数字で見る東レ
ESや面接で使える数字を完全整理。炭素繊維世界1位の素材メーカーを、数字で体感する。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約1.0兆円——ナイロン・ポリエステル・ヒートテック素材
約9,449億円——樹脂・フィルム・電子材料・LIBセパレーター
約3,000億円——トレカ(世界シェア1位)
約2,300億円——水処理膜(RO膜)
約800億円——透析膜・CDMO・医薬品原薬
業績推移(直近3期)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 2兆4,894億円 | 2兆4,646億円 | 2兆5,633億円 |
| 営業利益 | 1,089億円 | 577億円 | 1,275億円 |
| 営業利益率 | 4.4% | 2.3% | 5.0% |
給与・待遇
| 平均年収 | 821万円(平均年齢40.8歳) |
| 初任給(学部卒) | 月額256,170円 |
| 初任給(修士了) | 月額275,170円 |
| 賞与 | 年2回 |
| 勤務地 | 東京(本社)・滋賀・愛媛・名古屋・海外 |
採用データ
| 新卒採用数(2025年度) | 179人(男性118 / 女性61) |
| 技術系 | 約118人 |
| 事務系 | 約61人 |
| 選考プロセス | ES → Webテスト → 面接2〜3回 |
| 主な採用大学 | 東大・京大・阪大・東北大・名大・慶應・早稲田 |
素材メーカー比較
| 東レ | 三菱ケミカル | 旭化成 | 帝人 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.56兆円 | 4.20兆円 | 2.73兆円 | 1.04兆円 |
| 営業利益率 | 5.0% | 3.5% | 4.2% | 2.8% |
| 平均年収 | 821万円 | 870万円 | 760万円 | 740万円 |
| 炭素繊維 | 世界1位 | 世界2位 | なし | 世界3位 |
| 水処理膜 | 世界トップ級 | なし | 展開あり | なし |
| 新卒採用数 | 179人 | 約200人 | 約250人 | 約120人 |
ひよぺん対話
年収821万円って素材メーカーとしてはどのくらい?
素材メーカーの中では標準的〜やや高め。比較すると——
・三菱ケミカル: 約870万円
・東レ: 821万円
・旭化成: 約760万円
・帝人: 約740万円
三菱ケミカルにはやや負けるけど、旭化成・帝人よりは上。素材メーカー全体で見ると上位グループに入る水準。ただし東京勤務の場合と滋賀・愛媛勤務では生活コストが大きく違うから、実質的な手取り感は年収以上だよ。
2.56兆円の売上って言われてもピンとこない...
身近なもので比較してみよう——
・ヒートテック1枚1,500円として、約17億枚分(日本の人口の13倍)
・ボーイング787の1機あたり価格が約300億円。東レは年間85機分を売り上げてる計算
・スターバックス(日本)の売上が約2,800億円。東レはスタバの9倍
・1日あたりに換算すると、毎日70億円を売り上げてる
「見えない素材」を売ってこの規模。素材メーカーのスケールの大きさが伝わるかな。
FY2024に利益が半減したって聞いたけど大丈夫?
FY2024(2024年3月期)は営業利益577億円で前年比47%減。理由は——
・炭素繊維: ボーイングの品質問題で航空機の増産が遅れ、需要が一時的に減少
・機能化成品: 半導体市場の調整でフィルム需要が減
・繊維: 中国経済の減速で在庫調整
でもFY2025は営業利益1,275億円(2.2倍)に急回復。航空機の増産再開、半導体需要の回復、コスト改善が効いた。
素材メーカーは景気の波を受けやすいけど、回復も早いのが特徴。長期的に見れば、炭素繊維と水処理膜の成長トレンドは崩れていないよ。