3分でわかる公文教育研究会
「自学自習」を世界に広めた学習塾チェーンの本部
世界50か国以上に展開する日本発グローバル教育ブランド
KUMONグループの構造
新卒採用で入社するのは「公文教育研究会(本部)」。教室で子どもを直接教えるインストラクターとは別の仕事。
3つのキーワードで理解する公文教育研究会
「自学自習」モデル
KUMON最大の特徴は「先生が教えない」こと。教材の難度を細かく設定し、子ども自身が考えて解くことで「学ぶ力」を養う。塾なのに「教えない」という逆説が世界で支持された。
世界規模のフランチャイズ
日本発で50か国以上に広がる学習塾チェーン。国内教室は約14,000、海外を合わせると数万教室規模。本部社員は教室を直接運営せず、フランチャイズのインストラクターを支援する立場。
非上場の安定経営
公文教育研究会は株式会社だが非上場。創業家の意志のもと、四半期利益よりも長期的な教育ミッションを優先する経営ができる。上場企業特有の株主プレッシャーがない分、腰を据えた事業展開が可能。
ひよぺん対話
KUMONって学習塾なのに「教えない」って聞いたんだけど、どういうこと?
そこがKUMONの肝だよ。普通の塾は先生が説明して生徒に理解させるけど、KUMONは自分で考えて解ける難度の教材を毎日解き続けるスタイル。インストラクターはヒントを与えたり励ましたりするけど、「教える」は最小限。その代わり自分で解けるようになる体験を積み重ねることで、勉強する習慣と自立心が育つんだ。
就活生として気になるのは「本部社員」と「教室のインストラクター」の違いなんだけど?
これは大事な区別だね。本部社員(公文教育研究会の正社員)は教室を直接教えない。主な仕事は①フランチャイズ教室の開拓・支援(エリアマネジャー)、②教材・カリキュラム開発、③海外展開のビジネス推進、④IT・マーケティングなどの本社機能。一方、教室インストラクターはフランチャイズのオーナーで、公文と契約した個人事業主。毎日子どもに接するのはインストラクター側で、本部社員は月に数回教室を訪問してサポートする立場なんだ。
海外50か国ってすごいね。本部社員が海外に行く仕事もある?
あるよ。海外事業部門では現地法人の立ち上げ・運営サポート、教材の翻訳・現地化、インストラクター研修を担う。ただ海外赴任は一部のポストで、新卒入社から数年は国内エリアマネジャー経験を積むのが一般的。海外に行きたいなら英語力を磨きつつ国内でしっかり実績を出すことが近道だよ。
教育業界って「先生になりたい人」が行く印象があるんだけど、文系・理系どっちが向いてる?
KUMONの本部社員採用は学部不問で、文系・理系どちらも採用している。エリアマネジャーは人と関わるコミュニティ形成力が大事だから文系も多い。教材開発は国語・数学・英語の各教科に精通した人材が必要で理系も活躍できる。「子どもが好き・教育に関わりたい」という動機は大切だけど、ビジネスとして教育を広げる視点も同じくらい重要。「教育×ビジネス」が面白いと思う人に向いてるね。