数字で見る近鉄エクスプレス

ESや面接で使える数字を整理。コロナバブル後の正常化とグローバル成長の両面を読み解く。

知っておきたい数字

約7,500億円
売上高(FY2024推定)
コロナバブル後の正常化水準——コロナ前比で成長継続
45カ国
グローバル拠点展開国数
300都市超——日系フォワーダーで最大規模クラス
約18,000人
グループ従業員数(連結)
海外スタッフが大半——グローバルな組織構成
約616万円
平均年収
平均年齢約40歳——物流業界の中では中程度
約220,000円
初任給(大学卒、月額)
諸手当別途——交通費・住宅手当含む
1970年
会社設立
近鉄グループの国際物流中核として50年以上の歴史

収益構造(事業別)

国際航空フォワーディング 55%

約4,100億円——KWEの主力事業。EC・精密機器・医薬品の航空輸送手配

国際海上フォワーディング 30%

約2,250億円——コンテナ船・バルク船を使った大量貨物輸送の手配

グローバルロジスティクス 10%

約750億円——倉庫管理・サプライチェーン設計の高利益率成長事業

国際引越・その他 5%

約400億円——海外赴任引越・エクスパット支援サービス

業績推移(直近3期)

FY2022(コロナバブル)FY2023FY2024(推定)
売上高約1兆809億円(過去最高)約8,500億円約7,500億円
特記事項航空運賃急騰・バブル期運賃正常化で減収越境EC・医薬品が成長
グローバル拠点43カ国44カ国45カ国
近鉄グループ上場廃止・完全子会社化非上場初年度グループ連携深化

※FY2024以降は推定値。正確な数字は近鉄グループHDの有価証券報告書を参照

給与・待遇

平均年収約616万円(平均年齢約40歳、平均年収マスター調べ)
初任給(大学卒)約220,000円(2025年採用情報、諸手当別途)
賞与年2回(業績連動)
海外駐在手当現地生活費相当の駐在手当を別途支給——実収入が国内給与より増加
勤務地東京(本社)・大阪・名古屋・成田・関空等。海外駐在あり
転勤国内・海外ともに転勤の可能性あり。海外駐在は希望者優遇
資格取得支援IATA資格・通関士試験の費用会社負担。語学研修あり

採用データ

新卒採用規模年間30〜50名程度(事務系中心、若干の技術系)
採用職種総合職(フォワーディング・ロジスティクス・営業)
英語要件TOEIC600〜700点以上が望ましい。英語力は重視
選考プロセスES → 適性検査 → 面接2〜3回(英語面接を含む場合あり)
インターンシップ実施(空港・物流センター見学型。国際物流体験プログラム)
採用大学MARCH・関関同立・旧帝大等。海外大学・帰国子女の採用あり
推奨資格通関士・IATA資格・貿易検定(入社後の取得支援あり)

フォワーダー業界 年収比較

平均年収特徴
日本通運(NX)約714万円国内1位・総合物流。年収高いが国内比重も大
郵船ロジスティクス約680万円(推定)日本郵船傘下。海上フォワードに強み
近鉄エクスプレス(KWE)約616万円国際特化・航空2位・45カ国。グローバルキャリア向き
阪急阪神エクスプレス約580万円(推定)関西発着強み。中堅フォワーダー
DHL(外資)約700〜900万円世界No.1フォワーダー。外資プレミアム
ヤマト運輸約500万円国内宅配中心。国際物流とは別セグメント

ひよぺん対話

ひよこ

売上が1兆円から7,500億円に減ったのって大丈夫なの?

ペンギン

心配しなくて大丈夫。ちゃんと説明する。

コロナ禍の航空貨物バブルが終わっただけの話。

2022〜2023年3月期のKWEは売上が1兆円を超えた。これはコロナで旅客便が減便→航空貨物スペースが激減→貨物運賃が急騰という特殊環境のせい。マスク・医薬品・半導体の緊急輸送で通常の3〜5倍の運賃が取れた時期。

その後、旅客便が回復して貨物スペースが戻り→航空運賃が正常化→KWEの売上も正常化した。約7,500億円(FY2024推定)は「バブル後の正常な水準」。

比較すると:
・コロナ前(2019年3月期): 約7,200億円
・コロナバブル(2022年3月期): 約1兆809億円
・バブル後(2024年3月期推定): 約7,500億円

つまりコロナ前に比べてむしろ成長している。心配するような下落ではない。

ひよこ

年収616万円って、物流業界の中でどのくらい?

ペンギン

物流業界の中では中程度。正直に比較する。

フォワーダー・物流各社の年収比較:
・日本通運(NX): 約714万円
・郵船ロジスティクス: 約680万円(推定)
近鉄エクスプレス(KWE): 約616万円
・ヤマト運輸: 約500万円
・佐川急便: 約500万円

日本の全業種平均(約460万円)より高いが、物流業界の中では中堅水準

ポジティブな点:
・海外駐在時は駐在手当が加算されて実収入増
・グローバル物流経験を積んだ後、DHL・キューネ&ナーゲルへの転職で年収アップも現実的

覚悟すべき点:
・コンサル・外資金融・外資IT(年収1,000万円+)と比べると大幅に低い
・「年収最大化」が最優先なら物流業界自体が向いていない可能性がある

KWEは「グローバルキャリアを積む場所」として選ぶのが正しい目線。年収は長期的な市場価値向上で後からついてくるという考え方。

ひよこ

採用人数が少ないけど、選考ってどんな感じ?

ペンギン

KWEの新卒採用は年間30〜50名程度(事務系中心)。中堅規模の採用。

選考のポイント:
・ESでは「なぜフォワーダーか」「なぜグローバルか」「なぜKWEか」の3つが問われる
・英語力(TOEIC600〜700点以上が望ましい)は重要
・面接では海外経験・語学力・グローバルへの意欲が評価軸の中心

倍率:
・正確な数字は非公開だが、物流フォワーダーの中では「就活生に人気だが採用人数は多くない」ため、倍率は比較的高い

有利になる経歴・経験:
・海外留学・海外インターン・海外ボランティア(どの国でも可)
・TOEIC 700点以上(850点以上あればアピールポイント)
・通関士・貿易検定など物流・貿易関連の資格
・部活・サークルでのリーダーシップ経験

面接で使えるフレーズ:
「日本のモノが世界に届く瞬間に関わりたい」「英語を使って毎日グローバルに仕事をしたい」「専門性の高い国際物流のプロになりたい」

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