亀田製菓の働く環境とキャリアパス
年間採用10〜20名の少数精鋭。早くから裁量を持てる反面、大企業の安定感とは異なる環境。新潟本社でものづくりを深めながら海外を目指す。
キャリアステップ
担当を持ち、早くから裁量がある
- 文系は国内営業(スーパー・コンビニへの提案)またはマーケティングアシスタントからスタート
- 理系は生産技術(新潟工場)か品質管理または研究開発(食品科学)
- 少人数の会社なので、1〜2年目から担当エリア・担当ブランドを持つケースが多い
- 入社後の研修で新潟工場の米菓製造を全職種が体験
- 3年目には担当業務で「一人前」として認められることを目指す
専門性を深め、海外・新規領域へ
- 営業はより大口顧客(大手コンビニチェーン本部・量販店)を担当
- 海外事業部への異動チャンスが出てくる。英語力と意欲次第で北米・東南アジアへ
- マーケティングではブランドアシスタントマネージャーとして柿の種等の戦略に参画
- 主任クラスへ昇進。年収目安は500〜650万円
事業の中核・マネジメントへ
- ブランドマネージャーとして柿の種・ハッピーターン等の年間戦略を統括
- 海外法人への赴任(北米・タイ・インドネシア)が現実的になるタイミング
- 営業ではエリアマネージャーとして組織管理
- 課長クラスに昇進。年収目安は700〜900万円
経営・事業を動かすポジションへ
- 部長・事業部長・執行役員として海外戦略・国内ブランド戦略を担う
- 海外グループ会社(Kameda USA等)の社長・役員への転出も
- 年収は1,000万円〜1,500万円超(役職・業績による)
研修・育成制度
米菓製造研修(全職種・新潟工場)
入社後全員が新潟工場での研修を経験。米の選別から焼成・味付け・包装まで米菓製造の全工程を体で覚える。「自分が売る・開発するものがどう作られるか」を知る起点
グローバル人材育成
海外事業の拡大に伴い英語研修・海外ビジネス研修を整備。北米・東南アジアへのトレーニー制度もあり、若手のうちに海外経験を積めるプログラムがある
マーケティング・ブランド研修
消費者インサイト調査、データ分析、デジタルマーケティングのスキルを習得。柿の種・ハッピーターンのSNS運用・プロモーション立案の実務と連動した研修
R&D・食品科学研修(技術系)
米菓の製造化学・品質管理手法・機能性食品の申請プロセスを習得。グルテンフリー認証取得など最新の食品トレンドに対応するR&D能力を育成
キャリア面談・自己申告
定期的なキャリア面談で希望職種・海外赴任意向を確認。少人数の会社なので、上司・人事との距離が近く、希望が通りやすい環境
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- 米菓・日本のお菓子文化に情熱がある人。柿の種・ハッピーターンが好きなだけでなく、「なぜ売れるか」を考えられる
- 海外で米菓文化を広めたい人。「グルテンフリーライスクラッカーで世界を獲る」ストーリーに共感できる
- 少数精鋭で早くから裁量を持ちたい人。大企業の歯車ではなく、若いうちから仕事の「顔」になりたい
- 食品科学・ものづくりを深めたい理系。米菓の製造技術・機能性食品の開発という専門性を磨ける
- 新潟・地方でのキャリアに抵抗がない人。本社・主要工場は新潟。ものづくりの現場を大切にする文化
向いていない人
- 大企業の規模感・安定感を求める人。売上1,033億円は食品業界では小規模。大手食品メーカーのリソース・ブランド力とは差がある
- 絶対に東京勤務を希望する人。本社・工場は新潟。東京拠点もあるが、キャリアの中心は新潟になりやすい
- 高年収を最優先する人。平均年収564万円は業界平均前後。大手メーカーと比べると見劣りする
- 同期が多い環境でモチベーションを上げるタイプ。年間採用10〜20名と少なく、同期の少なさが物足りなく感じる人も
- 複数の事業・製品カテゴリーを経験したい人。米菓専業なので事業領域は比較的狭い。多角化した食品メーカーの方が向いている場合も
ひよぺん対話
年収564万円って正直低くない?食品メーカーの中で...
正直、食品メーカーの中では低い方。味の素(1,037万円)や日清製粉G(893万円)と比べると差がある。ただし「規模と専門性の会社」として考えると見方が変わる。
売上1,033億円の会社で4,000人規模というのは、1人当たりの売上が高いわけではない(製造業の特性)。ただし少人数採用で「早くから担当・裁量・責任が持てる」環境は大手にはないメリット。「年収より早期成長・裁量」を重視するなら合う。
将来的に海外事業で成果を出せば、昇進・昇給のペースは上がる可能性がある。
新潟勤務ってどうなの?東京配属もある?
本社・主要工場が新潟市(亀田地区)にあるため、生産技術・品質管理・研究開発職は新潟中心。東京営業所はあり、文系の営業・マーケティングは東京配属になる可能性もある。
「絶対東京じゃないとイヤ」という人には合わない。逆に「地方でものづくりに関わりながら、グローバルにも働きたい」という人には面白い環境。海外赴任(北米・東南アジア)のチャンスもある。新潟という「食の産地」で働くことへのポジティブな理解があれば、志望動機がより説得力を持つ。
配属ガチャはある?
亀田製菓は採用時にある程度コース・職種の希望を聞いてくれる(文系・理系で基本方向性が異なる)。少人数採用なので、人事との距離が近く希望が反映されやすいという話がある。ただし最終的な配属は会社判断なので完全に保証はできない。
大手の「完全配属ガチャ」よりはリスクが低い印象だが、「新潟の工場に配属されることがある」は文系でも可能性としてゼロではない。選考中に「どのような配属パターンがあるか」を人事に確認するのがベスト。