📊 数字で見るワークマン
小売業なのに平均年収771万円、営業利益率13%——PB比率68%とFC本部モデルが生み出す独自の収益構造。
知っておきたい数字
業態別チェーン売上構成(概算・FY2025)
アウトドア・スポーツ・一般消費者向け高機能ウェアの主力業態。645店舗
建設・農業・製造業の職人向け作業服・安全靴の原点業態。317店舗
ワークマン女子(62店)、カラーズ(17店)、プロ(10店)等
※ 日本基準(非連結)。業態別売上構成は店舗数比率を参考にした概算。実際のチェーン全店売上は各店舗の合計。
給与・待遇
| 平均年収 | 771万円(日経掲載・有価証券報告書ベース) |
| 初任給(大卒) | 月205,000円 |
| 平均年齢 | 37歳 |
| 平均勤続年数 | 11.5年 |
| 賞与 | 年2回 |
※ 本部社員(正社員)のデータ。FC加盟者の収入は別。
業績推移(直近3期・3月期・日本基準)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| チェーン全店売上 | 1,700億円 | 1,753億円 | 1,831億円 |
| 営業利益 | 229億円 | 231億円 | 244億円 |
| 営業利益率 | 13.5% | 13.2% | 13.3% |
| 店舗数(期末) | 990店 | 1,013店 | 1,051店 |
※ 日本基準・非連結。FY2025は2025年3月期(2025年5月12日発表)。チェーン全店売上は本部売上とFC加盟店売上の合計。
アパレル・小売主要企業比較
| ワークマン | ユニクロ(FR) | しまむら | ニトリ | |
|---|---|---|---|---|
| 売上規模 | 1,831億円 | 3兆1,038億円 | 6,653億円 | 9,288億円 |
| 営業利益率 | 13.3% | 16.6% | 8.9% | 12.7% |
| 従業員数 | 417名(本部) | 約8,000名(国内) | 約2,802名(正社員) | 約2万名(連結) |
| 平均年収 | 771万円 | 959万円 | 707万円 | 781万円 |
| FC比率 | 99%以上 | 0%(直営) | 0%(直営) | 0%(直営) |
| PB比率 | 68.5% | 100% | 一部あり | 高い(SPA) |
※ 各社直近通期決算ベース。ユニクロは2024年8月期、しまむらは2025年2月期、ニトリは2025年3月期。
ひよぺん対話
平均年収771万円って、本当に小売の平均?すごくない?
小売業の中では圧倒的に高い。ニトリ781万円、ファストリ959万円と並ぶ水準。普通の小売は400〜500万円が多いから、ワークマンの771万円は別格。なぜかというと従業員数が417名しかいないから。売上1,831億円を417名で割ると一人当たり約4.4億円。この高い生産性が高年収を支えてる。ただし「本部社員としての採用」が前提。FC加盟者(個人事業主)の収入は別の話で、加盟者の平均収入は公開されていない。
初任給20.5万円って普通?ニトリやファストリより低くない?
確かに初任給だけ見るとニトリ(29万円)やファストリ(30万円)より低い。でも昇給の仕方が違う。ワークマンは「年功序列ではなく成果主義」で昇給が早いとされている。SVとして担当店舗の業績を上げると評価が上がるシステム。30代で600〜700万円に届く人も多い。初任給が低くても平均771万円に到達できる仕組みがある。面接では「入社後の昇給ペース」を確認するといいよ。
営業利益率13%ってどのくらいすごいの?
アパレル・小売業としてはかなり高い水準。ユニクロで16.6%、ニトリで12.7%、しまむらが約9%、普通の小売は3〜5%。ワークマンの約13%はPB比率68%のコスト優位性の結果。中間業者を通さずに自社ブランド商品を高利益率で販売しているから。ただし「チェーン全店売上」ではなく「本部売上」(ロイヤリティ収入等)で計算すると利益率はさらに高くなる。「小売なのに13%」はビジネスモデルの強さを示す数字として面接で使えるよ。