👔 働く環境とキャリアパス
MRとして全国の医師にエンハーツを届けるか、研究者として次世代ADCを開発するか——職種で大きく変わる製薬のキャリア。
キャリアステップ
専門職としての基盤を作る
- MR職: 約半年の導入研修後、担当エリアの病院・クリニックに配属。先輩MRの同行で現場を学ぶ
- MRは全国転勤が基本。地方の病院担当になることも。車移動+直行直帰スタイル
- 研究職: 研究所(品川・平塚)に配属。テーマを持って実験・論文執筆に取り組む
- 開発職: 臨床試験のモニタリング・データ管理からスタート。英語の文書に日常的に触れる
- 生産技術職: 工場(平塚・秩父・高槻等)で製造プロセスの管理・改善に携わる
専門性を深め、プロジェクトを牽引
- MR: がん専門病院の担当や、エリアリーダーとして後輩指導を任される
- 研究職: プロジェクトリーダーとして研究テーマを主導。学会発表や特許出願も
- 開発職: グローバル臨床試験の日本側責任者として海外チームと協働
- 社内公募制度で事業開発・メディカルアフェアーズ等への異動にチャレンジ可能
- 海外出張・海外赴任の候補に選ばれ始める時期
組織を率いるリーダーへ
- MR: 支店長・エリアマネージャーとして数十名のチームを統括
- 研究職: グループ長・部長として研究戦略を立案。パイプラインの方向性を決める
- 開発職: 開発プロジェクトのグローバルリーダー。FDA(米国)やEMA(欧州)との折衝
- 海外駐在(米国・欧州)の可能性が本格化
- 事業開発・経営企画・IR等のコーポレート部門への異動も
経営層・専門職のプロフェッショナル
- 執行役員・部門長としてオンコロジー戦略の意思決定に関わる
- 研究職はフェロー(社内最高位の専門職)として研究の方向性を指揮
- グローバル拠点の経営ポジション(米国・欧州)
- 定年60歳、再雇用制度あり
研修・育成制度
導入研修(入社後約6ヶ月)
MR職はMR認定試験の合格を目指す集中研修。疾患知識・薬理学・関連法規を叩き込む。研究・開発職も専門分野の研修が充実。
MR認定試験対策
入社1年目の12月に受験するMR認定試験の合格率はほぼ100%。合格しないとMR活動ができないため、全社で手厚くサポート。
グローバル研修
語学研修(英語・中国語)、海外短期派遣プログラム、グローバルリーダーシップ研修。海外拠点での実務経験を通じてグローバル人材を育成。
専門スキル研修
研究職向けの最新技術セミナー、開発職向けの薬事規制トレーニング、営業向けのオンコロジー専門研修など。専門性を高める継続教育。
社内公募制度
希望のポジションに自ら手を挙げて異動できる。事業開発、メディカルアフェアーズ、海外赴任等。上司の許可なく応募可能。
DS-GROW(キャリア開発)
自律的なキャリア形成を支援するプログラム。キャリアカウンセリング、メンタリング、ジョブローテーションを組み合わせた総合的な人材育成。
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- がん治療で世界を変えたいという明確な使命感がある人。第一三共のオンコロジーは「本気で世界No.1を目指す」フェーズ
- 科学が好きで、論文やデータを読んで議論するのが苦にならない人。MRでも学術的な知識が求められる
- グローバルに活躍したい人。エンハーツの市場は世界中にあり、英語を使う機会は多い
- 専門性を深掘りしたい人。製薬は「広く浅く」ではなく「狭く深く」のキャリアが報われる業界
- 長期的な成果を追求できる人。新薬開発は10〜15年かかることもある。短期で結果を求める人には向かない
向いていない人
- 東京で働きたい人。MRは全国転勤が基本で、地方配属の可能性が高い。研究・開発は東京寄りだが工場は地方
- 対面のコミュニケーションが苦手な人。MRは医師と1対1で話す仕事。内向的でも学術力で勝負できるが、基本は対人スキルが命
- 「営業=売る」のイメージが嫌な人。MRは情報提供が主だが、結局は「自社の薬を処方してもらう」ことが目標。その意識は必要
- 車の運転が苦手な人。MRは車移動が基本。地方では1日100km以上走ることも
- すぐに大きな裁量が欲しい人。製薬はコンプライアンスが厳しく、若手が自由に動ける範囲はベンチャーほど広くない
ひよぺん対話
MRって全国転勤マジ?東京にいられる確率は?
正直、MRで東京配属が保証されることはない。全国の病院を担当するから、北海道から九州まで可能性がある。2〜3年で異動するケースも多い。ただし研究職は品川・平塚が拠点で、転勤は比較的少ない。開発職は東京(日本橋)が中心。職種によって転勤事情が全然違うのが製薬の特徴だから、ES段階でどの職種を志望するか決めておこう。
MRの年収ってどのくらい?営業だから歩合制?
製薬MRに歩合制はほとんどない。固定給+賞与が基本で、年功的に上がっていく。第一三共のMRは30代で800〜900万円、40代で1,000万円超も十分射程圏内。平均年収1,114万円は全職種込みの数字だけど、MRだけでもかなり高い。日当(MR手当)や車両手当もあるから、実質的な年収はさらに上だよ。製薬MRは日本で最も年収が高い営業職の一つ。
離職率3.0%って低いの?製薬って転職多いイメージだけど...
武田薬品の13.0%と比べると圧倒的に低い。武田はグローバル化が進んで外資的な人材流動性が高いけど、第一三共は比較的日本的な「長く勤める」文化が残ってる。ただし最近はADCバブルで人材市場が加熱してて、特にオンコロジー領域の経験者は引き合いが強い。「一生いる会社」というより「最前線のスキルを身につけて、その先のキャリアも開ける」というスタンスで入るのが今の就活生には合ってると思うよ。
女性でも活躍できる?MRって体力勝負のイメージが...
以前は「MR=体育会系の男性」のイメージが強かったけど、今は変わってきてる。第一三共は女性管理職比率の向上に力を入れていて、育児休業からの復帰率もほぼ100%。ただ正直に言うと、MRの全国転勤と車移動は家庭との両立にハードルがある。子育て中はエリア限定MRや、内勤系の職種への異動も選択肢。制度はあるから、使いこなすかどうかは自分次第だよ。