成長戦略と将来性
「広告業界は大丈夫?」「AIに仕事を奪われない?」——就活生が気にするリアルな疑問に正面から答える。
安定性の根拠
電通グループという強固な親会社
電通グループ(国内広告費シェアトップ)の連結子会社として、安定した顧客基盤とリソースを持つ。業界の再編があっても、電通グループに組み込まれているため単独の倒産リスクは極めて低い。
インターネット広告市場の構造的成長
国内インターネット広告市場は2024年に3.5兆円を突破し、テレビ(1.7兆円)を大きく超えた。スマホ・動画利用が増え続ける限り、デジタル広告の需要は長期的に増加する。
「運用型広告のノウハウ」は容易に代替されない
Meta・Google・TikTokなど各媒体の広告プラットフォームは毎年大きく変化する。その変化に対応し続けた実績と人材の積み上げが競争障壁になっている。新規参入者が短期間で追い抜くのは難しい。
3つの成長エンジン
AI活用による広告効率の向上
AIを使った広告クリエイティブ生成・入札最適化・効果予測で、人間が「戦略設計」に集中できる構造へ移行。クライアントへの付加価値を上げながらオペレーションコストを下げるのが目標。
電通グループとの統合シナジー深化
「フォーカス&シナジー」戦略のもと、電通・電通デジタルとのオンライン・オフライン統合提案を拡大。電通グループ全体で関わる大手クライアントのデジタル予算をより多く獲得する。
コンサル・DX支援領域への拡張
単純な広告運用代行から、クライアントのマーケティングDX全体を担う高付加価値なコンサルティング型サービスへのシフトを推進。単価の高い契約比率を上げる。
AIで変わること・変わらないこと
変わること
- 単純な広告クリエイティブの量産(AIが自動生成)
- 入札・予算配分の調整作業(AIが自動最適化)
- 基本的なレポート作成(AIが自動要約)
- 定型的なA/Bテストの実施(AIが自動化)
変わらないこと
- クライアントのビジネス課題を理解して戦略を設計する力
- 「何をゴールに広告を打つか」の意思決定
- クライアントとの信頼関係構築・提案折衝
- データからビジネスインサイトを引き出す思考力
- 新しい媒体・プラットフォームへの先行対応
デジタル広告市場の規模感
国内広告費(2024年)のうちインターネット広告は3兆5,000億円超。テレビ広告(約1兆7,000億円)の2倍以上の規模になっている。この市場でMetaやGoogleの正規代理店として認定を受けているセプテーニは、市場の成長を直接取り込める立場にある。
- SNS広告(Instagram・TikTok等):成長率が最も高いセグメント
- 動画広告(YouTube等):スマホ動画視聴増でさらに拡大中
- リテールメディア(EC連動型広告):新興領域として急成長
ひよぺん対話
AIが広告を全部作れるようになったら、この仕事ってなくなるんじゃないの?
AIで自動化されるのは「作業」の部分であって、「判断・戦略・関係構築」の部分ではない。例えば「この化粧品ブランドの認知を上げるために、誰に・どんなメッセージで・どの媒体を使うべきか」——これはAIには決められない。クライアントのビジネスを理解して戦略を設計する力はむしろ価値が上がるんだ。むしろセプテーニはAIをどんどん活用する側に回っていて、「AIを使いこなせるデジタルマーケター」の需要は増えている。
TikTokがもし使えなくなったりしたら(アメリカでの問題みたいに)、セプテーニにも影響ある?
影響はゼロではないけど、セプテーニはTikTok一本足打法ではないから致命傷にはならない。Meta・Google・TikTok・X・LINEなど複数の媒体を横断して運用するのが強み。ある媒体の使えなくなった予算は別の媒体に移行するだけで、トータルのデジタル広告需要は変わらない。むしろ媒体が変化するたびに「新媒体への最初の対応ができるエージェンシー」として先行できるポジションがある。