LIXILの仕事内容
トイレ・窓・グローバルブランド——「住まい」に関わるすべてを手がける会社の仕事とは?
(INAX) ハウジングテクノロジー 窓・サッシ・建材
(トステム) グローバル事業 GROHE
American Standard リフォーム・施工 住宅改修
ZEH対応
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
インド・中東向け低価格トイレブランドの展開
衛生環境が整備されていない新興国向けに低価格・現地生産の衛生陶器を展開するプロジェクト。現地のニーズに合わせたデザイン・機能を現地チームと共同開発。「トイレのない生活をなくす」という社会的使命も担う。
次世代シャワートイレの開発
省水・省エネ・AI連携など次世代機能を持つシャワートイレの新機種開発。センサー・ソフトウェア・陶器・洗浄ノズルの設計が融合する複合開発プロジェクト。TOTOとの競争で技術差別化が求められる。
ZEH(ゼロエネルギーハウス)向け断熱窓リフォーム
省エネ法改正で断熱性能の基準が厳格化。既存住宅の窓を断熱性能の高い樹脂窓・複層ガラスに交換するリフォーム需要が急増中。工務店・ハウスメーカーへの提案・施工支援を行う。
マンション・商業施設向け建材一括受注
大規模マンションや商業施設の新築・改修工事に際して、タイル・サッシ・衛生陶器・バスルームをまとめて受注する「スペック営業」。ゼネコン・設計事務所・ハウスメーカーへの提案活動。
事業領域マップ
ウォーターテクノロジー
住宅メーカー・ゼネコン・個人消費者シャワートイレ(INAX): 国内シェア約40%。アラウーノ等のプラスチック製・陶器製を展開
バスルーム: システムバス(ユニットバス)の設計・製造
キッチン: I型・L型などのシステムキッチン。家事ラクをコンセプトに
洗面台: ミラーキャビネット付き洗面化粧台
グローバル水まわり: GROHEの高級水栓・シャワーシステム(欧州・中東)
ハウジングテクノロジー
住宅メーカー・ゼネコン・リフォーム業者窓・サッシ(トステム): アルミ・樹脂・複合サッシ。断熱性能強化で需要急増
玄関ドア: セキュリティ・デザイン・断熱性能を兼ねた玄関ドア
外壁・屋根材: 住宅外装システム(サイディング等)
エクステリア: フェンス・ウッドデッキ・カーポート
店舗・施設用建材: 商業施設向けのカーテンウォール・スライドドア
グローバル事業(GROHE・American Standard)
欧米・アジア・中東の住宅・施設GROHE: ドイツ発の高級水栓ブランド。欧州・中東・アジアの高級ホテル・高級住宅に採用
American Standard: 北米・アジアの中価格帯衛生陶器。ショッピングモールや集合住宅に広く採用
新興国向け低価格ブランド: インド・東南アジア・アフリカ向けの手頃な衛生陶器
リフォーム・施工サポート
既存住宅オーナー・リフォーム業者断熱窓リフォーム: 省エネ法改正・ZEH補助金活用の窓交換リフォーム需要急増
バスルーム・トイレリフォーム: 既存製品の取り換え。耐用年数20〜25年で更新需要あり
施工職人との連携: LIXILショールームを全国展開。住宅設備の選定〜施工サポート
LIXILメンバーズ: 工務店・リフォーム業者との会員制パートナーシップ
ひよぺん対話
LIXILに入社したら、どんな職種があるの?
大きく分けると——
技術系(エンジニア):
・製品設計(トイレの形状・ノズル・センサー設計)
・材料技術(陶器・樹脂・アルミ材料の研究)
・生産技術(製造ラインの効率化)
事務系(文理不問):
・スペック営業: ゼネコン・設計事務所に製品を売り込む。「この建物にLIXILを使ってください」
・マーケティング: INAXブランドの広告・新製品のコンセプト開発
・グローバル営業: GROHE・American Standardの海外顧客対応
・経理・財務・人事・経営企画: コーポレート機能
文系にとってはマーケティングやグローバル営業が狙い目。住宅設備という「生活に密着したもの」を扱うので、消費財メーカー志望の人にも向いている。
グローバル事業って実際どのくらいグローバルなの?
売上の約30%が海外(GROHE・American Standard等含む)。150カ国以上での販売という規模感は本物。
ただし正直に言うと——
・国内事業が依然として主軸(売上の70%が日本国内)
・GROHEはドイツ系企業文化。日本本社とGROHE欧州本部の文化的摩擦が過去にあった(CEOの交代劇等)
・グローバルポジションに就けるのは英語力+志向の強い人
海外に行きたい人は「グローバル志向採用枠」や「GROHE・American Standardへの出向」を狙うこともできる。ただし最初から海外配属は少数。「いつかグローバルで働きたい」という意志を入社時から示しておくことが大切。