数字で見るLIXIL
ESや面接で使える数字を完全整理。「純利益黒字転換」の意味と、再成長への道筋を読み解く。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上(推定)
約7,500億円——トイレ・バス・キッチン(INAX)+GROHE水まわり
約5,200億円——窓・サッシ・ドア・エクステリア(トステム)
約2,300億円——American Standard(北米・アジア)等
業績推移(直近3期)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 約1兆4,800億円 | 约1兆4,840億円 | 1兆5,047億円 |
| 営業利益 | 約163億円 | 163億円 | 296億円 |
| 純利益 | △1,391億円 | △47億円 | +80億円 |
※FY2023の大赤字はのれん・無形資産減損等による特別損失。営業利益は安定的に推移。
給与・待遇
| 平均年収 | 709万円(平均年齢46歳) |
| 初任給(学部卒) | 月額247,000円 |
| 初任給(修士了) | 月額262,000円 |
| 賞与 | 年2回 |
| 社宅・住宅手当 | あり |
| 本社 | 東京都品川区 |
採用データ
| 新卒採用数 | 約100〜190名(年度により変動) |
| 文理比率 | 技術系・事務系の両方を採用 |
| 選考プロセス | ES → 適性検査 → 面接複数回 |
| 主な採用大学 | 早稲田・慶應・東大・MARCH・関関同立・理系各大学 |
住宅設備メーカー比較
| LIXIL | TOTO | パナソニック(参考) | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆5,047億円 | 約7,200億円 | 約8.5兆円(全体) |
| 営業利益率 | 約2% | 約9% | 約4% |
| 平均年収 | 709万円 | 約730万円 | 約830万円 |
| グローバル展開 | 150カ国(GROHE等) | 主にアジア・北米 | 全世界(家電) |
| 本社 | 品川(東京) | 小倉(北九州) | 門真(大阪) |
ひよぺん対話
年収709万円って高い?低い?
平均年齢46歳で709万円なので、若手はかなり下。目安——
・25歳(3年目): 約420〜460万円
・30歳: 約520〜580万円
・35歳(管理職手前): 約620〜700万円
同業他社との比較——
・TOTO: 約730万円(LIXILより少し高い)
・パナソニック(住設含む): 約830万円
・YKK AP: 非上場(不明)
住宅設備メーカーとしては標準的〜やや低めの水準。ただし本社が東京(品川)で交通の便が良く、海外赴任・グローバル手当がつくと大きく上がる。業績が回復している今、賞与の増加が期待できるタイミング。
営業利益82%増ってすごい数字だけど、本当に復活したの?
「V字回復」というほど劇的ではないけど、着実な改善が続いている——
・FY2023: 純利益△1,391億円(大赤字)——のれん減損・事業整理で大幅損失
・FY2024: 純利益△47億円(小幅赤字)——損失が縮小
・FY2025: 純利益+80億円(黒字転換)——ようやく黒字
営業利益は前年比82%増の296億円と改善しているが、売上に対しての営業利益率は約2%でまだ低い。TOTOが約9%なのと比べると、まだ道半ば。
「完全復活した」というより「底を抜け出して着実に上がっている」フェーズ。就活生としては「再成長の始まり」に乗るチャンスとも言える。