数字で見る中外製薬

ESや面接で使える数字を完全整理。「利益率49.6%」の驚異的な収益力を、身近な数字で体感する。

知っておきたい数字

1兆2,579億円
売上収益(2024年度)
過去最高・6期連続1兆円超
6,232億円
Core営業利益(2024年度)
Core営業利益率49.6%
1,207万円
平均年収
新薬大手5社で4年連続首位
約5,200人
単体従業員数
連結約8,100人
59.89%
ロシュ出資比率
経営の独立性+東証上場を維持
国内1位
抗がん剤シェア
テセントリク・アバスチン等

治療領域別売上構成

オンコロジー(がん領域) 45%

約4,200億円——テセントリク・アバスチン・ポライビー・アレセンサ等

スペシャルティ(血液・免疫) 35%

約3,300億円——ヘムライブラ・アクテムラ・エンスプリング等

眼科・その他 10%

約900億円——バビースモ等の眼科領域+診断薬

ロイヤリティ・一時金等 10%

約1,100億円——ロシュからのライセンス収入等

業績推移(直近3期)

※中外製薬はIFRS採用・12月決算。下記はCore実績(本業の実力値)。

2022年度2023年度2024年度
Core売上収益1兆1,680億円1兆1,114億円1兆2,579億円
Core営業利益4,517億円4,507億円6,232億円
Core営業利益率38.7%40.6%49.6%

給与・待遇

平均年収1,207万円(平均年齢42.6歳)
初任給(修士了/6年制大卒)月額320,000円
初任給(学部卒)月額295,000円
賞与年2回
平均残業21.4時間/月
有給取得年間20.1日
フレックスコアタイム付きフレックス
在宅勤務研究職(データ解析日)・コーポレート職は活用可

採用データ

新卒採用数(2025年度)164人(男性106 / 女性58)
研究職約100人(理系・薬学系のみ)
開発職・MR職・コーポレート職約64人
推定倍率総合職54倍、技術職17倍
選考プロセスES → 適性検査 → 面接3回
主な採用大学東大・京大・阪大・東北大・九大・筑波大・千葉大等

新薬大手5社比較

中外製薬武田薬品第一三共アステラス
売上高1.26兆円4.58兆円1.60兆円1.91兆円
Core営業利益率49.6%約18%約20%約13%
平均年収1,207万円1,081万円1,113万円1,110万円
従業員数(連結)約8,100人約49,000人約17,000人約15,000人
海外展開ロシュ経由自社グローバルAZ提携自社グローバル
注目パイプライン中分子・次世代抗体希少疾患・血漿ADC(エンハーツ)遺伝子治療

ひよぺん対話

ひよこ

年収1,207万円って製薬の中でもトップなの?

ペンギン

新薬大手5社で4年連続の首位。比較すると——

・中外製薬: 1,207万円(平均年齢42.6歳)
・第一三共: 1,113万円
・アステラス: 1,110万円
・武田薬品: 1,081万円
・エーザイ: 約1,050万円

中外が高い理由はシンプルで、従業員5,200人×Core営業利益率49.6%。一人あたりの稼ぎが他社の倍以上ある。武田は5万人で4.6兆円、中外は5,200人で1.3兆円——一人あたり売上は中外が圧倒的に上

ひよこ

初任給はいくら?

ペンギン

2026年度実績で——

修士了/6年制大学卒: 月額320,000円
学部卒: 月額295,000円

修士了で年間賞与を含めると、1年目から約530万円が見込める。製薬業界としてもトップクラスの水準。

ちなみに中外は12月決算だから、賞与の支給タイミングが他の3月決算企業と異なる点に注意。

ひよこ

Core営業利益と営業利益って何が違うの?

ペンギン

これは製薬企業の決算を読むときの最重要ポイント

IFRS営業利益: 会計基準通りに計算した利益。M&Aののれん償却や減損処理などの一時的な費用も含む
Core営業利益: 一時的な特殊要因を除いた「本業の実力値

中外の場合——
・2024年度IFRS営業利益: 5,988億円
・2024年度Core営業利益: 6,232億円

大差ないけど、武田薬品はシャイアー買収ののれん償却でIFRS営業利益が大きく下がるから、Core営業利益で比較しないと不公平。ESや面接では「Core営業利益」を使うのが正解だよ。

ひよこ

1兆2,579億円の売上って言われてもピンとこない...

ペンギン

身近なもので比較すると——

任天堂の売上が約1.5兆円。中外は任天堂と同規模
スターバックス日本の売上が約2,800億円。中外はスタバ日本の約4.5倍
1日の売上に換算すると、中外は毎日約34.5億円売り上げている計算

面白いのは利益率。中外のCore営業利益率49.6%は、「売上の半分が利益」ということ。これはGAFAMにも匹敵する水準。製薬のビジネスモデルは「研究開発で巨額を投じて、成功した薬で回収する」——中外はこの賭けに勝ち続けている。

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