数字で見るヤマハ発動機
ESや面接で使える数字を完全整理。バイク世界2位・船外機世界1位の「感動創造企業」を数字で体感する。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約1兆6,096億円——二輪車・電動アシスト自転車・ATV・ROV
約5,377億円——船外機世界1位・ボート・マリンジェット
約1,133億円——サーフェスマウンター・産業用ロボット・ドローン
約1,122億円——北米・欧州のローン・リース事業
約2,000億円——ゴルフカー・発電機・プール等
業績推移(直近3期)
| 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 2兆4,149億円 | 2兆5,762億円 | 2兆5,342億円 |
| 営業利益 | 2,211億円 | 1,815億円 | 1,264億円 |
| 営業利益率 | 9.2% | 7.0% | 5.0% |
給与・待遇
| 平均年収 | 835万円(平均年齢42.7歳) |
| 初任給(学部卒) | 月額250,000円(2024年改定) |
| 初任給(修士了) | 月額272,000円 |
| 賞与 | 年2回(月給の5〜6ヶ月分) |
| 平均残業 | 17.2時間/月 |
| 有給取得日数 | 18.8日 |
| 離職率 | 1.1% |
| 社宅・寮 | あり(家賃月1〜2万円) |
採用データ
| 新卒採用数(2025年度) | 308人(男性244 / 女性64) |
| 大卒採用 | 213人(男性176 / 女性37) |
| 推定倍率 | 約21倍 |
| 採用コース | OPENコース+JOBマッチングコース(2025年〜) |
| 選考プロセス | ES → 適性検査 → 面接2〜3回 |
| 主な採用大学 | 東大・京大・名大・早稲田・慶應・静岡大 |
二輪車メーカー比較
| ヤマハ発動機 | ホンダ(二輪) | スズキ | |
|---|---|---|---|
| 二輪車売上 | 1兆6,096億円 | 約3兆円 | 約5,000億円 |
| 二輪シェア | 世界2位 | 世界1位 | 世界3位 |
| マリン事業 | 5,377億円(世界1位) | なし | 小規模 |
| 平均年収 | 835万円 | 約820万円 | 約700万円 |
| 離職率 | 1.1% | 約2% | 約2% |
| 海外売上比率 | 90%超 | 約80% | 約70% |
ひよぺん対話
年収835万円ってメーカーとしてはどのくらい?
輸送機器メーカーでは上位。比較すると——
・ヤマハ発動機: 835万円(平均年齢42.7歳)
・ホンダ: 約820万円
・スズキ: 約700万円
・トヨタ: 983万円
スズキとの差は約135万円でヤマハが上。ホンダとはほぼ同水準。トヨタには及ばないが、磐田市の生活コストは豊田市よりさらに低い。しかもボーナスが月給の5〜6ヶ月分と手厚く、実質的な手取り感は良い。
初任給はいくら?
2024年度入社から大幅引き上げ——
・学部卒: 月額250,000円(2023年度比9.7%UP)
・修士了: 月額272,000円(8.8%UP)
大手メーカーの中では中の上くらいの水準。社宅の家賃が月1〜2万円なので、手取りから住居費を引いた可処分所得は東京のIT企業並みに高い。
2025年の業績が減益って聞いたけど大丈夫?
正直に——2025年12月期は減収減益だった。売上2兆5,342億円(前年比▲1.6%)、営業利益1,264億円(▲30.4%)。原因は——
・インドネシアの二輪車市場の一時的な調整
・為替の逆風(一部通貨の変動)
・原材料コストの上昇
ただしマリン事業は堅調で、構造的な問題ではなく一時的な業績変動。2024年12月期は過去最高の売上を更新していたし、新興国のバイク需要は中長期的に成長する。「1年の減益で一喜一憂しない」のがメーカー投資の鉄則だよ。
2.5兆円の売上って言われてもピンとこない...
身近なもので比較すると——
・スズキの売上が5.4兆円。ヤマハはスズキの約半分だが、スズキの主力は四輪車
・任天堂の売上が約1.5兆円。ヤマハは任天堂の約1.7倍
・静岡県の一般会計予算が約1.3兆円。ヤマハは静岡県の約2倍
・1日の売上に換算すると、ヤマハは毎日約69億円売り上げている
「バイクの会社」のイメージだけど、実態は世界180カ国に製品を届けるグローバルメーカー。売上の90%以上が海外というのは日本の製造業でもトップクラスのグローバル度だよ。