数字で見るBASE

黒字転換を達成し、Eストアー統合でGMV5,000億円規模に。BASEの財務実態と就職先としての数字を把握する。

知っておきたい数字

約207億円
売上高(2025年12月期)
前年比130%・大幅増収
約18億円
純利益(2025年12月期)
黒字転換達成(前期比537%)
1,542億円
BASE単体GMV(2024年)
前年比+13.5%
約640万円
平均年収(推計)
過去5期平均約649万円

セグメント別売上構成(推計)

BASE事業(ECプラットフォーム) 約70%

ショップ手数料(サービス手数料3.6%+決済手数料3.6%)。GMV拡大と連動して成長するストック型収益

PAY.JP事業(決済API) 約15%

スタートアップ・開発者向け決済APIの手数料収益。毎月安定したリカーリング収益

フィンテック・その他(YELL BANK等) 約15%

YELL BANK(資金調達)の手数料・Pay IDの収益。成長中の新規事業

※ 公式開示と異なる場合あり。BASE事業の手数料収益がコアで、GMVの増加に連動して成長する。

給与・待遇

平均年収約600〜650万円(過去5期平均約649万円・各種口コミより推計)
給与制度能力・実績に応じた評価制度。半期ごとの評価見直し
新卒初任給目安非公開(エンジニアで月給25〜30万円台から、という情報あり)
残業時間月平均20〜30時間程度(口コミベース)
有給取得率比較的取得しやすい環境(口コミでポジティブな評価が多い)
働き方リモートワーク可(一部出社あり)。フレックス制度あり
オフィス東京(渋谷区)

採用データ

従業員数約401人(2025年12月期)
新卒採用毎年採用実施(人数は非公開)
職種構成エンジニア(バックエンド・フロントエンド・モバイル)・プロダクトマネージャー・データアナリスト・セールス・CS
採用の特徴BASEのミッション・プロダクトへの共感を重視。ユーザー(ショップオーナー)への理解が選考で問われる
選考フロー書類→コーディングテストまたはケーススタディ→面接2〜3回

業績推移(直近3期)

2023年12月期2024年12月期2025年12月期
売上高約80億円約160億円約207億円
純利益赤字約3.4億円約18億円
BASE GMV約1,198億円約1,359億円約1,542億円(2024実績)
従業員数約305人約401人

※ 日本基準。2025年12月期はEストアー子会社化が売上を押し上げ。GMVは伸長継続中。

ECプラットフォーム企業比較

BASEShopify(参考)STORES(ヘイ)
GMV規模グループ約5,000億円約44兆円(2024年)非公開(未上場)
上場状況東証グロースNYSE(海外)未上場
ターゲット個人〜中堅企業個人〜大企業個人〜中小企業(オムニチャネル)
月額費用0円〜月額3,000円〜0円〜

※ 各社公開情報・推計値ベース。Shopifyの日本展開は進んでいるが、BASEは日本市場特化での使いやすさが強み。

ひよぺん対話

ひよこ

売上207億円ってどのくらいの規模感なの?

ペンギン

上場IT企業としては中小規模。メルカリ(1,926億円)やラクスル等と比べると小さい。でも2025年12月期は前年比130%という大幅な増収を達成してる。Eストアー子会社化の効果が出てきた。

あとBASEの場合はGMV(流通総額)で見るのが重要。BASEのプラットフォーム上で動くお金は1,542億円(BASE単体・2024年)で、グループだと5,000億円規模。売上207億円はそのGMVから得る手数料なので、実際のビジネスの規模感はもう少し大きく見る必要があるよ。

ひよこ

年収640万円って高い?低い?IT業界として。

ペンギン

IT業界の平均は約600〜700万円なので、ほぼ業界平均。メルカリ(1,176万円)・Appier(1,067万円)と比べると低いが、国内全産業の平均(約460万円)より全然高い。

BASEで働くポイントは年収だけじゃなくて、EC・決済・フィンテックという3領域の専門性を一社で積めること。転職市場ではBASE出身者のEC/フィンテックの知識は評価されやすい。「今の年収」より「5年後のキャリア価値」で考える視点が大事。

ひよこ

BASEって赤字が続いてたの?黒字化できたのはなぜ?

ペンギン

2020〜2023年はコロナ特需でGMVが伸びたけど、その後GMVが落ち着いて赤字が続いた時期があった。でも2025年12月期に純利益18億円で黒字転換を達成。理由は3つ:

GMVの堅調回復——2024年のBASE単体GMVが1,542億円(前年比+13.5%)で持ち直した
コスト効率の改善——無駄な広告費・人件費を見直し、収益性を向上
Eストアー子会社化——2025年下期からEストアーの収益が加わり、売上が急拡大

一時的な赤字をきちんと立て直した点は、経営の健全性を示してるよ。