数字で見るANA

ESや面接で使える数字と、給与・採用データ。JALとの比較で、ANAの立ち位置を数字で理解してください。

知っておきたい数字

2兆2,618億円
売上高(FY2025/3月期)
過去最高を更新
1,966億円
営業利益
前年比-5.4%
5,200万人/年
旅客数(国内線+国際線)
国内線4,405万人+国際線807万人
8,055億円
国際線収入
過去最高・インバウンド絶好調

事業別売上構成

国際線旅客 約36%

世界50都市以上への路線運営。国際線収入8,055億円は過去最高

国内線旅客 約30%

国内約50都市。年間旅客数4,400万人で国内最大

貨物・郵便 約10%

ANA Cargo。半導体・医薬品等の高付加価値輸送

LCC(Peach) 約6%

関西拠点のLCC。アジア国際線を拡大中

その他(マイレージ等) 約18%

整備受託、マイレージプログラム、空港ハンドリング等

給与・待遇

項目データ
平均年収(HD)730万円(持株会社/平均45.5歳)
初任給(総合職・大卒)月250,000円 ※職務調整手当30,000円含む
初任給(客室乗務職・大卒)月210,221円
パイロット年収(機長)2,000万円超
賞与年2回
特典社員割引航空券(自社便に大幅割引で搭乗可能)
住宅補助独身寮完備

採用データ

職種採用人数備考
グローバルスタッフ職(総合職)約240名事務系+技術系
客室乗務職(CA)約330名女性が多いが男性CAも増加中
パイロット職(自社養成)約45名訓練期間約2〜3年
グランドスタッフグループ会社で採用ANA成田エアポートサービス等
合計約650〜750名航空会社としては大量採用

業績推移(直近3期)

項目FY2023/3月期FY2024/3月期FY2025/3月期
売上高1兆7,074億円2兆562億円2兆2,618億円
営業利益1,200億円2,079億円1,966億円
純利益894億円1,571億円1,530億円
国際線旅客数567万人714万人807万人

※日本基準(連結)。コロナ禍で2021年3月期に約4,000億円の赤字を計上したが、3年で完全回復。FY2025は売上過去最高だが、整備費・人件費増で減益。

ANA vs JAL 業界内比較

項目ANA(HD)JAL
売上高2兆2,618億円1兆8,441億円
営業利益1,966億円1,724億円(EBIT)
純利益1,530億円1,070億円
平均年収730万円(HD)949万円(単体)
従業員数約44,000人約38,000人
有利子負債約1.2兆円約8,000億円(少ない)
LCCPeach(1,393億円)ZIPAIR

※FY2025/3月期。売上・利益ではANAが上回る。年収・財務健全性ではJALが優位。「規模のANA」「堅実のJAL」という構図が数字にも表れている。

ひよぺん対話

ひよこ

ANAの年収730万円って、JALと比べてどうなの?

ペンギン

JAL単体の平均年収は949万円で、ANAホールディングスの730万円より高い。ただしこれには注意点がある。JALは2010年の経営破綻で従業員を大幅削減し、残った人材の平均年齢が若い+管理職比率が高いため、平均年収が高く出やすい。また「ANA HD」は持株会社、「JAL」は事業会社で、比較対象が異なる。全日本空輸(ANA事業会社)の実態は平均480〜600万円程度。同じ年次・職種で比べると差は縮まるけど、JALのほうがやや高いのは事実。

ひよこ

CAの年収ってぶっちゃけどのくらい?

ペンギン

客室乗務職の1年目は約300〜350万円。大卒初任給が月210,221円で、これにフライト手当(乗務時間×単価)とステイ先の日当が加わる。3年目で400〜450万円、5年目で450〜500万円、チーフパーサーで600〜700万円。パイロットは別格で、副操縦士で1,000〜1,500万円、機長で2,000万円超。職種による年収差が大きいのが航空業界の特徴。CAは「年収で選ぶ仕事ではなく、やりがいで選ぶ仕事」だよ。

ひよこ

売上は過去最高なのに利益は減ってるの?どういうこと?

ペンギン

FY2025の売上高は2兆2,618億円で過去最高だけど、営業利益は1,966億円で前年(2,079億円)から5.4%減。理由は「稼いだ以上にコストが増えた」。具体的には①整備費の増加(機材の定期点検が集中)、②人件費の増加(コロナで削減した待遇を戻している)、③燃油費。売上が伸びても利益が減る——これは航空業界の構造的な特徴で、「固定費が高い産業」であることを示している。

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