3分でわかる大林組

東京スカイツリー、六本木ヒルズ、関西国際空港——日本のランドマークを建て続ける、関西発のスーパーゼネコン。

2兆6,201億円 連結売上高(FY2025)
約17,300人 連結従業員数
約29% 海外売上比率

スーパーゼネコン売上2位 × 洋上風力EPC × 宇宙エレベーター構想

スーパーゼネコン5社 — 業界の頂点

🏗️
鹿島建設
売上2.91兆円<br/>海外38%・技術力No.1
業界1位
ここ!
🏙️
大林組
売上2.62兆円<br/>再エネ・PPP・関西地盤
業界2位
🏟️
大成建設
売上2.15兆円<br/>新国立競技場・リニア
業界3位
⛩️
清水建設
売上1.94兆円<br/>老舗220年・ロボ施工
業界4位
🏯
竹中工務店
売上1.65兆円<br/>非上場・設計力No.1
業界5位

スーパーゼネコン5社は売上1兆円超の総合建設会社。大林組は売上2位で、洋上風力発電のEPC事業とPPP(官民連携)事業でスーパーゼネコン随一のポジションを持つ。

3つのキーワードで理解する

1

スーパーゼネコン売上2位——東京スカイツリーを建てた会社

売上高2兆6,201億円はスーパーゼネコン5社で堂々の2位。東京スカイツリー、六本木ヒルズ、関西国際空港、京都駅ビル——誰もが知るランドマークの施工実績がズラリ。関西発のゼネコンとして130年以上の歴史を持つ。

2

洋上風力・再エネで業界をリード

スーパーゼネコンの中で再生可能エネルギー事業に最も積極的。秋田港・能代港の洋上風力発電所を商業運転開始し、自社建造のSEP船「柏鶴」で洋上風力EPC事業を推進。「建てる」だけでなく「電気もつくる」ゼネコン

3

海外PPP・北米インフラで成長加速

北米ではMWH(水処理)・クレマー・ウェブコーを傘下に持ち、PPP(官民連携)事業で業界トップクラスの実績。東南アジア・オセアニアでもインフラ事業を拡大中。さらに2050年に宇宙エレベーター実現を目指す壮大なビジョンも。

身近な接点 — 大林組が建てた空間

🗼 東京スカイツリー

世界一高い電波塔(634m)。大林組の技術力の象徴

🏙️ 六本木ヒルズ

東京のランドマーク。大林組が施工を担当

✈️ 関西国際空港

海上に浮かぶ空港。大林組の土木技術の結晶

🌬️ 洋上風力発電所

秋田港・能代港で国内初の大規模商業運転。再エネの未来を建設

ひよぺん対話

ひよこ

大林組って関西の会社なの?東京のイメージが強いけど...

ペンギン

本社は大阪(大阪市港区)。1892年に大阪で創業した関西発のゼネコンだよ。でも東京本社(品川区)もあって、実質的には東西二本社体制

面白いのは、関西発なのに東京のランドマークをバンバン建ててること——
・東京スカイツリー(634m)
・六本木ヒルズ
・虎ノ門ヒルズ
・表参道ヒルズ

もちろん関西でも——
・関西国際空港
・京都駅ビル
・あべのハルカス(近鉄本社ビル)

「関西の会社だけど東京でも圧倒的に強い」というのが大林組の立ち位置だよ。

ひよこ

スーパーゼネコンの中で、大林組ならではの特徴は?

ペンギン

一言で言うと「再エネとPPPに最も積極的なスーパーゼネコン」

具体的には——

1. 洋上風力発電のEPC事業
自社で建造したSEP船「柏鶴(はっかく)」を持ち、洋上風力発電の設計・調達・建設を一貫で手がける。秋田港・能代港の洋上風力発電所は国内初の大規模商業運転

2. PPP(官民連携)事業
公共施設の建設・運営を民間が担うPPP/PFI事業で業界トップクラスの実績。海外でもPPP・コンセッション事業を拡大中。

3. 宇宙エレベーター構想
2050年に宇宙エレベーターの実現を目指すというスーパーゼネコンで最もぶっ飛んだビジョンを持っている。

鹿島が「技術×海外」、大成が「ブランド×ランドマーク」なら、大林は「再エネ×PPP×未来構想」が差別化ポイントだよ。

ひよこ

宇宙エレベーターって本当にできるの?

ペンギン

正直に言うと、2050年に実現できる可能性は低い。カーボンナノチューブ(ケーブルの素材)の量産技術がまだ確立されていないから。

でも重要なのは「大林組が本気で研究している」という事実。2012年に構想を発表し、実際にTLP型浮体の実海域実験もやっている。

就活生にとっての意味は——
「この会社は30年後の未来を真剣に考えている」と面接で語れる
・宇宙エレベーター研究で培った技術が、洋上風力やインフラ長寿命化に応用されている
「建設業=古い」というイメージを覆す企業文化がある

実現するかどうかより、「こういう挑戦ができる会社」に魅力を感じるかどうかが大事。

ひよこ

文系でも大林組に入れるの?

ペンギン

入れる。毎年50人前後の事務系を採用しているよ。仕事は——

営業: デベロッパーや官公庁への提案営業。数百億円規模のプロジェクトを受注する
開発: PPP/PFI事業の企画、不動産開発。自治体との交渉も
管理部門: 経理・法務・人事・IR。海外事業の契約は英語が必要

ただし新卒の約80%は技術系(施工管理・設計・研究)。文系の枠は限られるけど、「PPP事業の企画」「海外事業の管理」など文系ならではの活躍フィールドがある。

特にPPP/PFI事業は行政との折衝力が求められるので、法学部・経済学部出身者は強い。

もっと詳しく知る