環境省の所管分野を知る
カーボンニュートラルから国立公園まで。「環境」の名のもとに広がる政策フィールド。
プロジェクト事例で見る仕事
GX推進法に基づくカーボンプライシング制度設計
企業の排出削減を促すカーボンプライシングの制度設計。排出権取引やGX経済移行債の仕組みづくり。
30by30目標の推進(自然共生サイト認定)
2030年までに国土の30%を保全地域にする国際目標。企業の森林や里山をOECM(自然共生サイト)として認定。
プラスチック資源循環促進法の運用
プラスチックの設計段階からリサイクルを考慮するサーキュラーエコノミー政策。製造業界への規制と支援のバランスが鍵。
所管分野の全体像
気候変動・GX対策
企業・自治体・国際社会2050年カーボンニュートラルに向けたGX政策の司令塔。カーボンプライシング、再エネ導入支援、地域脱炭素ロードマップの推進。COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)での国際交渉も。
自然環境保護
国立公園利用者・地域社会国立公園の管理・運営、生物多様性の保全、絶滅危惧種(ツシマヤマネコ等)の保護、外来種対策。自然保護官(レンジャー)がフィールドで活動。
廃棄物・資源循環
自治体・産業界一般廃棄物・産業廃棄物の処理制度設計、プラスチック資源循環、食品ロス削減、不法投棄対策。
環境影響評価・公害対策
事業者・住民大規模開発の環境アセスメント、PFAS等の化学物質規制、大気・水質・土壌汚染対策。原子力規制委員会(外局)を通じた原発安全規制。
ひよぺん対話
環境省に入ったらどんな仕事するの?
大きく2パターン。本省で政策立案(気候変動、廃棄物、化学物質の制度設計)か、地方環境事務所でフィールドワーク(国立公園管理、自然保護官)。どちらも経験できるのが環境省の良さだよ。
COP(気候変動会議)に行けるって本当?
若手でも入省2〜3年目でCOPに随行する人がいる。小規模省だから一人あたりの仕事範囲が広い。他省庁だと「課長以上でないと国際会議に出られない」ことも多いけど、環境省はチャンスが早い。
自然保護官(レンジャー)って実際どんな感じ?
国立公園に常駐して自然環境の保全活動を行う。登山道の管理、野生動物の調査、エコツーリズムの企画...デスクワークばかりの霞が関とは正反対の仕事。ただし全員がなれるわけではなく、自然系(技術系)採用が中心。