエンタメビジネスを作りたい」という就活生には、変化の渦中に入れる面白い時期かもしれない。

身近なavex——あなたが聴いた・観た「avexコンテンツ」

🎵
avex traxの音楽

倖田來未「め〜ざせポケモンマスター(新版)」まで——avex traxは「ダンスポップ」の旗手。今もDA PUMP「U.S.A.」等のヒット曲を生み出している。

❄️
Re:ゼロから始める異世界生活

エイベックス・ピクチャーズが展開するアニメ大作。世界中にファンがいる。avexのアニメ事業の代表作の一つ。

🌊
a-nation

avexが主催する日本最大級の音楽フェス。2002年から続く夏の風物詩。avexアーティストが一堂に会す。

アオアシ

サッカー×育成をテーマにしたアニメ。エイベックス・ピクチャーズ作品で、スポーツ系アニメの成功事例。

ひよぺん対話

ひよこ

avexって浜崎あゆみのイメージが強いけど、今何の会社なの?

ペンギン

正確に言うと「音楽会社から総合エンタメ会社へ転換中」の会社。確かに90年代〜2000年代は浜崎あゆみ・DA PUMP・EXILE(当時)でJ-POPを牽引したレーベルだったけど、CDが売れなくなってビジネスモデルの転換を迫られている。今はアニメ(Re:ゼロ・アオアシ等)・ライブイベント・デジタルビジネスに力を入れていて、「avexの次の10年」を作ろうとしている段階。変革期だからこそ、「音楽+αで何かをやりたい人」には面白い環境でもあるよ。

ひよこ

赤字転落って聞いたけど、入社して大丈夫?

ペンギン

2025年3月期は営業損失18億円と赤字になったのは事実。ただ理由が重要で、「ライブ公演数の減少(大型公演が少なかった)」と「アニメ投資の先行コスト」が主因。本業が崩壊してるわけじゃない。2026年3月期は営業利益30億円の黒字回復を見込んでいて、アナリストもおおむね同意見。「倒産リスクがある」というより「事業転換のコストを先行投資している段階」と見るのが正しい。東証プライム上場企業で財務情報も公開されてるから、透明性は高いよ。

ひよこ

ソニーミュージックや電通と比べると規模が小さいよね?それでいい?

ペンギン

売上1,317億円はソニーミュージック(推定4,000億円)と比べると確かに小さい。でも小さい会社ほど若手の裁量が大きいという側面もある。avexで「担当レーベルのアーティストを育てる」「新しいアニメIPを立ち上げる」という仕事は、大企業よりも早い段階から任される可能性がある。「大きな組織の歯車より、変化の中で手を動かしたい」という人にはマッチする。ただし安定を最優先するなら、規模と財務基盤のある会社を選ぶ方が賢明かもしれない。

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