3分でわかるキリン

居酒屋の一番搾り、コンビニの午後の紅茶、ドラッグストアのファンケル——
ビールだけじゃない。「食から医にわたる」唯一無二の飲料・バイオ企業

2兆3,384億円 売上収益(FY2024・12月期)
約3.1万人 連結従業員数
4,956億円 協和キリン売上(医薬品)

ビール大手3社で唯一の医薬品事業保有

事業ポートフォリオ — 4つの柱で稼ぐ

主力
🍺
国内酒類
一番搾り・晴れ風・氷結<br/>国内ビールシェアNo.2
事業利益751億円
🥤
国内飲料
午後の紅茶・生茶・iMUSE<br/>健康飲料に注力
事業利益186億円
隠れた稼ぎ頭
💊
医薬(協和キリン)
バイオ医薬品<br/>腎臓・がん・免疫領域
売上4,956億円
🧬
ヘルスサイエンス
ファンケル・プラズマ乳酸菌<br/>2024年に完全子会社化
売上1,753億円

ビール+飲料の「食」と、協和キリン+ファンケルの「医・健康」で構成。ビール大手3社(サントリー・アサヒ・キリン)の中で医薬品事業を持つのはキリンだけ。

3つのキーワードで理解する

1

「ビール+医薬品」の二刀流 — 他のビール会社にない武器

サントリーもアサヒもビール・飲料がメインだが、キリンだけは医薬品事業(協和キリン)を持っている。協和キリンの売上は4,956億円で、バイオ医薬品の分野では日本有数の企業。ビールで培った発酵・バイオテクノロジーが医薬品開発の原点になっている。「食品メーカーの枠を超えた企業」であることが、就活でキリンを語る最大の差別化ポイント。

2

晴れ風ブーム — スーパードライに挑むキリンの新エース

2024年発売のキリンビール「晴れ風」は発売後わずか3ヶ月で1億本を突破。長年スーパードライの後塵を拝してきたキリンが、ビールカテゴリーで巻き返しを図る切り札。一番搾り+晴れ風の2本柱体制で国内ビールシェアNo.2(約33%)を死守しつつ、No.1奪還を虎視眈々と狙う。

3

ファンケル買収 — 「食と医」を繋ぐ健康経営

2024年にファンケルを約2,200億円で完全子会社化。キリンの免疫ケア技術(プラズマ乳酸菌)とファンケルの美容・健康食品を組み合わせ、「食から医にわたる」ヘルスサイエンス事業を本格展開。CSV経営(社会課題の解決×経済的価値の創出)を掲げる、キリンの未来を賭けた一手。

身近な接点 — 実はこれもキリン

🍺 一番搾り・晴れ風

居酒屋の定番ビール。「一番搾り製法」のコクが特徴

午後の紅茶

コンビニで手に取る紅茶飲料。1986年から日本のティーブランドNo.1

🍵 生茶

ペットボトル緑茶の定番。「生茶葉抽出物」のまろやかな味

🧴 ファンケル

マイルドクレンジングオイルやサプリメント。2024年からキリングループ

ひよぺん対話

ひよこ

キリンってビールの会社でしょ?アサヒやサントリーと何が違うの?

ペンギン

一番の違いは「医薬品事業を持っている」こと。協和キリンという医薬品子会社があって、売上4,956億円。バイオ医薬品で腎臓病やがんの治療薬を開発している。アサヒは「ビール×グローバル」、サントリーは「飲料×酒類の二刀流」、キリンは「ビール×医薬品×ヘルスサイエンス」。面接で「なぜキリン?」と聞かれたら、この「食から医にわたる事業領域の広さ」が最強の回答になるよ。

ひよこ

ファンケルがキリンの傘下って意外すぎるんだけど...

ペンギン

2024年に約2,200億円で完全子会社化した。キリンのプラズマ乳酸菌(免疫ケア)とファンケルのサプリメント・化粧品を組み合わせて、「飲むだけじゃない健康」を提案する戦略。ぶっちゃけ、国内のビール市場は縮小傾向だから、「ビール以外で稼ぐ力」が必要なんだよね。医薬品とヘルスサイエンスを持つキリンは、ビール依存度を下げる手を着実に打ってる。

ひよこ

入社したらビール工場で働くの?

ペンギン

文系の多くは営業からスタート。スーパーやコンビニ、飲食店に一番搾りや午後の紅茶を提案する仕事。ビール工場(全国9工場)で働くのは技術系の一部。キリンの面白いところは、グループ内に全然違う事業があるから、キャリアの幅が広いこと。キリンビール→キリンビバレッジ→協和キリン→ファンケルと、同じグループ内で異業種転職みたいなことができる。ただし全国転勤は覚悟してね。

ひよこ

採用は厳しい?倍率どのくらい?

ペンギン

超難関。キリンHD全体で年間約120名程度の採用に対し、プレエントリーは5万人超。倍率は400倍以上と言われてる。食品メーカーは「身近で好きだから」で受ける人が多いけど、「好き」だけではES通過すら厳しい。差別化するなら「医薬品事業があるからキリン」「CSVの理念に共感」というビール以外の切り口で攻めるのが効果的だよ。

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