3分でわかる五洋建設

港・防波堤・海底トンネル・洋上風力——
「海の工事」は五洋建設がNo.1

7,275億円 連結売上高(FY2025)
約3,900人 連結従業員数
海上工事No.1 国内シェア

国内海上工事シェアNo.1。「マリコン」の代名詞として洋上風力時代に存在感を高める

ゼネコン業界における五洋建設の位置づけ

🏗️
大成建設
大手5社(スーパーゼネコン)。売上2兆円超
売上2兆円超
🏗️
清水建設
大手5社。建築・土木の総合力
売上1.8兆円超
ここ!
五洋建設
中堅ゼネコン。海洋・港湾工事は圧倒的No.1
売上7,275億円
🌊
東洋建設
同じ「マリコン」。五洋と海洋工事を競う
売上2,500億円規模
🌊
若築建設
中堅マリコン。海洋・港湾専門
売上1,400億円規模

スーパーゼネコン5社が総合力で市場を抑える一方、五洋建設は「海洋土木の専門家」として独自ポジションを確立。洋上風力など再エネ分野でスーパーゼネコンとの協業も拡大中。

3つのキーワードで理解する

1

「マリコン」——海の上でも仕事ができるゼネコン

五洋建設は「マリコン(マリン+コンストラクター)」と呼ばれる海洋土木専門のゼネコン。港湾・防波堤・浚渫(海底の土砂を除去する工事)・海底トンネルなど、「海の上・海の中」での工事を得意とする。国内の海上工事受注シェアはNo.1で、この領域では大手スーパーゼネコンも五洋の専門性にはかなわない。

2

実は土木売上も大手に匹敵する規模

海洋のイメージが強いが、2024年度には陸上土木でも鹿島・清水・大林を抑えて業界2位に浮上した。トンネル・橋梁・道路・河川……陸の工事も確実にこなすゼネコン。「海の五洋」から「土木でも強い五洋」へと変貌しつつある。

3

洋上風力・再エネが新たな成長エンジン

日本政府が推進する洋上風力発電は、まさに五洋の独壇場。風車の基礎を海底に設置する工事、電力ケーブルを海底に敷設する工事——これらは海洋土木の技術がなければできない。脱炭素・再エネの追い風を最も受けるゼネコンの一つ。

あなたの生活にも五洋建設

港の整備

大型船が停泊できる港湾・岸壁工事

🌊 防波堤・護岸

津波・高波から海岸線を守る構造物

🌬️ 洋上風力

洋上風力発電施設の基礎・電力ケーブル

🚇 海底トンネル

東京湾アクアラインなど海底を貫くトンネル

ひよぺん対話

ひよこ

五洋建設って名前は知らなかったけど、どんな会社?

ペンギン

簡単に言うと「海の工事が得意なゼネコン」。ゼネコン(総合建設会社)は建物や道路を作る会社だけど、五洋建設は特に港・防波堤・海底トンネルなど「海の上・海の中」の工事で日本一の会社。こういう海洋土木の専門家を業界では「マリコン」と呼ぶよ。売上は約7,300億円で、大手スーパーゼネコン(鹿島・大成等の1兆円超)より小さいけど、海洋工事では大手も五洋に頼む構図になっている。

ひよこ

就活生としてゼネコンで五洋建設を選ぶ理由って何?

ペンギン

大きく2つあるよ。①「海洋土木」という希少性——大手スーパーゼネコンに入っても海洋工事はほとんどできない。五洋なら海の工事を専門にできる、唯一に近い環境。②洋上風力の成長市場——日本政府が2030年までに洋上風力10GW導入を目標に掲げていて、五洋の技術なしには実現できない。「社会インフラを作りながら再エネにも貢献」というキャリアは他のゼネコンでは得にくい。

ひよこ

「中堅ゼネコン」ってどういう意味?スーパーゼネコンとの違いは?

ペンギン

ゼネコンは売上規模で大まかに分類されるよ。スーパーゼネコン5社(鹿島・大成・清水・大林・竹中)は売上1〜2兆円規模。準大手(五洋・前田・熊谷組等)は売上5,000億〜1兆円規模。五洋は「準大手の中でも海洋特化」という独自ポジション。スーパーゼネコンは規模は大きいけど海洋工事の専門性では五洋に劣る。どっちが上という話じゃなく、役割分担に近い関係。

ひよこ

海外工事での損失が出たって聞いたけど、大丈夫なの?

ペンギン

2025年3月期に海外建設セグメントで約156億円の損失が出たのは事実。東南アジアの大型工事で追加費用が発生した。ゼネコンの海外工事は「想定外の地盤・気候・人件費上昇」でコスト超過するリスクがある。ただし国内事業(海洋土木・建築)は堅調で、全体の売上は過去最高を更新している。「海外リスクを管理しながら国内の強みを生かす」という課題は面接でも話題になるよ。