高島屋の働く環境とキャリアパス

売場で「目利き」を磨き、バイヤー・外商・SC事業へ——百貨店の多彩なキャリアのリアル。

キャリアステップ

1〜3年目

売場を知る——接客と商品知識の基礎固め

  • 入社後売場配属。ラグジュアリーブランド、食品、リビングなどのフロアで接客を経験
  • お客様の目を見て「何が欲しいか」を読む力を養う。百貨店の接客は小売業の最高峰
  • 催事の運営サポートにも参加。「大北海道展」のような大型イベントを体感
  • メンター制度で先輩が日々の業務とキャリアの両面をサポート
4〜7年目

専門性を深める——バイヤー・外商・SC事業への分岐

  • バイヤー: 仕入先との交渉、品揃え戦略の立案。パリ・ミラノ出張も
  • 外商: 富裕層顧客を個別に担当。年間数千万円〜数億円の売上責任
  • SC事業: テナントリーシング、施設開発。不動産デベロッパーに近い仕事
  • 海外駐在: シンガポール・ベトナム・中国の店舗に赴任するチャンス
8〜15年目

マネジメント——フロア・事業を統括

  • フロアマネージャーとして売場全体の運営を統括。売上目標、人員配置、催事企画を管理
  • SC事業のプロジェクトマネージャーとして施設リニューアルを指揮
  • 外商のトップセールスとして億単位の取引を動かすこともある
  • 選抜型の経営人材育成プログラムに参加し、全社経営の視座を養う
16年目〜

経営層——店舗・事業の責任者

  • 店長クラス。日本橋店、新宿店など旗艦店の経営を任される
  • 事業部長・執行役員として百貨店事業またはSC事業全体を統括
  • 海外現地法人の社長・役員に登用されるケースも
  • 百貨店の次の姿」を構想する経営レベルの意思決定に関与

研修・育成制度

🎓

新入社員研修(約2ヶ月)

接客マナー、商品知識、百貨店の歴史と理念を学ぶ集合研修。高島屋の「いつも、人から。」の精神を体得する

🏬

売場OJT(1〜2年)

配属先の売場で接客・販売・在庫管理を実践。先輩スタッフがマンツーマンで指導

💎

バイヤー育成プログラム

選抜制で仕入・MD(マーチャンダイジング)の専門スキルを習得。海外研修あり

🌏

海外研修制度

シンガポール・ベトナムなど海外店舗での短期研修。グローバルキャリアの入口

📊

DX・デジタル研修

EC・データ分析・デジタルマーケティングの社内研修。百貨店のDX推進を担う人材を育成

向いている人 / 向いていない人

向いている人

  • 「モノ」と「ヒト」の両方が好きな人——美しいもの、美味しいもの、上質なものに囲まれながら、お客様との関係を築く仕事
  • 老舗のブランド力を活かして挑戦したい人——194年の信用を土台に、SC事業や海外事業という新しい領域に踏み出せる
  • 地道な信頼構築ができる人——外商は「売りつける」のではなく「寄り添う」仕事。短期成果より長期の信頼関係
  • 街づくりに関わりたい人——SC事業は不動産開発に近い。「百貨店+街」の視点で考えられる人
  • 女性管理職が多い環境を求める人——百貨店は小売業の中で女性管理職比率が比較的高い
⚠️

向いていない人

  • 高年収を最優先する人——平均年収約678万円は上場企業として悪くないが、商社や金融には及ばない。百貨店の給与水準は「普通」
  • 土日休みを譲れない人——百貨店は土日が書き入れ時。シフト制で土日祝の出勤は基本
  • テクノロジーだけで勝負したい人——百貨店のDXは進んでいるが、仕事の中心は「対面の接客」。テック企業とは異なる
  • 急成長の業界でスピード感を求める人——百貨店業界は成熟産業。IT企業のような急激な成長は期待しにくい
  • 転勤を絶対に避けたい人——全国の店舗や海外店舗への異動がある

ひよぺん対話

ひよこ

百貨店って土日出勤がキツいイメージ。実際どう?

ペンギン

土日出勤は事実。百貨店にとって土日祝は最大の商機だから、売場担当は基本的に土日出勤で平日に代休を取るシフト制。

ただし——
年間休日は120日前後で、祝日分も含めてちゃんと休める
・本部部門(経営企画、SC事業の一部)は土日休みに近い
・催事期間(1〜2週間)は忙しいが、閑散期はゆったり

「友達と休みが合わない」のは本音としてストレス。でも平日の美術館やレストランが空いている生活を楽しむ人も多い。百貨店で働く以上、土日出勤は「コスト」として受け入れる必要があるよ。

ひよこ

外商って具体的にどうやって富裕層と知り合うの?

ペンギン

いきなり外商に配属されるわけじゃない。一般的なルートは——

1. 売場で「お得意様」を掴む
売場で何度も来店するお客様と信頼関係を築き、「この人、外商のお客様になれそうだ」と上司に推薦する

2. 既存の外商顧客リストを引き継ぐ
先輩が担当していた顧客を引き継ぐケース。年間購入額が一定以上の顧客が外商の対象

3. 紹介・口コミ
既存のお客様から「友人を紹介したい」と言われるケース。信頼の連鎖で顧客が広がる

外商は「1人あたり年間数千万円〜数億円の売上」を担う。宝飾品、美術品、旅行、不動産——お客様の人生に深く関わる仕事だから、責任も大きい。

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