テルモの働く環境とキャリアパス

MRは手術室に入り、エンジニアは世界中の医師と開発する——命に関わる仕事のやりがいと覚悟。

キャリアステップ

1〜3年目

基礎固め——医療と製品を徹底的に学ぶ

  • MR職: 入社後の研修(6ヶ月〜1年)で医療知識・製品知識・病院対応を集中学習。その後担当病院(5〜20施設)を持ちフィールドデビュー
  • R&D職: 配属研究所での先輩OJT。カテーテルの設計や材料評価の基礎を習得。社内外の学会発表も経験
  • 品質保証職: 医療機器法規制(PMDA・FDA・CE)の基礎研修。製造ラインの品質監査補助から始める
  • MR・R&Dともに病院見学・手術見学を実施。「自分の製品がどう使われているか」を体感する
4〜7年目

一人前——主担当として成果を出す

  • MR: 担当病院の主力窓口に。大学病院の術者(医師)と深い信頼関係を構築。新製品の評価依頼・採用勝ち取りが目標
  • R&D: 新製品の担当設計者に。国際臨床試験への参加や海外R&Dセンター(米国・ベルギー)への出向
  • グローバル展開: 海外子会社(米国・欧州・アジア)への出向機会。英語が必須
  • MRからマーケティング・医療教育・グローバル営業への異動キャリアも開ける
8〜15年目

リーダー——チームと製品の方向性を決める

  • MRマネージャー: 担当エリアの複数MRをマネジメント。チームの採用目標達成・育成責任
  • R&Dリーダー: 製品開発プロジェクトの統括。FDA・PMDAとの規制当局対話をリード
  • マーケティング部門や経営企画への職種横断キャリアに挑戦する人も
  • グローバルプロジェクトのリーダーとして世界の医師・研究者と連携
16年目〜

経営層——医療の未来を描く

  • 事業部長〜執行役員〜取締役。カンパニー単位(TCV・THP・BCT)の事業戦略を策定
  • 海外子会社の社長・COOへの登用(米国・欧州子会社)
  • 再生医療・デジタルヘルスという次世代事業の立ち上げを主導
  • 命をつなぐ医療機器を世界へ届ける」というミッションを体現する経営者

研修・育成制度

🎓

MR資格・医療研修(MR職のみ)

MR認定試験の取得支援。解剖学・心臓血管治療・競合製品比較を6ヶ月〜1年かけて集中学習。「医師と対話できる医療知識」を徹底的に身につける

🏥

手術室見学・病院実習

入社後に実際の手術を見学し、自社製品がどう使われているかを体感。「自分の仕事の意味」を実感できる研修

🌏

海外R&D・海外営業研修

米国・欧州・アジアの拠点への1〜3年の派遣制度。グローバルな医療機器業界の実態を肌で学ぶ

📚

薬事・規制関連研修

FDA(米国)・CE(欧州)・PMDA(日本)の医療機器規制。「安全を証明する」スキルは転職市場でも希少価値が高い

🤝

OJT・メンター制度

入社後2年間、先輩MR・先輩エンジニアがマンツーマンでフォロー

🎯

グローバルリーダー研修

入社8〜10年目から海外拠点幹部候補への選抜型育成プログラム

向いている人 / 向いていない人

向いている人

  • 「命に関わる仕事がしたい」人——心臓カテーテルが患者を救う場面に自分の仕事が直結する。この感覚は他業種では得にくい
  • グローバルに挑戦したい人——売上の70%が海外。米国・欧州・アジアへの出向機会が多い
  • 専門性を高めたい人(特に文系MR)——医療知識という転職市場でも通用する専門スキルが身につく
  • 安定性を求める人——人口高齢化で医療機器の需要は長期的に拡大。「病院がなくなることはない」という安定感
  • やりがいを優先したい人——年収778万円は高いが、最大のモチベーションは「患者さんのため」というミッション感
⚠️

向いていない人

  • 医療に興味がない人——MRは医療知識の習得量が膨大。「医療に興味を持ち続けられるか」が最重要
  • 転勤・単身赴任が嫌な人——MRは担当エリアを持ち、転勤がある。家族計画に影響
  • 短期で高収入を期待する人——入社直後の初任給は標準的。医療機器MRは勉強期間が長い
  • プレッシャーが苦手な人——手術室でのサポートは命に関わる場面。失敗が許されない緊張感がある
  • 華やかさ・露出を求める人——テルモの製品は手術室の中で使われる。一般消費者には見えない仕事

ひよぺん対話

ひよこ

MRって残業多いの?体力的にきつい?

ペンギン

MRの働き方の実態——

移動が多い: 担当エリアを車で回るのがメイン。都市部でも地方でも「車社会」
手術時間に合わせる: 緊急手術があれば夜に呼ばれることも。「病院のリズム」で動く必要がある
土日の学会対応: 医師が参加する学会に土日出展することがある(代休あり)
勉強時間の確保: 業務後も製品・医療知識の自己研鑽が必要

ただし近年は変化も——
・リモートMR(WebMTG)の導入で移動が減少
・コアタイムなしのフレックス制度(本社スタッフ)
・有給取得率が上昇傾向

MRの大変さは「量」より「質」のプレッシャー。患者さんの命に関わる仕事をする緊張感が一番のストレス源かな。

ひよこ

テルモの年収778万円ってホント?MRはもっともらえる?

ペンギン

全社平均778万円(平均年齢40.3歳)。MR職については——

MRの年収: 全社平均とほぼ同水準。ただしインセンティブ(成果連動)がある
成果次第では: トップMRは年収1,000万円超も可能
若手(25歳)の目安: 約430〜470万円
30歳目安: 約560〜640万円

医療機器MRと製薬MRの年収比較——
・製薬MR(武田薬品等): 平均約800〜900万円(高め)
・医療機器MR(テルモ): 平均約750〜800万円
・医療機器全体での位置: テルモは業界内でトップ水準

製薬MRより多少低いが、医療機器のスキルは専門性が高く転職市場でも評価が高い。「テルモのMRで5年間カテーテルを売ってきた」は業界でのブランドになる。

もっと詳しく知る