3分でわかるNEC
顔認証世界No.1、海底ケーブル世界3強、はやぶさ2——
「見えないインフラ」を世界レベルの技術で支えるIT企業
日本を代表するIT企業。リストラの痛みを越えて、DX×防衛で再成長フェーズへ
NECの事業ポートフォリオ
ITサービスが売上の7割超を占める主力事業。社会インフラには防衛・宇宙・海底ケーブルなど「NECにしかできない」事業が集まる
3つのキーワードで理解する
顔認証世界No.1
米国NIST(国立標準技術研究所)のベンチマークテストで5回の世界1位を獲得。1,200万枚の画像で認証エラー率0.12%という圧倒的精度。空港の出入国管理、イベント入場、顔認証決済など70か国以上で実用化されている。
BluStellar — DXの成長エンジン
NECのDX事業ブランド。500以上の製品・サービス、1万人のコンサルタント、1.2万人のDX人材で顧客の変革を支援。売上5,424億円を達成し、次期中計で1兆円・利益率20%を目標に掲げる。富士通の「Uvance」、日立の「Lumada」に相当。
海底から宇宙まで
光海底ケーブルで世界シェアトップ3。はやぶさ2のシステム設計・製造を主導し、日本初の人工衛星以来75機の衛星を開発。防衛通信では統合防空でシェア約70%。「見えないインフラ」を支える技術力がNECの真骨頂。
実は身近なNEC
空港の顔認証ゲート
成田・羽田の自動化ゲートにNECの顔認証技術。パスポートなしで出入国手続きが完了する未来へ
スタジアム・イベント入場
東京2020大会でも活用。チケットレス・顔パス入場を実現する技術基盤
海底ケーブル(インターネット)
日本とアメリカを結ぶ海底ケーブルの多くにNECが関与。今このページが見られるのもNECのおかげかも
はやぶさ2
小惑星リュウグウからサンプルを持ち帰った探査機。NECがシステム全体の設計・製造・試験を担当
ひよぺん対話
NECって名前は知ってるけど、正直「何の会社?」って聞かれると答えられない...
わかる、昔はPCや携帯電話のイメージが強かったよね。でも今のNECはITサービスと社会インフラの会社だよ。売上の7割以上がITサービス——企業や官公庁のシステムを作って運用する仕事。残りの2割強が通信インフラや防衛・宇宙関連。PCや携帯は2010年代にほぼ手放して、「見えないインフラ」を支える会社に変わったんだ。
富士通やNTTデータとどう違うの? 同じSIerでしょ?
確かにSI(システム構築)は3社とも主力だけど、NECは「技術の尖り」が違う。顔認証は米国NISTの評価で世界1位を5回取ってるし、海底ケーブルは世界3強、宇宙探査機のはやぶさ2も作ってる。富士通がハード+SIの総合力、NTTデータが純粋SIの規模なら、NECは「世界クラスの要素技術を持つSIer」という立ち位置だね。
でもNECってリストラのイメージも強い... 大丈夫なの?
正直に言うと、2000年代〜2010年代は厳しかった。売上は5.4兆円→3兆円に半減して、半導体・PC・携帯・プロバイダ事業を次々と手放し、グループ全体で約3万人の人員を削減した。「何度目のリストラ?」と言われた時代もある。
でもその構造改革が実を結んで、2025年3月期は営業利益36%増の2,876億円。利益率もどんどん改善してる。「痛みを乗り越えた復活企業」として今はむしろポジティブに語れる局面だよ。
面接で「なぜNEC?」って聞かれたらどう答えればいい?
3つの切り口があるよ。
①「世界レベルの技術×社会実装」——顔認証、海底ケーブル、宇宙。世界1位の技術を持ちながら、それを社会インフラとして実装できる会社は日本にほとんどない。
②「復活のストーリーに参加したい」——リストラの歴史を知った上で、BluStellarで再成長するフェーズに飛び込みたい。これは面接官に刺さる。
③「安全保障×IT」——防衛費が2倍になる中、NECは防衛ICTでトップ。国の安全を技術で守るという志望動機は競合他社にはない。
文系でも入れる? 技術系のイメージが強いんだけど...
入れるよ。NECは2024年からジョブ型の部門×職種別採用を本格導入して、約70のジョブディスクリプション(仕事内容の定義書)を公開してる。営業、コンサル、事業企画など文系向けの枠もしっかりある。新卒採用は年間約800名で、文系出身者も一定数いるよ。
ただし「SIerの文系営業」は提案力が命。技術の中身を理解して顧客に説明できる力が求められるから、「文系だけど技術に興味ある」人が向いてるね。