仕事内容を知る

入社したら何をするのか——航空機リース・モビリティ・法人リース・スペシャルティの4領域に分けて、若手が実際に関わる案件を解説する。

具体的な案件事例

航空機リース 案件規模100〜500億円

東南アジアLCCへの新型機材リース案件

ACG(Aviation Capital Group)の案件チームと連携し、東南アジアの格安航空会社(LCC)へのボーイング737 MAX機材のリース条件を交渉。機体価格・リース期間・残存価値・担保設定・保険手配など多岐にわたる条件を整理し、航空会社・メーカー・銀行の三者間で合意形成を図る。
英語での交渉・契約書レビューが必須。若手でも1案件で数百億円規模の取引を担当することもある。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:入社2〜3年目でシニアの補助として案件担当。財務モデル作成・契約書チェック・進捗管理を担う。
モビリティ 担当顧客数十〜百社

法人フリートのEV化支援と充電インフラリースパッケージ

大手物流会社・建設会社の社用車をEVに切り替えるプロジェクト。EV車両の調達リース + 充電設備の導入 + テレマティクス(走行データ管理)システムをパッケージで提供する新スキームを設計。環境対応が急務の法人顧客のニーズを「まるごと解決」するソリューション型提案。
電気自動車メーカー・充電設備メーカー・IT企業とのアライアンス構築も若手が担当する。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:顧客企業の担当営業として提案書作成・プレゼン参加。2〜3年目で独立担当も。
再エネ・スペシャルティ 案件規模50〜300億円

洋上風力発電所のプロジェクトファイナンス組成

国内の洋上風力発電プロジェクトに対して、東京センチュリーがリース会社・投資家・融資者の3役を兼ねる形でプロジェクトファイナンスを組成。電力会社・ゼネコン・銀行団との複雑な契約関係を整理し、20〜30年間の長期収益を確保するファイナンス構造を設計。再エネ政策・電力規制の知識も必須。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:プロジェクト管理補助・財務シミュレーション作成・資料作成から入る。5年目以降にリード担当へ。
法人リース 担当顧客50〜100社

中堅製造業への設備投資支援——工作機械リースと資産管理DX

中堅製造業(年商100〜500億円クラス)の工場設備・工作機械の調達をリースで支援。単純な「機械を貸す」ではなく、設備の利用状況データを収集・分析し、最適更新タイミングを提案する「資産管理DXサービス」を組み合わせた提案で競合と差別化。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:顧客訪問・提案書作成・契約手続きを入社1年目から担当(OJT同行後)。

事業領域と業務内容

✈️

航空機リース(ACGスペシャルティ)

世界50カ国以上の航空会社

  • 航空機の購入・保有・管理・リース条件の交渉
  • 航空会社の信用力評価・残存価値分析・リスク管理
  • 機体メンテナンス管理・保険手配・担保設定
  • 売却・証券化(ABS)を通じた資金回収戦略
→ 英語必須。国際金融×航空業界知識のT字型人材が育つ

売上構成比(スペシャルティ全体)
約35%
🚗

モビリティ事業

法人・個人(カーリース・フリート管理)

  • 法人向けカーリース(フリート管理・EV化支援)
  • カーシェアリング・オートリース事業
  • テレマティクス(走行データ管理)サービス
  • EV・充電インフラのリース+運用パッケージ

売上構成比(モビリティ)
約30%
🏢

法人リース・ファイナンス

中堅〜大手企業(IT機器・産業設備)

  • IT機器(PC・サーバー・複合機)のリース・割賦
  • 産業機械・工作機械・医療機器のファイナンスリース
  • 不動産(オフィス・工場・倉庫)のセール&リースバック
  • 資産管理サービス・DX(データ活用型保守提案)

売上構成比(法人リース)
約25%
🌐

スペシャルティ・海外・再エネ

国内外の事業会社・プロジェクト法人

  • 船舶リース・コンテナリース(海運会社向け)
  • 再生可能エネルギー(太陽光・洋上風力)プロジェクトファイナンス
  • 不動産ファイナンス・土地信託
  • 海外現地法人(米国・アジア・欧州)での現地リース事業

売上構成比(スペシャルティ他)
約10%

ひよぺん対話

ひよこ

入社したら最初はどの事業部に配属されるの? 希望は通る?

ペンギン

東京センチュリーは2026年4月からコース別採用を導入している。これが就活生には重要なポイントで:

📋コース別採用の仕組み(2026年4月〜):
全国型総合職:全国・海外転勤あり。希望の事業分野(航空機・モビリティ等)を内々定時に確約するコース
首都圏勤務型総合職:首都圏勤務限定。希望事業分野を内々定時に確約
業務職(一般職):主に首都圏勤務、事務系業務

内々定時に配属事業分野を確約する」は業界でも珍しい試み。これにより「航空機リースがやりたい」という志望学生が、入社後に法人リースの事務に回されるという「配属ガチャ」が発生しにくくなっている。

ただし注意点として:
・全国型は転勤(海外含む)あり。海外駐在経験者は航空機リース・グローバル部門で重宝される
・事業分野は確約されるが、その中での具体的な職種(営業か審査か)は配属で決まる

志望する事業分野を明確にした上で、「なぜそのビジネスを東京センチュリーでやりたいのか」を言語化しておくことが選考通過のカギ。

ひよこ

航空機リースってめちゃくちゃ難しそうなんだけど、文系でも大丈夫?

ペンギン

全然大丈夫。航空機リースを含む東京センチュリー全体の採用は文系・理系ともに歓迎。むしろ文系比率の方が若干高い。理由は:

財務モデル作成:ExcelとPowerPoint。数学の特殊な知識は不要
契約交渉・コミュニケーション:英語でのビジネスコミュニケーションは必要だがFluencyよりも「伝えられること」が優先
航空機の技術知識:入社後のOJTで習得。整備・機体性能は専門家(MRO会社等)と協業するので全て知る必要はない

文系から航空機リース担当になった人の経験談として「航空会社のCFOと英語でリース条件を交渉するのが入社3年目で実現した」というケースもある。大事なのは航空業界・金融への好奇心と、英語を業務で使う意欲。専門知識は入社後に必ず身につく。

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