3分でわかる中外製薬
がん・血液・免疫——日本発の新薬を世界100カ国に届ける、ロシュグループの創薬エンジン。
製薬年収No.1 × ロシュグループ × 抗体医薬パイオニア
治療領域ポートフォリオ
国内はオンコロジー(がん)が売上の柱。海外はヘムライブラ(血友病)のロシュ向け輸出が急成長中。中分子創薬は次世代の成長エンジンとして研究開発に集中投資。
3つのキーワードで理解する
ロシュとの「Win-Win」モデル——独立を保ったまま世界へ
スイスの製薬大手ロシュが約60%を出資するが、中外製薬は経営の独立性と東証プライム上場を維持。中外が創った新薬をロシュ経由で世界100カ国以上に展開し、ロシュの新薬を日本で独占販売する。このモデルが営業利益率49.6%という驚異的な利益率を生む。
抗体医薬のパイオニア——ヘムライブラ、アクテムラ
血友病治療薬ヘムライブラはロシュ経由で年間売上5,000億円超のグローバル大型薬に成長。関節リウマチ治療薬アクテムラはCOVID-19治療にも適用拡大。「日本発の薬で世界の患者を救う」を体現する自社創製比率の高さが中外の誇り。
製薬業界の年収王——平均1,207万円の実力
新薬大手5社で4年連続の年収首位。武田薬品(1,081万円)、第一三共(1,113万円)を引き離す。少数精鋭(従業員約5,200人)×高利益率(49.6%)で一人あたりの稼ぎが桁違い。年収だけでなく研究環境の質も業界トップクラス。
身近な接点 — 中外製薬の技術が届いている瞬間
日本の病院で使われる抗がん剤の多くに中外製薬の薬が含まれる。国内抗がん剤シェア1位
血友病A患者の生活を一変させた画期的新薬。週に何度も注射が必要だった治療が月1回に
コロナ禍で重症患者の治療に使われた。もともと関節リウマチの薬だったが緊急適用拡大
コロナ禍でPCR検査試薬を大量供給。診断薬事業でも社会貢献
ひよぺん対話
中外製薬って何の会社?「ロシュの子会社」ってこと?
一言で言うと「日本発の新薬を世界に届ける製薬会社」。ロシュが約60%の株を持ってるから確かにグループ会社なんだけど、普通の子会社とは全然違う。
・経営は独立: 社長は中外の人、経営判断も中外が自分で行う
・東証プライムに上場維持: 株主としてのチェックが働く
・自社で薬を創る: ロシュから薬をもらって売るだけじゃなく、中外が自分で新薬を発明してロシュ経由で世界に出す
このモデルが面白くて、中外は「創薬に集中できる」し、ロシュは「日本の創薬力を手に入れる」。お互いに得する関係だから20年以上続いてるんだよ。
製薬って理系じゃないと入れないよね?文系は無理?
研究職は理系・薬学系オンリーだけど、MR(医薬情報担当者)やコーポレート職は文系OKだよ。ただし正直に言うと——
・新卒164人のうち研究職が約100人。文系の枠は少ない
・MR職は全国転勤が前提。東京勤務は保証されない
・倍率は総合職で約54倍。製薬業界の中でもかなりの難関
ただし中外のMRは「売る営業」ではなく「医師に医学情報を提供するプロ」。年収1,207万円のMRは他業界と比べても破格だし、医療知識が身につくキャリアとしては超魅力的だよ。
年収1,207万円って本当?新卒でもそんなにもらえるの?
1,207万円は全社員の平均だから、新卒1年目からこの額ではない。でも初任給は——
・修士了: 月額32万円(年間賞与含めて1年目から約500万円)
・学部卒: 月額29.5万円(同約460万円)
30歳前後で800万円台、35歳で1,000万円超が目安。製薬業界全体が高年収だけど、その中でも中外は4年連続で首位。理由はシンプルで、従業員5,200人×営業利益率49.6%——少数精鋭で利益を出しているから一人あたりの取り分が大きいんだ。
勤務地ってどこ?東京で働ける?
職種によって大きく違う——
・本社: 東京都中央区日本橋。経営企画・人事・経理などコーポレート職はここ
・研究所: 中外ライフサイエンスパーク横浜(2023年に御殿場と鎌倉を統合)。約1,000人の研究者が集結
・MR: 全国の営業所に配属。地方転勤あり。これが製薬MRの最大のハードル
研究職は横浜、コーポレートは東京——都心近辺で働ける可能性は高い。MRは全国転勤を覚悟する必要があるけど、数年で東京・大阪に戻るケースも多いよ。