数字で見る富士フイルム
ESや面接で使える数字を完全整理。「フィルムが消えて衰退」は大間違い——過去最高益の実力を数字で見る。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約1.18兆円——複合機・プリンター・ドキュメントDX
約1.02兆円——医療画像・バイオCDMO・再生医療
約5,420億円——チェキ・デジカメ・写真プリント
約4,328億円——半導体材料・ディスプレイ材料
業績推移(直近3期)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2兆8,590億円 | 2兆9,609億円 | 3兆1,958億円 |
| 営業利益 | 2,382億円 | 2,768億円 | 3,302億円 |
| 営業利益率 | 8.3% | 9.3% | 10.3% |
給与・待遇
| 平均年収(HD本体) | 1,124万円(平均年齢43.5歳・約1,200人) |
| 平均年収(事業会社推定) | 富士フイルム: 約850万円 / BI: 約750万円 |
| 初任給(学部卒) | 月額296,000円 |
| 初任給(修士了) | 月額323,900円 |
| 初任給(博士了) | 月額347,900円 |
| 賞与 | 年2回 |
採用データ
| 新卒採用数(2025年度) | 184人(男性120 / 女性64) |
| 推定倍率 | 約30〜50倍 |
| 選考プロセス | ES → Webテスト → 面接3回程度 |
| インターン | 夏・冬に開催。選考直結の傾向あり |
| 主な採用大学 | 東大・京大・東工大・慶應・早稲田・阪大 |
競合比較
| 富士フイルム | オリンパス | キヤノン | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.2兆円 | 約9,400億円 | 約4.2兆円 |
| 営業利益率 | 10.3% | 約18% | 約9% |
| 平均年収 | 約850万円(事業会社) | 約960万円 | 約800万円 |
| 新卒採用数 | 184人 | 約200人 | 約600人 |
| 事業の幅 | 医療+半導体+複合機+カメラ | 内視鏡特化 | 複写機+カメラ+医療 |
ひよぺん対話
年収1,124万円って本当に貰える?
持株会社(富士フイルムHD)に配属されれば貰える。ただしHD本体は約1,200人の少数精鋭で、新卒が直接配属されることはほぼない。
実際に新卒が配属される事業子会社の年収は——
・富士フイルム(技術・営業): 約850万円前後
・富士フイルムBI(旧ゼロックス): 約750万円前後
それでもメーカーとしては高水準。しかも営業利益率10%超の高収益体質だから、賞与の変動余地も大きい。「有報の数字に騙されるな」は覚えておいて。
3.2兆円の売上ってどのくらい?
身近なもので比較——
・ソニーのゲーム事業(SIE)が約3.4兆円。富士フイルムとほぼ同規模
・花王の売上が約1.5兆円。富士フイルムは花王の約2倍
・写真フィルム時代のピーク売上が約2.8兆円。それを全く別の事業で超えた
・営業利益3,302億円は写真フィルム時代の最高益すら超えている
「フィルムがなくなって衰退した会社」のイメージは完全に間違い。過去最高の売上・利益を更新し続けているのが今の富士フイルムだよ。
採用数が180人って少なくない?競争厳しい?
少ない分、競争はかなり厳しい。推定倍率は約30〜50倍。特に技術系は東大・東工大・京大クラスが多い。
ただしポイントは——
・富士フイルムBI(旧ゼロックス)は別枠で採用していて、そちらは数百人規模
・180人は富士フイルム本体の数字。グループ全体ではもっと多い
・インターンシップ経由の内定が多い。インターンに参加するのが実質的な選考スタート
「少数精鋭で育てる」文化だから、入社後の手厚さは大手メーカーの中でもトップクラス。「1000人の中の1人」より「180人の中の1人」で育てて欲しい人には最高の環境だよ。