仕事内容を知る
「教えない学習塾」を世界に広める——公文教育研究会の本部社員は、教室で子どもを教えるのではなく、教室を支援・拡大するビジネスパーソン。
具体的なプロジェクト事例
新規教室オープンと会員獲得支援
エリアマネジャーが担当エリアの商圏を分析し、新規教室の出店場所を提案。インストラクターと一緒に開業準備から会員募集チラシの配布まで行う。オープン後3か月が勝負で、軌道に乗るまで週1回以上の訪問サポートが続く。
算数教材の改訂プロジェクト
子どもの学習データを分析し、つまずきやすい箇所を特定。教育心理学の知見を取り入れながら教材を改訂する。設問の難度設定・学習順序の最適化・解説文のリライトなど細部まで吟味する仕事。
アジア新興国への展開サポート
インド・インドネシアなどの新興国に現地フランチャイジーを招き、KUMONの指導方法を研修。現地の教育文化に合わせた教材のローカライズと、現地インストラクターの品質管理を担う。出張ベースで現地に入ることも多い。
事業領域の詳細
エリアマネジャー(教室支援)
フランチャイズ教室のインストラクター担当エリア内の既存教室の経営支援・新規教室開拓・インストラクター研修を担う。KUMONの本部社員の大多数を占める職種。全国各地に配属される。
- 教室の経営データ分析と改善提案
- 新規出店エリアの商圏調査
- インストラクター研修の企画・実施
- 会員数増減の原因分析と対策立案
教材・カリキュラム開発
全世界のKUMON会員算数・数学・国語・英語の各教科チームが、独自の教材設計と改訂を担う。世界共通教材の品質管理は本部(日本)が担当。
- 学習データに基づく教材改訂
- 海外向け教材のローカライズ監修
- デジタル教材・E-pencil対応の開発
- 指導法の研究と標準化
海外事業(グローバル)
海外現地法人・フランチャイジー北米・ヨーロッパ・アジア・中南米・アフリカなどの地域統括組織と連携し、各国でのKUMON普及を推進する部門。
- 新規進出国の市場調査・事業計画策定
- 現地パートナー(フランチャイジー)の開拓・管理
- 教材翻訳・現地化プロジェクト管理
- 海外インストラクター向け研修プログラム開発
本社機能(マーケ・IT・管理)
社内各部門・経営層マーケティング・デジタル推進・IT・人事・経理・法務など、企業の基盤を支える機能を担当する部門。
- 教室会員向けデジタルサービス(アプリ・Web)開発
- ブランドマーケティング・広告企画
- 人事制度設計・採用
- 財務・経理・法務・社内コンプライアンス
ひよぺん対話
エリアマネジャーって実際どんな1日を送ってるの?
担当エリアの教室(30〜50教室)を週次で巡回するのが基本。午前中はデータ分析・報告書作成、午後から教室へ移動して現地でインストラクターと面談する日が多いよ。夕方は子どもが来る時間帯に合わせて教室が動くから、インストラクターとの打ち合わせは昼間が中心になる。一人で何十教室も担当して、全部に目を配る仕事だから段取り力・自己管理力が必要。転勤は比較的少ない会社だけど、エリア内で近距離の異動はある。
教材開発って理系でないと無理?数学が苦手な文系でも行ける?
数学教材チームは確かに数学が得意な人が多いけど、国語・英語の教材開発は文系の人が中心。大事なのは学問の専門知識だけじゃなくて、「子どもがどうつまずくか」を理解する能力と、文章表現力。教科の教員免許を持っている人も多いし、学校の先生の経験を持つ中途採用者もいる。新卒で教材開発に直接配属されることは少なく、最初はエリアマネジャーとして現場を経験してから希望配属する流れが多いよ。