高島屋の仕事内容

バイヤーの「目利き力」、外商の「信頼構築」、SC事業の「街づくり」——百貨店の枠を超えた仕事のリアル。

🏬 百貨店事業 仕入・販売
バイヤー・催事
🏗️ SC事業 テナント誘致
施設開発
💎 外商 富裕層ビジネス
個別提案
🌏 海外事業 シンガポール
ベトナム・中国

プロジェクト事例で見る仕事のリアル

百貨店 企画チーム5〜10名 / 期間2〜3ヶ月

「大北海道展」の催事企画・運営

百貨店の集客の花形「催事」の企画・運営。北海道の人気店を招致し、期間限定イベントとして展開。出店交渉・売り場レイアウト・プロモーション・売上管理まで一気通貫で担当。1回の催事で数億円の売上を生む。

👤 若手の関わり方 入社2〜3年目から催事の運営サポートに参加。5年目前後で企画リーダーとして全体を統括
SC 玉川S・C全体 / チーム20〜30名

玉川高島屋S・Cのテナントリーシング

二子玉川のランドマーク「玉川高島屋S・C」のテナント誘致・リニューアル。「どのブランドを入れれば施設全体の魅力が上がるか」を考える仕事。不動産デベロッパーに近いスキルが求められる。

👤 若手の関わり方 入社5年目以降でSC事業部に配属。テナントとの交渉・契約・売上管理を担当
外商 担当顧客30〜50名 / 1人体制

富裕層向け外商営業

年間数千万円〜数億円を購入するVIP顧客を個別に担当。宝飾品、美術品、旅行、不動産——「モノを売る」のではなく「ライフスタイル全体を提案する」コンシェルジュ。百貨店の最高峰の仕事。

👤 若手の関わり方 店頭販売で接客スキルを磨いた後に外商に配属されるケースが多い。信頼関係構築が全て
海外 シンガポール・ベトナム・中国

海外百貨店の店舗運営

シンガポール高島屋(オーチャードロード)、ホーチミン高島屋など海外店舗の運営・MD(品揃え)企画。現地の文化・嗜好を理解しながら、日本品質のサービスを届ける。グローバルキャリアの入口。

👤 若手の関わり方 入社5〜10年目で海外赴任のチャンス。語学力+百貨店の現場経験が求められる

事業領域マップ

🏬

百貨店事業

高級ブランド・食品・催事

バイヤー: 世界中のブランド・産地を回り、仕入先と交渉。「何を、いくらで、どのくらい仕入れるか」が腕の見せどころ
売場マネジメント: フロアの品揃え・レイアウト・販売員の配置を統括
催事企画: 物産展、クリスマスフェア、バレンタイン——季節イベントの企画・運営
インバウンド対応: 免税カウンター運営、多言語対応、訪日客向けの品揃え強化

売上構成
営業利益の約65%
🏗️

商業開発(SC)事業

ショッピングセンター開発・運営

テナントリーシング: SC内のテナント構成を企画。「隣にどのブランドを置けば相乗効果があるか」を設計
施設開発: 新規SCの企画・設計・建設プロジェクト管理
プロパティマネジメント: 既存SCの運営管理。集客施策、設備管理、テナント支援
主な施設: 玉川高島屋S・C、流山おおたかの森S・C、タカシマヤ ゲートタワーモール

安定収益
営業利益の約25% 安定収益源
💎

外商ビジネス

富裕層・法人顧客

個人外商: 富裕層顧客を個別に担当。宝飾品、美術品、ブランド品の提案から、旅行や不動産の紹介まで
法人外商: 企業のお歳暮・お中元、記念品、社員向け福利厚生を提案
友の会・カード: タカシマヤカード、友の会などロイヤリティプログラムで顧客との関係を深化

高単価
売上の約20%が外商経由
🌏

海外事業

シンガポール・ベトナム・中国

シンガポール高島屋: オーチャードロードの一等地。東南アジアにおける日本式百貨店の成功モデル
ホーチミン高島屋: ベトナムの経済成長を取り込む。ホーチミン市中心部に出店
上海高島屋: 中国市場での日本ブランドの展開
東南アジア戦略: 経済成長著しい東南アジアで「日本式百貨店」の需要を開拓

成長余地
売上の約10% 海外拡大中

ひよぺん対話

ひよこ

バイヤーって花形に聞こえるけど、すぐなれるの?

ペンギン

すぐにはなれない。一般的なキャリアは——

売場担当(1〜3年目)→ フロアマネージャー(4〜6年目)→ バイヤー(7年目以降)

バイヤーになるには「売場で売れるものが分かる目」が必要。お客様が何を求めているか、売れ筋は何か——これは現場でしか身につかない。

でも百貨店のバイヤーは本当に面白い仕事。パリ、ミラノ、ニューヨークのコレクションを見て、「日本のお客様に何が刺さるか」を判断する。一人の判断で数千万〜数億円の仕入れが決まる。小売の中で最もクリエイティブな職種の一つだよ。

ひよこ

SC事業って百貨店と全然違う仕事じゃない?

ペンギン

そう、ほぼ不動産デベロッパーの仕事。テナント構成を考えて、契約して、施設全体の価値を高める——三井不動産や三菱地所がやっていることに近い。

高島屋のSC事業の面白さは——

百貨店のノウハウ(商品知識・顧客理解)をSC運営に活かせる
不動産収入はストック型で、百貨店の景気変動リスクをヘッジできる
・流山おおたかの森のように街づくりにも関われる

「百貨店は衰退産業」と言われる中で、SC事業を第2の柱に育てているのが高島屋の戦略的な強さ。面接で「SC事業に興味がある」と言えると差別化になるよ。

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