働く環境とキャリアパス

「データで企業の意思決定を変える」仕事をする専門家になるキャリアパス。文系出身でも数字と仮説思考が好きな人には理想的な環境。

キャリアステップ

1〜2年目

リサーチの基礎を現場で習得(年収 330〜420万円)

  • 入社研修でマーケティングリサーチの基礎・業界知識・ツール操作を習得(1〜2ヶ月)
  • 先輩リサーチャーのサポートとして既存プロジェクトに参加
  • アンケート設計補助・データ集計・クロス集計・グラフ作成が中心業務
  • 担当クライアントのレポートを先輩と一緒に作成し、内容を学ぶ
  • 「仮説を立て、データで検証する」サイクルを体で覚える1〜2年
3〜5年目

主担当リサーチャーとして独り立ち(年収 450〜600万円)

  • クライアントとのヒアリングから調査設計まで主担当として担う
  • 複数のプロジェクトを同時並行で回す実力とマルチタスク力が身につく
  • 定量調査に加え、グループインタビュー・デプスインタビューなど定性調査も担当
  • 後輩指導・プロジェクトリーダーとしてのマネジメント経験も積む
  • グローバルプロジェクト担当への異動・挑戦も可能
6〜10年目

シニアリサーチャー・マネージャーへ(年収 600〜800万円)

  • チームのマネージャーとして複数案件・複数メンバーを統括
  • コンサルティング型の提案をリードし、クライアントの経営会議でプレゼン
  • AI・テキスト分析・統計解析などの高度スキルで差別化
  • 海外拠点や外資系クライアントとのグローバルプロジェクトへの挑戦
10年目〜

事業・組織のリーダーへ(年収 800万円〜)

  • ビジネスユニットの責任者、海外現地法人の管理職
  • マーケリサーチのエキスパートとして業界イベントでの登壇・執筆活動
  • 転職市場でも「リサーチ×データ戦略のプロ」として評価される
  • 事業会社のマーケティング本部長・データ戦略責任者への転職キャリアも多い

研修・育成制度

📚

入社時研修(1〜2ヶ月)

リサーチ業界の基礎知識、マクロミルのサービス体系、調査ツール操作、データ倫理(個人情報保護)を体系的に学ぶ。

📊

統計・データ分析スキル研修

クロス集計、有意差検定、多変量解析の基礎を社内研修で習得。文系出身でも統計の考え方を身につけられる。SPSSやR・Pythonを使った分析に挑戦できる環境も。

🌏

グローバル案件経験

韓国子会社・欧米パートナーとの連携プロジェクトで国際的な視点と英語ビジネスコミュニケーション力を養う機会。希望者はグローバル担当へのアサインを申し込める。

💡

コンサルティングスキル研修

データ分析にとどまらず、「調査結果をどう意思決定に活かすか」を提言するコンサルスキルを磨く研修。5〜6年目以降のリサーチャーが対象。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • データ・数字・調査が好き、または興味がある
  • 「なぜこのデータはこうなっているのか」という仮説思考が楽しい
  • 企業の意思決定に直接影響を与える仕事がしたい
  • 多様な業界(食品・金融・IT・製薬等)のクライアントと幅広く関わりたい
  • 文系でもデータで飯を食うキャリアを作りたい
  • グローバルな仕事(多国籍調査・海外クライアント)に興味がある
⚠️

向いていない人

  • 自分でサービスやプロダクトを作りたい(→ テックベンチャーが向いている)
  • 大人数でプロジェクトを動かす大規模案件がしたい(→ SIerが向いている)
  • 細かいデータ作業より「人と大きい案件を動かす」ことに価値を感じる
  • 安定した高年収を就活の最優先にしたい(→ コンサルや外資が向いている)
  • データ分析や論理的整理が苦手で克服する意欲もない

ひよぺん対話

ひよこ

平均年収573万円って高い?低い?同業他社と比べてどう?

ペンギン

インテージHD(持株会社ベース)の897万円と比べると低く見えるけど、これは単純比較ができない——インテージは持株会社の少人数管理職の数字で、実際に調査業務をやる子会社ベースはもっと低い水準になる。同じくらいの職種・年齢で比べると、マクロミルは市場平均よりやや上の水準。平均年齢33.9歳で573万円(有報2024年6月期)はIT系の専門職として悪くないレンジ。ただしトップコンサルや外資IT系には届かないから、「とにかく高年収を目指す」なら違う選択肢を考えた方がいい。「データの専門家として着実にキャリアを積みたい」人には合った水準だよ。

ひよこ

「リサーチ会社からの転職」ってしやすいの?マクロミル出身は市場価値高い?

ペンギン

事業会社(メーカー・流通・金融)のマーケティング部門・市場調査部門への転職は非常にしやすい。「クライアント側にいた人がベンダー側へ来た」という逆の視点があるから、採用する側の企業が欲しがる。「マーケリサーチの現場を知っている人材」はクライアント企業のマーケ部門で重宝される。コンサルへの転職は難易度が上がるが、データ分析スキルを磨いてデータコンサルタントとして移るルートも増えている。特に「リサーチ×コンサル」経験を積んだ後の転職は市場評価が高く、30代中盤以降のキャリアの選択肢は広い。