数字で見る森永製菓

ESや面接で使える数字と、給与・採用データ。4年連続過去最高更新の成長企業が、どんな数字の構造を持っているかを把握する。

知っておきたい数字

2,289億円
売上高(2025年3月期)
4年連続過去最高更新。前年比7.3%増
212億円
営業利益(2025年3月期)
こちらも過去最高。営業利益率約9.3%
約815万円
平均年収(日経データ)
平均年齢43.2歳。食品業界の中〜上位水準
25%以上
海外売上比率(2030年目標)
ハイチュウ(Hi-Chew)が海外展開の核

セグメント別売上構成(概算・2025年3月期)

菓子事業 約50%

チョコボール・ダース・ハイチュウ・ミルクキャラメル・小枝・森永ビスケット等

健康栄養食品事業(in) 約30%

INゼリー・inバープロテイン・inバーウエファー等。売上成長率が最も高い事業

冷菓事業 約20%

チョコモナカジャンボ・ホームランバー・BOXシリーズ等。夏場に需要集中

※ 日本基準。健康栄養食品事業(inシリーズ)が最も高い売上成長率を示しており、事業構成のシフトが進んでいる。

給与・待遇

平均年収約815万円(日経データ・平均年齢43.2歳)
初任給(大卒)月給251,000円
初任給(修士了)月給261,000円
初任給(博士了)月給268,500円
賞与年2回(業績連動)
平均勤続年数18.9年(安定した職場環境)
諸手当住宅手当・通勤手当・家族手当・時間外手当等

※ 初任給は2025年度実績。食品メーカーの中では初任給がやや高水準。

採用データ

新卒採用人数(2024年度)48名(食品メーカーの中では少なめ)
職種総合職(営業・マーケ・海外・管理)+技術職(R&D・生産技術)
従業員数(単体)1,472名(2025年3月期)
平均年齢43.2歳
平均勤続年数18.9年

※ 単体従業員1,472人は食品メーカーとして少数精鋭。若手の裁量が大きい環境。

業績推移(直近3期・3月期)

FY2023FY2024FY2025
売上高1,943億円2,133億円2,289億円
営業利益約202億円約202億円212億円
営業利益率約10.4%約9.5%約9.3%

※ 日本基準。3期連続の増収。売上・利益ともに4年連続で過去最高を更新中(FY2022〜FY2025)。

菓子メーカー4社比較

森永製菓明治HDグリコカルビー
売上高2,289億円1兆1,541億円約1,800億円(推定)2,729億円
営業利益212億円847億円非公開約230億円
平均年収約815万円約910万円非公開約754万円
海外売上比率約10%台約20%約30%(ポッキー)約30%
健康食品inシリーズ(急成長)ザバスプロテインPOWER PRODUCTIONフルグラ
上場東証プライム東証プライム非上場東証プライム

※ 最新決算期のデータ(2025年3月期または2024年3月期)。グリコは非上場のため推定値。

ひよぺん対話

ひよこ

年収815万円って食品メーカーとしてどう?

ペンギン

食品業界では中位〜上位。比較すると:

・味の素:1,037万円
・キッコーマン:823万円
・森永製菓:約815万円←ここ
・ハウス食品G:約700万円台(推定)

815万円は平均年齢43.2歳の全社平均。若手の実態:
初任給:大卒25.1万円(2025年度実績)
・入社3〜5年:450〜550万円
・主任クラス:650〜750万円
・課長クラス:800〜950万円

初任給は食品メーカーの中でも高水準(キッコーマン23万円・ハウス22.9万円より多い)。年収も着実に上がる年功型。

ひよこ

採用人数48人って少なすぎない?入れる気がしないんだけど...

ペンギン

正直、難易度は高い。食品メーカーの中でも森永製菓の採用人数は少ない部類で、チョコボール・INゼリーというブランド力もあってプレエントリーは多い。倍率はかなり高めと覚悟すること。

合格するには:
「なぜ森永製菓か」の明確さ。「お菓子が好き」だけでは落ちる。inシリーズの成長戦略、ハイチュウの海外展開という具体論が必要
「変革期に関わりたい」という熱量。菓子→健康食品への転換という大きなテーマへの共感が刺さる
食への本物の関心。「好きなお菓子は何ですか」という質問に、分析的に語れるか

諦めず、具体的な研究をしっかりやれば差はつくよ。

ひよこ

4年連続過去最高更新って本当にすごいの?それとも偶然?

ペンギン

偶然ではない。理由は明確で:

inシリーズの成長が売上を引き上げ、かつ単価が高く利益率も改善
価格改定の成功。原材料高騰分を価格転嫁できた(消費者に受け入れてもらえた)
ハイチュウの海外展開が着実に貢献

これが単年の偶然ではなく4年続いているのは、事業モデルの転換が機能している証拠。もちろん将来のリスクもあるが、現時点では「成長フェーズにある企業」という評価が妥当。

就活のタイミングとして、成長企業に入れるなら今が良いタイミングだよ。

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