📊 数字で見る安川電機
売上5,377億円・ACサーボ2,000万台・平均年収870万円——「ロボット+サーボ」の2本柱でモーションコントロール市場を制する安川電機の実力。
知っておきたい数字
セグメント別売上構成(FY2025・2月期)
ACサーボモータ・インバータ(売上2,388億円)半導体・工作機械向けが回復中
産業用ロボット(売上2,374億円)上期として過去最高(FY2025 2Q)
工場ライン統合受注(売上384億円)大型自動車案件が貢献
エネルギー機器等
※ IFRS基準。モーションコントロールは前年比▲11.4%(中国・欧州低調)。ロボットは前年比+1.2%で半導体ウエハ搬送ロボットが堅調。
給与・待遇
| 平均年収 | 870万円(平均年齢約44歳・FY2025) |
| 初任給(大卒) | 月250,000円前後 |
| 初任給(修士卒) | 月265,000円前後 |
| 賞与 | 年2回(業績連動) |
| 主な勤務地 | 福岡県北九州市(本社・研究・製造)、東京(営業) |
| 住宅 | 独身寮・社宅完備(月数千円) |
※ 平均年収は有価証券報告書より。単体従業員3,170名の平均。
採用データ
| 新卒採用数(2025年卒) | 約100〜150名 |
| 文理比 | 理系約8割・文系約2割 |
| 採用倍率(推定) | 約15〜30倍 |
| 主な採用学科 | 機械・電気・電子・情報・制御系 |
働き方データ
| 平均残業時間 | 月10〜20時間程度 |
| 主な勤務地 | 北九州市(本社)、東京・大阪(営業)、海外子会社 |
| 従業員数(単体) | 3,170名(2025年2月末) |
| 従業員数(連結) | 12,833名(2025年2月末) |
業績推移(直近3期・2月期・IFRS)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,308億円 | 5,748億円 | 5,377億円 |
| 営業利益 | 531億円 | 663億円 | 501億円 |
| 営業利益率 | 10.0% | 11.5% | 9.3% |
| 純利益 | 397億円 | 503億円 | 569億円 |
※ FY2024が業績のピーク。FY2025は中国・欧州の低調で減収減益。ただし純利益はFY2025が過去最高(金融収益等)。FY2026は回復予測。
FA・ロボット主要企業比較
| 安川電機 | ファナック | キーエンス | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,377億円 | 7,971億円 | 1兆36億円 |
| 事業の軸 | ロボット+サーボモータ | CNC+ロボット+ロボマシン | センサー・測定器 |
| 決算期 | 2月期 | 3月期 | 3月期 |
| 営業利益率 | 9.3% | 19.9% | 約55% |
| 海外売上比率 | 約72% | 約65% | 約60% |
| 本社所在地 | 福岡県北九州市 | 山梨県忍野村 | 大阪市 |
| 平均年収 | 870万円 | 1,164万円 | 2,279万円 |
※ 各社最新の有価証券報告書より。
ひよぺん対話
売上が前年比6.6%減なのに純利益が増えてる?どういうこと?
これは「減収増益」という現象。売上は下がったけど、利益は増えた。理由はコスト削減とプロダクトミックスの改善。売上が減っても採算の悪い案件が減り、高利益の案件だけが残った結果、利益率が上がった。モーションコントロールは前年比11%減だけど、高付加価値の半導体向けが比率を上げた。「量より質」への転換の結果とも言える。
年収870万円は製造業として高い?低い?
製造業全体の平均(350〜450万円)と比べれば圧倒的に高い。大手メーカーの中では中の上程度。ファナック(1,164万円)には大きく劣るが、トヨタ(約900万円)・日立(約850万円)とほぼ同等。北九州本社の場合、生活コストが安いので実質的な豊かさは東京勤務と比べてかなり高い。
採用数は?理系・文系の比率は?
年間採用は100〜150名程度。理系が約8割(機械・電気・電子・情報系)、文系が約2割。主要採用大学は九州大・東工大・大阪大など旧帝大系が多い。文系は少数精鋭採用で倍率は高め。理系の採用倍率は推定15〜30倍程度。「北九州本社OK・メカ系技術好き」という絞り込みで倍率が人気メーカーより低くなりやすい穴場感がある。