👔 働く環境とキャリアパス
「安全部品の世界トップを製造する工場から、医薬品製造技術の専門家まで」——ダイセルのキャリアは事業の多様性と同じくらい幅広い。
キャリアステップ
現場で製品を体で覚える
- 全新入社員が工場研修(数ヶ月)でインフレータ・セルロース等の製造工程を体験
- 事務系は営業(自動車メーカー・製薬企業向け)か管理(経理・購買・人事)に配属
- 技術系は播磨(兵庫)・大竹(広島)・姫路等の工場か研究所(姫路・東京)に配属
- OJTとメンター制度が充実。先輩が1対1でサポート
- 安全管理教育が特に徹底。火薬を扱う工場のため安全意識は最優先
専門性を高め、担当顧客を持つ
- 営業なら完成車メーカーまたは製薬企業の担当として独り立ち
- 技術系は研究テーマのサブリーダーとして後輩の実験指導も担う
- 社内公募・キャリアプラン申告でSBU間の異動も可能(SafetyからMedicalへ等)
- グローバル展開(中国・米国・インドの拠点)への赴任候補として選抜される時期
- 後輩育成も始まり、中堅社員として認識される
組織を動かすリーダーへ
- 営業はエリアマネージャー・主要顧客の責任者として大型受注を管理
- 技術系は研究開発プロジェクトリーダーまたは工場の設備・品質管理の責任者
- 海外駐在(中国・米国・欧州)でグローバルビジネスを経験
- Medical SBUの新規事業開発に携わるチャンスが出てくる
- 課長・シニアリーダーとして部門横断のプロジェクトを主導
経営を担うプロフェッショナル
- 部長・執行役員として事業戦略の立案・実行をリード
- 技術系は研究所長・工場長として組織と技術を統率
- Medical SBU・Smart SBUの新規事業責任者として新たな柱を構築
- 定年60歳、再雇用制度あり
研修・育成制度
工場・安全研修(入社直後)
インフレータ(火薬)を扱う現場の安全管理を最優先で学ぶ。製品への深い理解が営業・管理でも役立つ。
製品・技術研修
Safety・Cellulose・Medical・Smartの各事業の技術的概要を体系的に習得。文系でも製品説明ができるレベルまで学べる。
グローバル研修
英語・中国語の語学研修と海外短期派遣プログラム。欧米製薬企業・アジア自動車メーカーとの取引に対応できる人材育成。
専門職スキル研修
技術系向けの材料・化学・バイオプロセス研修。文系向けの財務・法務・マーケティング研修も充実。
SBU間ローテーション
Safety→Medical、Cellulose→SmartといったSBU間の異動が可能。多様な事業を経験してキャリアの幅を広げる。
キャリアプラン申告制度
年1回のキャリア希望申告。「Medical SBUでキラル分離の専門家になりたい」等の希望を会社に伝え、異動を促進。
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- 「見えないところで世界を支える」仕事に誇りを感じる人。エアバッグもキラルカラムも一般消費者には見えないが、命・健康を守る
- ニッチで世界トップを目指したい人。ダイセルは「○○で世界No.1」という製品を持つ会社。専門性が高い
- 安全・医療・環境に関わりたい人。自動車安全・医薬品製造・EV材料という「社会的意義のある仕事」ができる
- 中堅企業ならではの裁量感が好きな人。大企業より若手でも責任ある仕事に早く関われる
- 関西・中国地方を拠点にしたい人。主要工場が播磨(兵庫)・大竹(広島)・姫路にある
向いていない人
- 知名度重視の人。一般消費者にはほぼ知られていないBtoB企業。「ダイセルって何?」と言われる
- 東京勤務を絶対に希望する人。技術系は工場(関西・中国地方)が基本。本社は大阪
- BtoC(消費者向け)の仕事をしたい人。ダイセルの製品はほぼすべてBtoB
- 「すぐ結果が出る仕事」を求める人。インフレータの採用決定から量産まで数年かかる。医薬品開発は10年単位
- 採用競争が低い会社を探している人。採用人数が少ないため競争は激しい
ひよぺん対話
播磨とか大竹って地方すぎない?東京で働けない?
播磨(兵庫県)は新幹線で神戸・大阪に通える範囲で、大竹(広島県)は広島市から約30分。決して「田舎すぎる」わけじゃない。ただ技術系は最低3〜5年は工場勤務が基本。東京本社に行くには管理職レベルになってからが多い。「工場の現場を知ってこそ良い仕事ができる」という文化があるから、現場経験を積む期間だと割り切って。住居費が安く、独身寮もあって生活しやすい環境ではある。
EV化が進んだらエアバッグ事業が縮小しない?
面接でよく聞かれる質問だね。結論から言うと「EV化はエアバッグ事業への影響は限定的」。EVでも衝突時の乗員保護は必要で、エアバッグの搭載数はむしろ増えている(前席に加え後席・膝・歩行者保護用等)。ただし「自動運転で事故が激減する」シナリオが実現すると長期的にはリスク。だからダイセルはMedical SBU(医薬支援)とSmart SBU(EV材料)を育てているわけ。「EV化の逆風」を懸念するより「Smart SBUのEV向け高機能材料で新たな成長を作る」と答えると好印象だよ。