💼 仕事内容を知る

貼付剤専門メーカーならではの職種構成——MR・OTC営業・グローバル・研究、どの職種に入っても「貼る薬」を世界に届ける仕事に関わる。

プロジェクト事例

MR(医療用) 整形外科・ペインクリニック担当

ジクトルテープの新規採用獲得プロジェクト

術後疼痛・がん性疼痛に適応する「ジクトルテープ」は比較的新しい医療用製品。担当エリアの外科医・麻酔科医・緩和ケア医を訪問し、内服NSAIDsに比べて胃への負担が少なく・貼り忘れがないという科学的エビデンスを提供。院内採用(フォーミュラリー)への組み込みを目指す。

👤 若手の関わり方 入社1〜3年目のMR: 担当医師リストへの定期訪問・副作用情報の収集・競合情報の報告
OTC営業 全国のドラッグストアチェーン担当

フェイタス新製品ローンチに伴う棚割り交渉

フェイタス新製品の発売に合わせ、担当ドラッグストアチェーンのバイヤーに対して棚割り変更を交渉。競合製品(バンテリン・ボルタレン等)と比較したポジショニング資料を作成し、「より目立つ棚の上段・正面位置」の確保と初回仕入れ数量の拡大を提案。

👤 若手の関わり方 入社2〜4年目の営業担当: バイヤーとの定期商談・販促計画の立案・売上データ分析
グローバル 東南アジア5カ国

東南アジアでのSalonpas新ラインナップ展開

東南アジアは高成長市場。現地の規制当局への申請対応・現地代理店のトレーニング・プロモーション戦略の立案を担当。各国ごとに異なる薬事規制・文化的嗜好に対応しながら、ブランドの一貫性を保った展開を実現する。

👤 若手の関わり方 入社4〜6年目: 海外事業部または現地法人への異動後に担当。英語での社内外コミュニケーション必須
研究 新製剤研究・数年単位

新しい経皮吸収技術の基礎研究

貼付剤の性能を左右するのは「薬がどれだけ皮膚を通って体に入るか(経皮吸収性)」。ポリマー・可塑剤・薬物の組み合わせを最適化し、「より少ない量で・より長く・副作用なく効く」製剤を研究する。久光の根幹技術であり、競合が真似できない競争優位の源泉。

👤 若手の関わり方 入社1〜5年目(研究職): 担当配合の実験・動物実験データの解析・学会発表準備

事業領域・職種

🩺

MR(医療用医薬品の情報提供)

整形外科医・外科医・麻酔科医・緩和ケア医

  • 担当製品: ジクトルテープ(術後疼痛・がん性疼痛)・モーラステープ(慢性疼痛)
  • 訪問先: 整形外科クリニック・総合病院・ペインクリニック・がん病院
  • 業務: 処方情報の提供、副作用モニタリング、採用説明会への対応
  • 採用: 文理不問(MR資格試験の取得が入社後必須)、全国転勤あり

MR採用比率
最大職種
🏪

OTC営業(一般用医薬品)

ドラッグストアチェーン・調剤薬局・コンビニバイヤー

  • 担当製品: サロンパス・フェイタス・その他OTC製品
  • 業務: 棚割り交渉・初回仕入れ提案・販売促進計画立案・売上データ分析
  • 競合はバンテリン(興和)・ボルタレン(サンスター)・温感タイプ各社
  • 採用: 文系OK、全国の量販店・ドラッグストアを担当

OTC売上比率(推計)
売上の主力
🌏

グローバル事業(海外展開)

海外現地法人・代理店・現地バイヤー

  • 主要市場: 米国(自社展開)・東南アジア・中東・欧州(代理店経由)
  • 業務: 薬事申請サポート・現地マーケティング支援・代理店管理・現地法人管理
  • 海外売上比率は約6割超。グローバル事業部門またはHisamitsu America, Inc.などへ出向機会あり
  • 採用: 英語力必須。本社採用後に海外部門へ異動のケースが多い

海外売上比率
約6割超
🔬

研究・開発

社内プロジェクト(未来の患者のために)

  • 経皮吸収製剤研究: ポリマー・粘着技術・薬物放出制御の最適化
  • 処方設計: 新有効成分の候補探索、既存成分の新剤形開発
  • 製剤評価: 皮膚刺激性試験・安定性試験・動物実験
  • 採用: 薬学・化学・生物系の大学院修士以上。主な配属先は佐賀・東京の研究所

研究開発費比率(売上対比)
約8〜10%

ひよぺん対話

ひよこ

久光のMRって武田薬品とかと何が違うの?

ペンギン

一番の違いは「扱う製品カテゴリの専門性」——

武田・アステラスのMRが扱う製品は数十種類に及ぶことも多く、複数の疾患領域を担当する。一方、久光のMRは「貼付剤」という1つのカテゴリに集中している。

・メリット: 製品の深い専門性を早く身につけられる。「貼付剤と言えば久光」という強みを背負って医師の前に立てる
・デメリット: 扱う疾患領域が痛み(ペイン・整形外科)が中心なので、がん・希少疾患などの最先端医療に関われるチャンスは少ない

向いているのは「製品の数より深さ・専門性を追いたい人」。武田やアステラスの広い製品ポートフォリオより、「サロンパス・ジクトル一本」で深く刺さりたい人。

ひよこ

OTC営業ってどういう仕事?普通の営業と同じ?

ペンギン

OTC(Over the Counter)営業は、ドラッグストアのバイヤーに売り込む仕事——普通のメーカー営業に近い。

具体的には——
棚割り交渉: 「目線の高さの棚を確保する」ために数字とデータで説得
仕入れ数量交渉: 新製品の初回仕入れ数を増やしてもらう
販促提案: セール・POP設置・TV広告との連動キャンペーン

MR(医療用)と違って「直接的に売上目標がある」のが特徴。競合はバンテリン(興和)・ボルタレン各社で、ドラッグストアの棚で毎日競争している。

「医療よりも消費財・小売の仕事に近い感覚で働きたい」人はOTC営業の方が向いているかもしれない。

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