数字で見るコロプラ
面接で使える数字と、ゲーム会社特有の「ヒット依存の財務構造」を理解しよう。
知っておきたい数字
比較: 売上259億円はガンホー(約360億円)より小さく、グリー(約230億円)より大きい中堅ゲーム会社の規模。
事業構成イメージ
FY2025(2025年9月期)の事業別収益イメージ。白猫・黒猫という長寿タイトルが売上の大部分を占める。
既存タイトルのガチャ・課金収益。売上の大部分を占める安定収益源。
NFT取引手数料・ゲーム内課金。先行投資フェーズで成長中。
タイミー株等の投資有価証券収益・広告事業。
給与・待遇
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 681.8万円(有価証券報告書) |
| 初任給(大卒) | 294,334円(固定残業代・一律手当含む) |
| 初任給(大学院卒) | 300,000円(固定残業代・一律手当含む) |
| 深夜残業 | 22時以降 原則禁止 |
| 休日出勤 | 原則禁止 |
| 勤務体系 | フレックスタイム制(コアタイムあり) |
| リモートワーク | 職種によって対応 |
初任給は固定残業代を含む金額。純粋な基本給は若干低くなる。超過残業分は別途支給。
採用データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| グループ従業員数 | 1,235名(2024年9月末) |
| 本体従業員数 | 710名(2024年9月末) |
| クリエイター比率 | 約80%(社員の大半がゲーム開発に携わる) |
| 採用職種 | ゲームプランナー・エンジニア(サーバー/クライアント)・デザイナー(UI/2D/3D)・BCGエンジニア |
| 採用の重点 | ポートフォリオ・インターンシップ実績(デザイナー・エンジニア職) |
業績推移(直近3期)
| 指標 | FY2023(2024/9期) | FY2024(2025/9期) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 259.75億円 | 259.33億円 | ほぼ横ばい |
| 営業利益 | -12.08億円(赤字) | 10.02億円(黒字) | 黒字転換達成 |
| 経常利益 | -9.47億円(赤字) | 18.05億円(黒字) | タイミー株売却益含む |
| 純損失/利益 | -18.66億円(赤字) | -3.06億円(赤字) | 有価証券評価損で最終赤字継続 |
FY2025の最終赤字(-3億円)は保有有価証券の評価損による一時要因。本業の営業利益は黒字転換済み。
スマホゲーム会社の比較
| 企業 | 売上 | 平均年収 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| コロプラ | 259億円 | 682万円 | 白猫・黒猫・BCG展開中 |
| DeNA | 約1,400億円 | 约780万円 | スポーツ×ゲーム多角化 |
| ガンホー | 約360億円 | 非公開 | パズドラ運営継続中 |
| グリー | 約230億円 | 非公開 | WFS等でゲーム継続 |
ひよぺん対話
2024年に赤字になって2025年に黒字って、会社って大丈夫なの?
1年の赤字で即倒産するわけじゃないよ。コロプラは東証プライム上場で手元現金・投資有価証券(タイミー株等)を保有しており、財務的な体力はある。2024年の赤字は「Brilliantcryptoへの先行投資(広告費・開発費)」が主因で、意図的な投資フェーズの赤字だった。翌期FY2025に営業黒字転換できたのは、先行投資が落ち着いて既存ゲームの安定収益が戻ったから。大事なのは「1年の赤字=危機」ではなく、「翌年に黒字に戻せる財務体質かどうか」で判断すること。コロプラは白猫・黒猫というキャッシュカウ(安定収益源)があるため、BCGへの投資フェーズでも経営は維持できた。ただしBCGが大赤字を出し続ければ話は変わる——だから今後の動向は要注目だよ。
初任給294,334円って、高いの低いの?ゲーム業界の中で。
ゲーム業界の中では高い水準だよ。ただし「固定残業代込み」という点に注意。正確には「月給294,334円の中に、月○時間分の固定残業代が含まれている」という構造になっている。残業時間が固定残業の上限を超えれば追加で支給される。同業比較——カプコン: 20万円台前半、バンダイナムコ: 22万円前後、DeNA: 28万円前後(職種による)。コロプラの29.4万円はゲーム会社の中でも高め。ただし「固定残業代込み」の実質的な時間給で計算すると、純粋な基本給は少し低くなる点は理解しておこう。年収ベースで見ると平均682万円(平均年齢は非公開だが30代前半程度と推定)で、これはゲーム業界では良い水準。