3分でわかるライオン

システマ・NANOX・キレイキレイ——あなたの毎日の習慣を支える「オーラルケア×生活習慣」メーカー

4,220億円 売上高(2025年12月期)
約7,100人 グループ従業員数
約65名 新卒採用数(2024年)

花王と並ぶ日用品メーカー。歯磨き研究の専門性ではライオンが際立つ

ライオンの事業構成

主力
🦷
一般用消費財(国内)
ハミガキ・ハブラシ・洗剤・ハンドソープ・一般薬。売上の53%を占める主力
2,240億円
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海外事業
韓国・タイ・マレーシア・中国など。オーラルケアを軸にアジアへ拡大
1,604億円
🏭
産業用品事業
タイヤ防着剤・EV電池用カーボン・業務用洗浄剤。BtoB領域
376億円

国内消費財53%・海外38%・産業用9%の構成。海外比率がじわじわ上昇中。産業用品はEV向け素材で成長が期待されるBtoB部門。

3つのキーワードで理解する

1

オーラルケアの専門メーカー

ライオンの最大の特徴は歯磨き・ハブラシ分野での圧倒的な研究実績。「システマ」「クリニカ」など歯周病・虫歯予防に特化したブランドを持ち、歯科医師からの信頼が厚い。ライオンの研究者は歯学部出身者も多く、「オーラルケアの学術メーカー」とも呼ばれる。

2

「習慣化」で毎日使われる製品

ライオンの製品は歯磨き・手洗い・洗濯という毎日の習慣に組み込まれたものばかり。一度ブランドを選んでもらえれば繰り返し購入される安定したビジネスモデル。「NANOX」「キレイキレイ」「バファリン」は日本の家庭に深く根付いたブランド。

3

BtoC×BtoBの二刀流

一般消費者向けの日用品だけでなく、産業用途の機能化学品(タイヤ防着剤・EV電池用カーボン)も展開。EVシフトの波に乗れるBtoB事業の成長が注目されている。消費財が景気の波を受けにくく、ケミカルが上乗せで成長する構造。

身近な接点

🦷

システマ・クリニカ

歯科医院でも推奨される歯周病予防ハミガキ。ライオンの研究開発の粋を集めたフラッグシップ

🧴

NANOX・トップ

洗濯用洗剤の定番。「スーパーナノックス」は濃縮型洗剤のトップシェアブランド

🤲

キレイキレイ

ハンドソープの定番ブランド。コロナ禍で認知度が急上昇、今や手洗い習慣の象徴

💊

バファリン・スマイル

解熱鎮痛薬・目薬の一般薬ブランド。ドラッグストアで毎日売れ続ける定番品

ひよぺん対話

ひよこ

ライオンって花王と何が違うの?どっちも日用品メーカーでしょ?

ペンギン

規模と多角化の度合いが違う。花王は売上1.6兆円、ライオンは4,200億円で4倍近い差がある。でも「オーラルケア(歯磨き)への専門性」はライオンの方が上。花王にケミカル事業があるように、ライオンには産業用品事業があってEV電池向け素材も作ってる。「日用品で比べると花王の弟分、歯磨きの研究で比べたらライオンの方が本気度が高い」かな。

ひよこ

就活での立ち位置は?人気ある?

ペンギン

花王・P&Gほどの超人気ではないけど、日用品メーカーの中堅〜上位の人気。メーカー志望の就活生が受けるリスト入りはする。採用数は年65名程度で花王(143名)の半分以下。倍率は花王ほど高くないといわれるけど、大手メーカーとしては普通に難関。理系(特に化学・生物系)はオーラルケア・洗剤の研究職、文系は営業・マーケが王道。

ひよこ

「習慣化ビジネス」って面接で言えるキーワード?

ペンギン

使えるよ。ライオン自身が「習慣化」をキーワードにしてる。ポイントは「毎日使うものだから、一度信頼を勝ち取れば長く選ばれ続ける」という安定性。競合他社は製品の性能で戦うけど、ライオンは「歯磨きという習慣の中に入り込む」という発想。面接では「自分が毎日使っているライオンの製品の体験」と絡めて話すと刺さりやすい。

ひよこ

2025年決算って良かったの悪かったの?

ペンギン

良かった。売上4,220億円(前年比+2.2%)、営業利益363億円(前年比+28.1%増)。収益構造改革の成果で2年連続の大幅増益。海外事業の拡大とペット用品など新カテゴリの伸びも効いてる。2024年〜2025年はライオンにとって「改革の結果が出た時期」と評価できる。