📊 数字で見る五洋建設

売上7,275億円——その中身は国内土木(海洋含む)・国内建築・海外建設の3本柱。「マリコンの年収は高い」の実態と、入社後の待遇データを確認しよう。

知っておきたい数字

7,275億円 連結売上高(FY2025) 初の7,000億円超え。前年比17.8%増で過去最高更新
217億円 営業利益(FY2025) 海外損失156億円の影響で前年比25.6%減。国内は堅調
889万円 平均年収 ゼネコン準大手水準。スーパーゼネコンより100〜200万円低め
約3,900人 連結従業員数 東証プライム上場。準大手ゼネコンの規模感

セグメント別売上構成

国内土木 42.2%

海洋・港湾工事を含む。業界2位の土木力

国内建築 35.0%

物流倉庫・病院・マンション等。急拡大中

海外建設 22.8%

東南アジア中心。直近は損失計上が課題

※ FY2025(2025年3月期)連結実績。日本基準。国内土木には海洋工事・港湾工事・基礎工事・各種土木が含まれる。

給与・待遇

平均年収889万円(有価証券報告書ベース。平均年齢約42歳)
初任給(大卒)月給約28万円(各種手当含む。現場配属後は現場手当が加算)
年収例(入社3年目)約500〜580万円(残業手当・現場手当含む)
年収例(施工管理1級取得後)600〜750万円(資格手当が加算)
年収例(現場所長クラス)800〜1,000万円以上
賞与年2回(業績連動)
現場手当遠隔現場赴任時に支給。単身赴任手当・住宅補助もあり
住宅社宅・独身寮あり(全国主要拠点)

※ 初任給・年収は公開情報・口コミベースの推定値。確定値は採用情報・内定後に確認すること。

採用データ

新卒採用人数100〜150名(年度により変動)
文理比率理系(土木・建築・機械)中心。理系約8割
主な採用職種施工管理技術職(土木・建築・設備)、事務・営業
平均勤続年数約16年(建設業は長期雇用が多い)
離職率建設業平均並み(約8〜10%)

業績推移(直近3期)

FY2023FY2024FY2025
売上高5,614億円6,175億円7,275億円
営業利益166億円291億円217億円
営業利益率3.0%4.7%3.0%

※ 日本基準。FY2025の利益率低下は海外建設セグメントの追加損失計上(約156億円)による。国内事業単体では利益改善。

業界内比較テーブル

五洋建設鹿島建設東洋建設
売上高7,275億円2兆4,000億円約2,500億円
平均年収889万円1,108万円約700万円台
海洋工事国内No.1国内有力国内2位クラス
洋上風力実績・体制先行参入中参入中
上場市場東証プライム東証プライム東証プライム

※ 「専門性では鹿島にも負けない」というのが五洋の海洋工事への自信。規模の差は専門領域での優位性で補う戦略。

ひよぺん対話

ひよこ

年収889万円って本当に高い?ゼネコン内での位置付けは?

ペンギン

ゼネコン全体の中では「中の上」レベル。スーパーゼネコン(鹿島1,108万円・大成1,080万円・清水985万円)より低いけど、建設業全体の平均約500〜600万円と比べれば圧倒的に高い。しかも889万円は全社員の平均なので30〜50代の管理職が含まれる。新卒1〜3年目は450〜550万円が目安。施工管理技士1級を取ると手当がつき、現場所長(700〜1,000万円)で一気に上がる仕組みだよ。

ひよこ

残業はどのくらい?建設業は「2024年問題」があるって聞いた

ペンギン

2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制(月45時間・年360時間)が適用されて、業界全体で改善が進んでいる。五洋建設の具体的な残業時間は非公表だが、業界平均は改善傾向で月30〜40時間台に落ちてきている。とはいえ工期末は繁忙になる構造は変わらない。現場によってムラがあるのが実態。

ひよこ

海外工事で156億円の損失ってヤバくない?

ペンギン

インパクトはあるけど、致命的ではない。五洋建設全体の売上は7,275億円で、156億円の損失は全体の2%程度。国内土木・建築が好調で売上は過去最高を更新しているから、海外損失で会社が傾くわけじゃない。ただし「海外事業のリスク管理が課題」というのは面接で突っ込まれるポイント。「採算管理の強化と受注選別で改善中」と答えられると良い。

ひよこ

株主還元や福利厚生はどんな感じ?

ペンギン

東証プライム上場企業として安定した配当実績がある。従業員向けには社宅・独身寮の完備(全国の現場近くに社宅)、退職金制度(確定拠出年金等)が整っている。現場手当・単身赴任手当も手厚く、転勤が多い分、手当で補填される仕組みになっている。建設業の中では福利厚生は標準〜やや充実の水準だよ。