3分でわかる東レ
ボーイング787の機体、ユニクロのヒートテック、砂漠の飲料水——見えないところで世界を変える素材の力。
炭素繊維世界1位 × 水処理膜トップクラス × ヒートテック共同開発
事業ポートフォリオ — 5つの柱
繊維(ヒートテック等)と機能化成品(フィルム・樹脂)が売上の7割超。炭素繊維(12%)は利益率が高く成長ドライバー。水処理膜は環境貢献×成長で注目。ライフサイエンスは将来の柱候補。
3つのキーワードで理解する
炭素繊維世界シェア1位——ボーイング787の「骨格」を作る
鉄の10倍の強度で重さは4分の1。この夢の素材炭素繊維「トレカ」で世界シェア約31%、堂々の1位。ボーイング787は機体重量の50%が炭素繊維でできており、その多くが東レ製。航空機だけでなく風力発電のブレード、EVの軽量化、水素タンクにも使われ、需要は急拡大中。
「素材には、社会を変える力がある。」——見えないところで世界を支える
ユニクロのヒートテックの素材を東レが開発していることを知ってる?あなたのスマホの中のフィルム、飲んでる水をきれいにする浄水膜、EVバッテリーの部品——日常生活のあらゆる場面に東レの素材が入っている。「素材メーカー」は地味に見えるが、社会の根幹を支えるインフラ。
水処理膜で水不足を解決——環境問題の「素材解」
世界人口の4割が水不足に直面する時代。東レの逆浸透膜(RO膜)は海水を飲料水に変える技術。サウジアラビアの大規模淡水化プラントに採用され、RO膜で世界トップクラスのシェア。炭素繊維でCO2削減、水処理膜で水不足解決——「素材で環境問題に取り組める」のが東レの魅力。
身近な接点 — 東レの素材に触れている瞬間
ユニクロとの共同開発。あの暖かい肌着の素材技術は東レが提供
ボーイング787の機体の50%が東レの炭素繊維。軽量化で燃費20%向上
浄水場のろ過膜に東レの水処理膜が使われていることも。安全な水を支える技術
ディスプレイ用フィルムやバッテリーのセパレーター。見えないところに東レ
ひよぺん対話
東レって何の会社?繊維メーカー?
元は繊維メーカーだけど、今は「総合素材メーカー」と呼ぶのが正確。事業は5つ——繊維、機能化成品(フィルム・樹脂)、炭素繊維、水処理膜、医療。
一番分かりやすいのは炭素繊維「トレカ」。ボーイング787の機体の半分がこの素材で、世界シェア1位(約31%)。あとはユニクロのヒートテックの素材を作ってるのも東レ。
売上2.56兆円は素材メーカーとして国内トップクラス。「BtoBの黒子」だけど、社会を支えるインフラ企業なんだよ。
素材メーカーって地味じゃない?何が面白いの?
「地味」に見えるけど、実はメーカーの中で一番スケールが大きい仕事ができるかも。なぜなら——
・あなたが開発した素材がボーイングの次世代機に採用される
・あなたが担当した水処理膜で砂漠の国に飲料水を届ける
・あなたが改良したフィルムが世界中のEVバッテリーに入る
完成品メーカーは「自社の製品」にしか影響しないけど、素材メーカーはあらゆる産業の製品に影響する。東レの素材は航空機にも車にもスマホにも水道にも入ってる。「社会全体を素材で変える」——これが素材メーカーの面白さだよ。
文系でも入れる?理系の会社ってイメージなんだけど...
入れるよ。新卒約180人のうち、事務系が約60人で3分の1。
文系の仕事は——
・営業: 自動車メーカーやアパレルに素材を提案。「この新素材で御社の製品が軽くなります」と技術を売り込む
・海外事業: 26カ国に拠点。海外駐在も多い
・経営企画: M&A、新規事業、長期戦略
ただし東レの営業は「技術が分かる営業」が求められる。お客さんの工場に入り込んで、素材の特性を技術者と議論する。文系だけど理系寄りの仕事ができるのが東レの営業の特徴だよ。
勤務地はどこ?
本社は東京(日本橋)だけど、研究所と工場が全国に散らばってる。
・本社(東京・日本橋): 経営企画・営業・管理部門
・研究所: 滋賀(瀬田)、愛媛(松前)、名古屋
・工場: 滋賀・愛媛・愛知・岡崎・三島など
・海外: 韓国・中国・ASEAN・欧州・米国
事務系は東京勤務のチャンスが多いけど、技術系は滋賀か愛媛が多い。ただし海外拠点が26カ国にあるから、グローバルに働きたい人にはチャンスが豊富。