3分でわかるユニリーバ
ラックス・ダヴ・リプトン——400名の少数精鋭が動かす世界2位の日用品企業
外資マーケの登竜門。新卒採用は年間約10名の超狭き門
主要ブランド
パーソナルケア(ラックス・ダヴ)が主力。食品(リプトン)、ホームケア(ドメスト)も展開。日本法人は約400名でこれらのグローバルブランドの日本マーケティングを担う。
3つのキーワードで理解する
少数精鋭400名の「外資マーケの登竜門」
ユニリーバ・ジャパンは従業員わずか約400名。P&Gと並ぶ外資消費財だが、日本法人の規模は圧倒的に小さい。その分、一人ひとりの裁量が大きく、入社2〜3年目でブランド担当になれる。卒業生はP&G・Google・スタートアップ等に転職し、「マーケ人材の輩出企業」として知られる。
UFLP: 3年間の超実践型リーダー育成
Unilever Future Leaders Programme(UFLP)は全新卒が経験する3年間のローテーションプログラム。マーケティング・営業・サプライチェーン等を横断し、早期に経営視点を身につける。「3年で10年分の経験」がコンセプト。
パーパスドリブン経営
ユニリーバは「サステナビリティを暮らしの当たり前に」を掲げ、ビジネスと社会課題解決の両立を追求。環境配慮型パッケージ、フェアトレード原料調達、ダイバーシティ経営で業界をリード。ESGに関心がある就活生に人気。
身近な接点
ラックス
ドラッグストアのシャンプー売場の常連。「スーパーリッチシャイン」は誰もが見たことがある
ダヴ
ボディソープの定番。「1/4うるおい成分」のCMでおなじみ
リプトン
コンビニで買えるペットボトル紅茶。夏の定番飲料
Ben & Jerry's
プレミアムアイスクリーム。社会貢献メッセージが込められたフレーバーが特徴
ひよぺん対話
ユニリーバって名前は知らないけど、ラックスとダヴは知ってる...
それがユニリーバの特徴。企業名よりブランド名が有名。P&G(パンテーン・アリエール)と同じパターン。でも就活市場では超人気企業で、外資消費財を志望する学生は必ずエントリーする。新卒採用は年間たった10名前後だから、倍率はエグい。
10名って...どうやって受かるの?
ユニリーバの選考は3つのフェーズ:
①オンラインアセスメント(認知テスト・性格診断)
②デジタルインタビュー(AIが一次評価する動画面接)
③ディスカバリーセンター(グループワーク+個人面接の1日選考)
特にデジタルインタビューはユニリーバ独自。TOEIC 730点以上が必須だけど、それ以上に「リーダーシップ経験」と「パーパスへの共感」が見られる。
400名って少なすぎない?仕事大変そう...
正直、一人あたりの業務量は多い。でもその分、入社2〜3年目で「ラックスのこの新商品、あなたが企画から発売まで担当して」みたいな経験ができる。日系メーカーなら10年かかる経験が3年で来る。ただし裏を返せば「手厚いサポートは期待するな」ということ。自走力がないと辛い。
P&Gとどっちがいい?
よく比較されるけど、全然違う:
P&G: 精緻なフレームワーク、体系的なトレーニング、大きな組織で動く
ユニリーバ: 少数精鋭でアジャイル、自分で考えて動く、パーパス経営
「型を学びたい」ならP&G、「裁量が欲しい」ならユニリーバ。ただしユニリーバは日本市場での存在感がP&Gほど大きくないのがトレードオフ。
3年で辞める人多いの?
ユニリーバは「卒業文化」がある。UFLP修了後(3〜5年目)に他社やスタートアップに転職する人は少なくない。でもそれはネガティブじゃなく、「ユニリーバ出身」がキャリア市場で評価されるから。逆に長く残る人はグローバル拠点への異動でキャリアを広げる。「ずっと同じ会社で安定したい」タイプには合わない。