3分でわかるLIXIL

INAXのトイレ、トステムの窓——日本の「住まい」を支える住宅設備・建材の国内最大手。150カ国展開のグローバル企業。

1兆5,047億円 売上収益(FY2025)
150カ国+ 事業展開国数
約9万人 連結従業員数

水まわり × 建材 × グローバル(GROHE / American Standard)

4つの事業ポートフォリオ

国内40%シェア
🚿
ウォーターテクノロジー
トイレ・シャワートイレ<br/>バスルーム・キッチン(INAX)
売上の最大セグメント
🪟
ハウジングテクノロジー
窓・サッシ・玄関ドア<br/>エクステリア(トステム)
断熱リフォーム需要で拡大中
🌍
グローバル(GROHE)
欧州高級水栓ブランド<br/>160カ国以上で展開
北欧・中東・アジアで成長
🇺🇸
グローバル(American Standard)
北米・アジアの衛生陶器<br/>中間価格帯でシェア
アジア新興国で拡大

水まわり(INAX)と建材(トステム)が国内の2本柱。GROHEとAmerican Standardがグローバル展開を支える。リストラ後の収益体質改善で、4事業が相乗効果を生む「住まいのソリューション企業」へ変革中。

3つのキーワードで理解する

1

INAXのトイレ・トステムの窓——あなたの家に「LIXIL」がある

川崎重工のように「LIXIL」という社名は耳慣れないかもしれないが、INAXのシャワートイレ(国内シェア約40%)やトステムのサッシ・窓は日本の家庭に深く浸透している。2011年に5社合併して生まれた「スーパーブランド」が今のLIXIL。

2

150カ国展開——日本のトイレ文化を世界へ

GROHEやAmerican Standardを傘下に持つ「住宅設備・建材のグローバルカンパニー」。日本のシャワートイレ文化を世界に広める事業を展開中。インドや中東など新興国でも低価格ブランドで急成長。「水まわり×グローバル×サステナビリティ」が中長期の成長テーマ。

3

大規模リストラを経た再成長——「負のイメージ」から「再建の物語」へ

2019〜2022年に約1万人規模のリストラと不採算事業の売却を実施。骨格を削った結果、2025年3月期は営業利益が前年比82%増。「大手でも変わらなければならない」という覚悟を見せた企業。逆境からの再成長ストーリーは面接でも語れる。

身近な接点 — LIXILの製品に触れている瞬間

🚿 INAXのシャワートイレ

あなたの家・学校・商業施設のトイレがINAX製の確率は高い。国内シェア約40%

🪟 トステムの窓・サッシ

日本の住宅の窓枠や玄関ドアにトステムブランドが多い。断熱性能改善リフォームの主役

🛁 システムバス(INAX/GROHE)

集合住宅・一戸建てのユニットバス。GROHEは高級ホテルの水栓でよく見る

🏗️ マンション・商業施設の建材

大型建築物のタイル・衛生陶器はLIXIL製が多い。街のインフラをLIXILが支える

ひよぺん対話

ひよこ

LIXILってトイレの会社でしょ?それだけで大企業になれるの?

ペンギン

トイレだけじゃなくて——

水まわり全般: トイレ・バスルーム・キッチン・洗面台
建材: 窓・サッシ・ドア・エクステリア・タイル・床材
グローバルブランド: GROHE(欧州)、American Standard(北米・アジア)

「家を建てる・リフォームする」ときに関わる水まわりと外装のほぼすべてをLIXILが供給できる総合住宅設備会社。売上1.5兆円は日本のメーカーとしてかなり大きい。

比較すると——
・任天堂: 約1.5兆円(LIXILとほぼ同規模)
・アサヒビール: 約2.6兆円
・LIXIL: 1.5兆円

「住宅設備の巨人」と覚えておこう。

ひよこ

リストラがあったって怖いんだけど...

ペンギン

正直に言う——2019〜2022年に大規模なリストラをしたのは事実。約1万人規模の削減と不採算事業の売却(ビル用建材等)を実施。

なぜリストラしたかというと——
・2011年に5社合併したものの、重複事業の統合が遅れた
・過剰な多角化で各事業の競争力が低下
・2019〜2022年の最終損失が続いた

リストラ後の結果は——
・2025年3月期: 営業利益82%増。収益体質が改善
・純利益: 赤字(-1,391億円、FY2023)→黒字(80億円、FY2025)に転換

「リストラ=ダメな会社」ではなく、「手術して健康を取り戻した会社」と理解してほしい。就活生として見るなら「再成長フェーズに乗れる」タイミング。

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