3分でわかる森永製菓

チョコボールからINゼリーへ——菓子メーカーから健康栄養食品メーカーへの転換で
4年連続・売上&利益過去最高更新中の老舗が変わっている

2,289億円 売上高(2025年3月期)
約1,472人 単体従業員数
4年連続 売上・利益とも過去最高更新

日本基準。従業員1,472人(単体)の少数精鋭メーカー。

3つのキーワードで理解する

1

チョコボール・キャラメル125年 — 「懐かしさ×定番」の菓子ブランド

1899年創業の老舗菓子メーカー。チョコボール・ダース・ミルクキャラメル・ハイチュウ・チョコモナカジャンボなど、日本人が子どもの頃から知っているお菓子を多数保有。「エンゼルマーク」と「キョロちゃん(チョコボールのキャラクター)」が象徴。長年愛されるブランド力が参入障壁として機能している。

2

INゼリー → 「in」シリーズで健康食品に転換中

近年最も成長しているのが「in(イン)シリーズ」。INゼリー(ゼリー飲料)はカロリー調整・ビタミン補給として定番化し、「inバープロテイン」はスポーツ・健康意識層に爆発的に普及。「お菓子メーカー」から「健康栄養食品メーカー」への転換が進んでおり、これが売上・利益過去最高更新の最大の要因。

3

ハイチュウで海外展開 — 北米・アジアで認知急増

ハイチュウ(Hi-Chew)は北米・アジアで「とにかく噛み応えがあるキャンディ」として人気急上昇。MLB選手やNBA選手がおやつとして食べていることがSNSで拡散し、米国の若者に「日本のお菓子」として認知されている。2030年に海外売上比率25%以上を目標に掲げており、ハイチュウがその核となっている。

身近な接点

🍫
チョコボール

キョロちゃんの缶が懐かしい。当たりは「エンゼル」

INゼリー

試験・スポーツ前に飲む。コンビニで必ず見かけるゼリー

🍬
ハイチュウ

もっちり系キャンディ。米国でもクセになる味として人気

🍦
チョコモナカジャンボ

パリパリのモナカとバニラアイス。夏の定番アイス

ひよぺん対話

ひよこ

森永製菓って「お菓子の会社」でしょ?就職するイメージが湧かないんだけど...

ペンギン

そのイメージは正しい出発点だけど、最近は「お菓子だけじゃない会社」に変わりつつある。INゼリー・inバープロテインなどの「inシリーズ」が急成長していて、「健康栄養食品メーカー」としての色が強くなってる。

2025年3月期の売上2,289億円・営業利益212億円はどちらも過去最高。4年連続で最高更新という絶好調の状態。就活のタイミングとしては悪くない。

ひよこ

INゼリーってそんなに稼いでるの?

ペンギン

inシリーズ(INゼリー+inバープロテイン等)は森永製菓の成長ドライバー。コロナ禍で健康意識が高まり、「手軽に栄養補給」のニーズに完全にハマった。スポーツジムに行く人・ダイエット中の人・受験生・スポーツ選手まで幅広い層が使う。

「お菓子→健康食品」のシフトはグリコ(POWER PRODUCTION)や大塚製薬(ポカリ・SOYLENT)と競合するゾーンで、単価も高くて利益率が良い。この事業に関わりたいという志望動機は刺さりやすいよ。

ひよこ

文系でも入れる?採用ってどれくらい厳しいの?

ペンギン

文系でOK。採用人数は年間約48名(2024年度実績)と少なめで、倍率は高い。有名お菓子メーカーだから人気が高く、ESの競争は激しい。

職種は営業・マーケティング・管理(文系メイン)とR&D・生産技術(理系メイン)。初任給大卒25.1万円(2025年度実績)は食品メーカーの中でもそこそこ高水準。平均年収は約815万円(日経データ)で明治・グリコとほぼ同等のレベル。

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