仕事内容を知る

IIJの仕事は「ネットワーク×クラウド×セキュリティ」という軸で理解すると分かりやすい。
回線からシステム運用まで一気通貫で担える技術力が、IIJの仕事の本質。

こんなプロジェクトがある

IIJの仕事は「ネットワークとITを両方わかって設計できる」専門性を発揮する場面が多い。代表的なプロジェクトのイメージ。

🌐 ネットワーク 6ヶ月〜2年 / 5〜20人

大手製造業のグローバルWAN刷新

国内外100拠点以上の工場・オフィスをつなぐ企業ネットワークをSD-WANで刷新するプロジェクト。回線調達・設計・構築・移行・運用まで一括でIIJが担当するのが特徴。SIerに依頼してもNTTコムやKDDIに別途回線発注が必要な場合、IIJは自社で回線も持つため「ワンストップ」で完結できる。

👤 若手の関わり方 若手エンジニアはネットワーク機器のコンフィグ作成・テスト・現地作業から参加。2〜3年目には設計・マネジメントを担当するケースも多い。
☁️ クラウド 3ヶ月〜1年 / 3〜10人

金融機関のオンプレ→クラウド移行(マルチクラウドMSP)

メガバンク・地方銀行の基幹システム周辺のシステムをAWS・Azure・IIJ GIOのマルチクラウド環境に移行するプロジェクト。金融機関特有のセキュリティ要件・規制対応(FISC安全対策基準等)を満たしながら設計するため、単純なクラウド移行より高い専門性が求められる。

👤 若手の関わり方 クラウドSEとして要件定義・設計・移行計画策定に携わる。IIJは銀行向け実績が多いため、若手でも早期に金融業界の知識が身につく。
🛡️ セキュリティ 継続型 / 5〜15人

SOC(セキュリティオペレーションセンター)での監視・インシデント対応

24時間365日、顧客企業のネットワーク・システムへの不正アクセスや脅威を監視するSOC業務。ランサムウェア・標的型攻撃を検知してアラートを上げ、お客さんに対処法を提案する。IIJはSOC部門を自社で持つことで、セキュリティ専門家として訓練された人材を輩出している。

👤 若手の関わり方 セキュリティアナリストとして脅威ログの分析・レポート作成から始まる。資格取得(CISSP・情報処理安全確保支援士等)支援も充実。
🏗️ 大型SI 1〜3年 / 10〜50人

官公庁の行政ネットワーク刷新・ゼロトラスト対応

省庁や自治体が使う行政ネットワーク(LGWAN等)のセキュリティ強化・クラウド対応プロジェクト。政府のDX推進・ゼロトラスト移行方針を受けて、2024年度からIIJの大型SI受注が急増(15件・約450億円)。官公庁向けは要件が複雑な分、単価が高く技術的なやりがいも大きい。

👤 若手の関わり方 SE・PMとして要件整理・設計・ベンダー調整に参加。官公庁のプロジェクトは長期間にわたるため、入社2〜3年で全工程を経験できる。

4つの事業領域

IIJの売上はネットワークサービスを中心に、クラウド・セキュリティ・SIが成長している(FY2025 売上3,168億円ベース)。

🌐

ネットワークサービス事業

大企業・金融機関・官公庁・製造業

IIJの創業事業にして最大の強み。インターネット接続(専用線・ブロードバンド)・WAN(SD-WAN・MPLS)・モバイル(法人SIM・MDM)など、企業の通信基盤を丸ごと提供する。通信キャリアと異なるのは、「技術力で差別化できる独立系」であること。NTTドコモビジネスやKDDIは回線の品質で勝負するが、IIJはネットワーク設計・運用の技術力でプレミアム価格を実現している。

売上比率
約60% コア事業
☁️

クラウド・DX事業

企業全般・金融・公共

自社クラウド「IIJ GIO」を軸に、AWS・Azure・GCPとのマルチクラウドMSP(管理・運用)を提供。FY2025のクラウド関連売上は365億円(前年比9.3%増)で成長中。ネットワークとクラウドを組み合わせた「回線からクラウドまで一元管理」が、純粋なクラウドベンダーには真似できないIIJの差別化。

売上比率
約20% 成長領域
🛡️

セキュリティ事業

金融・官公庁・製造業・医療

自社SOC(セキュリティオペレーションセンター)を運営し、ランサムウェア・標的型攻撃の監視・インシデント対応を担う。セキュリティとネットワークの一体提供が特徴で、「ネットワーク機器のセキュリティ設定までIIJが知っている」という安心感が競争優位になる。近年のサイバー攻撃増加を受けて需要が拡大している高成長領域。

売上比率
約12% 需要拡大中
🏗️

システムインテグレーション事業

大企業・官公庁(大型案件)

ネットワーク構築を中核とした大型SI案件を受注・遂行する。2024年度は大型案件15件・約450億円を受注し前年比1.5倍に急拡大。政府DX推進・ゼロトラスト移行の追い風を受けて、IIJの大型SI受注が急増している。SIerと異なる強みは「回線も設計できるSIer」という技術の深さ。

売上比率
約8% 急拡大中

ひよぺん対話

ひよこ

IIJに入ったら「ネットワークエンジニア」って呼ばれる仕事をするの?プログラミングはしないの?

ペンギン

職種によって全然違うよ。IIJの仕事を大きく分けると——ネットワーク・インフラ系(ルーター・スイッチの設計・構築・運用)、クラウドSE系(AWS/Azure/IIJ GIOでのシステム設計)、セキュリティ系(SOCでの監視・脅威分析)、営業・プリセールス系(技術提案・顧客折衝)の4つくらい。プログラミング(コーディング)メインの仕事は、自社サービス開発や自動化ツール作成など一部。どちらかというと「技術を使って設計・構築・運用する」のがメインで、アプリケーション開発が得意なエンジニアよりも、インフラ・ネットワーク・セキュリティに興味ある人に向いてる会社だよ。

ひよこ

「大型SI案件急増」って書いてあったけど、入社1年目でもそういう案件に関われる?

ペンギン

1年目から参加できるよ、ただし役割は限られる。大型案件(数十億〜数百億円規模)はチームで動くから、1年目は「ネットワーク機器のコンフィグを書く」「テストを実施する」「現地作業で設定投入する」といった実作業から入ることが多い。顧客折衝や設計の中心になるのは3〜5年目から。でも大型案件に最初から参加できることで、「どのように大きなプロジェクトが動くか」を肌感覚で学べるから、成長スピードは速い。1年目で官公庁や金融機関の現場に立つ経験は、大手SIerでもなかなかできないことで、IIJならではの環境だよ。