3分でわかるカプコン
モンスターハンター・バイオハザード・ストリートファイター——
日本発の世界的ゲームIPを自社開発力で生み出す、10期連続最高益のゲームメーカー
モンハンワイルズ発売直後1,000万本突破 × 年間販売本数5,187万本(過去最多)
3つのキーワードで理解する
10期連続増益——「当たり前のように最高益を更新する」ゲーム会社
カプコンは2016年度から10期連続で営業増益を達成。ゲーム業界で「大ヒットが出れば好調、外せば赤字」という会社が多い中、カプコンは毎年着実に利益を伸ばし続けている。その仕組みは後述する「リピートコンテンツ戦略」と「RE ENGINE」による開発力にある。
バックカタログが稼ぎ続ける——10年前の作品が今でも売れる
カプコンの驚異的な点は新作がなくても旧作が売れ続けること。Steam(PC)のセールで数百円になったバイオハザード7・4リメイクが毎年数百万本売れる。「新作を出す→旧作も売れる→積み重なって利益が増える」という雪だるま式のビジネスモデル。累計販売本数は毎年+数千万本ずつ増加している。
RE ENGINE——自社開発エンジンが圧倒的な品質と効率を両立
バイオハザード7(2017年)から使い始めた自社開発ゲームエンジン「RE ENGINE」が革命をもたらした。このエンジンを全主力タイトル(バイオシリーズ・モンハンワイルズ・ドラゴンズドグマ2)に横展開することで、開発費を抑えながら映像品質を大幅向上。外部エンジンに頼る競合より圧倒的に有利な立場にある。
身近な接点 — カプコンが作った体験
2025年2月発売で発売直後1,000万本突破。世界累計は1億本を超えるシリーズ最大のIP
世界累計1億6,000万本超のサバイバルホラー。バイオ4リメイクが高評価で業界を席巻
2023年発売の格ゲー最新作。eスポーツ大会の盛り上がりでプレイヤー層が急拡大
「異議あり!」でおなじみの法廷ADV。ニンテンドーDSで親しんだ人も多いはず
ひよぺん対話
カプコンってモンハンとバイオだけ作ってる会社でしょ?
メインはそれだけど、もう少し幅広い。主なIPを挙げると——
・モンスターハンター: 世界累計1億本。最大のフランチャイズ
・バイオハザード: 世界累計1億6,000万本。サバイバルホラーの王者
・ストリートファイター: 格ゲーの元祖。eスポーツでも最前線
・逆転裁判: 世界900万本超の法廷ADV
・ドラゴンズドグマ・Devil May Cry・デビルメイクライ等
すごいのはこれらの全タイトルを自社で開発している点。スクウェア・エニックスが外部開発者に頼ることが多いのと対照的に、カプコンは開発力が最大の強み。
カプコンの平均年収919万円って本当!?ゲーム会社でそんなに高いの?
本当。2025年3月期の有価証券報告書ベースの数値で、平均年齢38.0歳の平均年収が919万円。ゲーム業界では任天堂(967万円)に次ぐ水準で、スクウェア・エニックス(625万円程度)やコナミ(790万円)より明確に高い。
なぜ高いか?10期連続最高益で毎年利益が増えているから、それが給与に還元されている。初任給も2025年度から一律30万円(学部卒・院卒・専門卒の差なし)に引き上げられた。
ただし本社は大阪。東京採用でなく大阪本社勤務が基本なので、東京志向の人は注意。
ゲームが好きじゃないとカプコンには入れない?
ゲームが好きな方が有利なのは確かだけど、「全職種でゲームオタクが必要」というわけじゃない。カプコンの職種は大きく——
・開発(プログラマー・アーティスト・プランナー): ゲームへの深い理解が必要
・マーケティング・PR: ゲームの魅力を伝える。ゲームが好きな方が強いが、マーケ知識が大切
・管理部門(経営企画・財務・法務等): ゲーム知識よりも専門スキルが優先
「ゲームが大好き」より「なぜカプコンのゲームが10期連続で最高益を更新できるのか」を語れる人材の方が採用でも評価される。ビジネスとして理解しようとする姿勢が大事だよ。