3分でわかるりそなグループ
2003年の実質国有化から完全復活——信託×リテールで独自ポジションを築いた、「普通の人のための銀行」。
実質国有化からの復活 × 信託併営の唯一の普通銀行 × リテール特化
グループ3行体制
りそな銀行(首都圏・関西)、埼玉りそな(埼玉県特化)、関西みらいFG(近畿圏)の3行体制。「普通銀行で唯一の信託併営」がりそな銀行の最大の差別化ポイント。
3つのキーワードで理解する
実質国有化からの復活劇——「潰れかけた銀行」が再生した物語
2003年、自己資本比率の低下で公的資金2兆円を注入され「実質国有化」された。メガバンクで潰れかけたのはりそなだけ。そこから大企業向け融資を捨て、個人・中小企業のリテールに全集中する戦略に転換。2015年に公的資金を完済し、見事に復活した。
普通銀行なのに信託ができる——唯一無二のポジション
三菱UFJ信託やみずほ信託は「信託銀行」として別会社。でもりそな銀行は普通銀行で唯一、信託業務を併営。1つの窓口で預金・融資・遺言・不動産・年金をワンストップ提供できる。これはメガバンクにもない強み。
リテールNo.1——個人と中小企業のための銀行
メガバンクが大企業向け融資でしのぎを削る中、りそなは個人の住宅ローン・中小企業の事業承継に強い。17時まで営業(当時メガバンクは15時閉店)を先駆けたのもりそな。「普通の人のための銀行」がコンセプト。
身近な接点 — りそなとの意外なつながり
首都圏・関西圏で住宅ローンシェアトップクラス。親が使ってるかも
700万ユーザー超のバンキングアプリ。口座開設から投資信託までスマホ完結
全国1,600以上の店舗。コンビニATMとの連携で身近な存在
企業年金の受託で業界上位。あなたの将来の年金を運用してるかも
ひよぺん対話
りそなって聞いたことあるけど、メガバンクなの?
ここが微妙なところで、「メガバンクの一角」とも「準メガ」とも言われる。三菱UFJ・三井住友・みずほの3大メガバンクと比べると規模は小さいけど、地銀よりは圧倒的に大きい。
ポジションを整理すると——
・三菱UFJ: 総資産400兆円超(日本最大)
・三井住友: 総資産300兆円超
・みずほ: 総資産270兆円超
・りそな: 総資産約80兆円(メガの1/4〜1/5)
でもりそなには「信託併営」「リテール特化」というメガにない武器がある。「大企業相手の巨額ディール」ではなく「個人や中小企業の人生に寄り添う」銀行だよ。
実質国有化ってヤバくない?もう大丈夫なの?
2003年のことだから20年以上前の話。当時は自己資本比率が2%まで下がって(基準は4%以上)、政府が2兆円を注入して株の過半数を握った。
でも——
・2015年に公的資金を完済
・2025年3月期は純利益2,133億円で7期ぶりに2,000億円突破
・自己資本比率は十分な水準を維持
むしろ「潰れかけた経験があるからこそ、身の丈に合った経営ができるようになった」のが今のりそな。大企業向けの巨額融資で背伸びせず、リテールに集中する戦略は国有化の教訓から生まれた。逆境をバネにした復活劇として、面接で語ると印象的だよ。
文系でも入れる?銀行って理系も必要?
圧倒的に文系有利。銀行の新卒採用は文系が8割以上。りそなグループは毎年500人以上を採用していて、メガバンクに次ぐ規模。
りそなが特に面白いのは——
・信託業務: 遺言書の作成、不動産仲介、株式事務。法学部の知識が直接活きる
・事業承継: 中小企業の後継者問題を解決。M&Aや税務の知識も身につく
・リテール営業: 個人向けの住宅ローン、資産運用相談
メガバンクは「大企業の財務部長と交渉」するイメージだけど、りそなは「商店街の社長の事業承継を支援する」仕事。どちらが好みかで選ぶといいよ。